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【しまね女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜6齢 親子ともに過ごしやすい♪島での子育て

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。
 
今回は島での子育てについてご紹介します。
我が家には今年8歳、5歳、1歳になる子どもがおります。全員島根で生まれ、島根で育っている最中です。

島はのんびりできる場所がたくさん。レジャーシートを広げればピクニックのはじまりです

他の場所での子育てを経験していないので、
今回は少しSFチックに(?)
移住前の首都圏在住の私(千葉さん)と、
移住後の西ノ島在住の私(島根さん)の会話形式で
島の子育てについてご紹介します!
 
千葉:うわぁ〜 10年後の私こんにちは〜。
島根:ひえ〜 10年前の私こんにちは〜。若いねぇ、20代だもんねぇ。
千葉:いやいや、そんなに変わらないでしょ。
島根:いやー、いろいろ変わるところあるのよ。君、2015年には島根の離島で暮らすことになるからね。
千葉:え、結婚して新居に越したばかりなのに!?
島根:ツッコミどころ多いよね。ぼちぼち紹介していくよ〜。
 

【島暮らし×脱皮 その13】島での手厚い妊娠・出産サポート

島根:あのね、10年後の君には子がいる。3人。
千葉:え、島で産んだの?
島根:いや、島には産院がないのよ。でも島の病院に月2回婦人科があって、そこで検診が受けられるの。本土でも検診は月1回〜2回だから、あまり不便には感じないよ。
千葉:そういうもんか〜。実家に里帰りして産んだの?
島根:いや、島根県の松江市で産んだよ。千葉の実家で産むと赤子産んでから長距離移動しなくちゃいけないし、すぐ仕事再開したいから松江で産んで西ノ島に戻ったよ。
千葉:そういう選択をしたのね。あれ、赤ちゃんって予定日より早く生まれたりすることもあるんだよね。出産前に松江で待機してるの?
島根:うん。予定日の約1ヶ月前から産院近くのホテル泊になるんだけど、町から補助が出るのよ。
千葉:ほぇ〜。手厚いねぇ。

町から、手帳の概念を覆すようなA4リングファイルをいただけます。妊娠・出産に必要な情報がぎっちり詰まっていてありがたい!

島根:これは産んだ後知ったんだけど、妊婦・出産にかかる費用はけっこう地域差があるみたい。住む場所を選ぶときのポイントにしてもいいかもね。
(※同じ自治体でも年度による変更などがあるので、必ずご自身でご確認くださいませ)
 

【島暮らし×脱皮 その14】病院は1つだけ、だからこそなんでも診てもらえる安心感

千葉:離島は病院とか困るんじゃないの?
島根:たいていの病気は島の病院で診てもらえるから大丈夫だよ。夜間も緊急外来も同じ病院だから、かかりつけの病院に車で10分で行けるっていうのは安心感があるよ。
千葉:「たいていの病気」じゃないときは?
島根:隠岐の島町や本土の病院と連携して、紹介してもらえる。まぁ、本土の病院に行くためには最低でも日帰り、場合によっては前日泊が要るから、本土の通院はネックかな〜。
千葉:どこに住むにしても健康第一ですなぁ。
 

【島暮らし×脱皮 その15】赤ちゃんや子供を見守る地域の目や声があたたかい

島根:島と首都圏では、赤ちゃんや子連れの家族に対する視線や声掛けがぜんぜん違うんだよ〜。
妊娠中から、通勤で使ってる船の船員さんに「男か女かわかった?」と声をかけてもらったり。都会の通勤電車ではなかなかない場面だよね。
千葉:たしかに。こっちは子連れがいても話しかけたりとかはないもんなぁ。あまり気にかけていないというか。
島根:飲食店とかで、店員さんが気をかけてくれることも多いよ。お客さんの赤ちゃんが泣くとあやしたり、赤ちゃんに「お父ちゃんとお母ちゃんにゆっくりご飯食べさせてあげなさーい」って話しかけて、抱っこしてくれる場面もあったよ。
千葉:ハートウォーミング〜!
 

【島暮らし×脱皮 その16】島は遊ぶ場所いろいろ

自宅の前はプライベートビーチ!? 海遊びの後はそのままお風呂に直行♪

千葉:島って、遊ぶ場所とか少なそうだけど。
島根:少なくとも、子どもが小さいうちは遊ばせやすいよ。子どもって自然物が好きで、海の水面とか葉っぱのゆらめきを楽しんだりできて。室内だとおもちゃを並べるにも限界があって、わりとすぐ飽きちゃう。
千葉:子どもと一緒に散歩すると、大人の感受性も豊かになりそうね。
島根:あと、西ノ島には『コミュニティ図書館 いかあ屋』があって、子どもも楽しく過ごせるんだよ。”移住の理由になる図書館”ですよここは。
千葉:ふーん、図書館ねぇ……。
島根:あ!君が想像している陰気で人気のない図書館と全然違うから!明るいカフェみたいで賑わいがあるのよ。
あとね、漫 画 が あ る。
千葉:(ガタッ)ま、漫画…!学校の定番の●●とか……??
島根:話題作の最新巻も入るのだよ。
千葉:それは胸アツ!
島根:藤子・F・不二雄の『異色短編集 ミノタウロスの皿』もあるぞ。
千葉:それぜったい自分でリクエストしたやつでしょ。
島根:ふふふ。ちょっと子育ての話からずれちゃったけど、楽しい図書館があるっていうのは子どもにとっても大人にとっても良い環境だよね。イベントもいろいろあるよ。

赤ちゃん、保育園児、小学生……それぞれ自分で本を選んで楽しめます

以上、島での子育てについてのお話でした。
次回は島の『飲食店・カフェ』についてご紹介していきます。
観光で来られる方はもちろん、すでに隠岐ライフを楽しんでいる方々の参考にもなるといいな。
 
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!


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【名前】小山亜理沙
【居住市町村】西ノ島町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】
雑貨屋&カフェ『あそびとくらしの店 海月堂』店長
隠岐デジタルラボ アナログ担当
【好きなこと】
散歩 漫画 音楽 おいしいものを食べること
【Love shimaneとしてひと言】
目も耳も ノイズレスな生活の快適さ 過ごしてみないと気付けません
勢いで遊びに来ちゃいなYO 隠岐は4島周ってMy島を見つけたらいいYO
春〜秋がオススメだYO(冬の隠岐にもコアなファンがいます)

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