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8月生まれさん、お誕生日おめでとうございます!

暑中お見舞い申し上げます。
まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、皆さま息災でしょうか?
夏の名残を楽しみつつ、くれぐれもお身体をおいといください。

今回の8月にて、「○月生まれさん、お誕生日おめでとうございます!」の記事が最後となります。目標としていた12ヶ月を、無事にまとめることができました。
私は私の写真が大好きなんです。
まず先に、「お、いい写真じゃないか」と私がニマニマと楽しみたくて。そしておこがましいけれども、私の好きが誰かの何かになったら嬉しいな、と思ってはじめました。
私は楽しかったし勉強にもなりました。以前は情熱を持ってじっくりと写真と向き合っていたな、こんな写真があったのか、撮影が上達していないし、もはや退化してる?!などなど気がつくこともありました。
記事が上手くまとめられずに苦労したこともありますが、和歌や俳句に触れたり、日本語の楽しさや日本の四季の美しさ、日常に潜んでいる小さな幸せを再確認できました。
そして、読んでくださったり、コメントしてくださったり、スキしてくださったり、皆さまから反応があることに勇気や元気や喜びや継続する力をいただきました。
自己満足だったかな?一緒に楽しんでくださった方は、果たしていらっしゃったのただろうか?と不安に思いつつも、何とか最後まで続けることができて、有言実行できたことを喜びたいと思います。
ひとえに読んでくださった皆さまのおかげです。
1年間お付き合いいただき、誠にありがとうございました!

8月は暦の上では秋になります。
7月23日の大暑たいしょを過ぎて、立秋を迎えます。
2023年は本当に本当に暑い夏となっています。この暑さが、日本の夏の基準になっていくのでしょうか?未来には、過ごしやすい夏があると嬉しいですね。

大暑 たいしょ
陰暦六月の中で、陽暦の七月二二日か二三日です。
極熱の盛んなる時で、この暑い時期を乗りきるために、土用の丑の日に鰻を食べる風習が生まれたりもしました。

いは磨に我物申す夏痩せによしとふものぞ鰻とりせ(万葉集巻第十六)

空の名前 高橋健司 光琳社出版 171ページ

立秋 りっしゅう
陰暦七月の節。陽暦の八月七日か八日で、秋立つ日です。
実際には最も暑い時期ですが、言葉の響きが好まれるのか、古歌や俳句には好んで用いられています。

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行・古今集)

空の名前 髙橋健司 光琳社出版 174ページ

残暑 ざんしょ lingering summer heat
立秋(8月7日頃)を過ぎれば、暦の上ではもう秋です。しかし、8月はまだまだ厳しい暑さが残っています。これを「残暑」といい、「残る暑さ」「秋暑し」「秋暑しゅうしょ」ともいいます。
 もちろん秋の涼しさを感じる日もあるのですが、そんな日のあとのぶり返す暑さは体にこたえます。盛夏の暑さよりも、むしろ残暑の方が耐えがたい暑さなのです。暑気あたりで体調を崩すのもこの頃です。
「残暑見舞」は8月末頃までに出します。相手の体調を気遣いながら、こちらの近況を伝えましょう。

牛部屋に蚊の声聞き残暑かな 松尾芭蕉

日本のたしなみ帖 季節のことば 自由国民社 76ページ 

しかし、まだまだ夏を楽しみたいですね。
名残の夏、過ぎゆく夏に想いを馳せながら、いつかの南国や海の写真、夏の言葉をお届けします。
お誕生月の方も、そうでない方も、お付き合いいただけると幸いです。

8月1日
8月生まれさん
お誕生日おめでとうございます!
生まれてきてくれて、ありがとう!

撮影してきた写真を僭越せんえつながら贈ります。見てくださると嬉しいです。
癒しとか気づきとか喜びとか何かのお役に立てたら、なお嬉しいです。

海と空
ひとつつながる
キャンバスに
美しく描く
朝日の光
おはよう
今日のはじまり
おはよう
ふたつとない朝
南国や夏には
海や空がお似合い
今日という1日を朝日が染めていく
どんな1日になりますでしょうか?
「ああ、なんて素敵な日だ」
そんな1日でありますように
物語は白い朝日から始まる
「また明日」

赤と青と緑の光の三原色は三色が重なり合って白になる
「三原色」というYOASOBIの楽曲が大好きです

どこかで途切れた物語
僕らもう一度その先へ
話したいこと
伝えたいことって
ページを埋めてゆくように
ほら描き足そうよ、何度でも
いつか見上げた赤い夕日も
共に過ごした青い日々も
忘れないから
消えやしないから
緑が芽吹くように
また会えるから
物語は白い朝日から始まる
「また明日」

YOASOBI「三原色」
ジリジリと暑い太陽の光も
過ぎてしまえば焦がれる日々
ウミガメに出会えたら幸運だね
白南風しらはえが吹いてきて

南風 はえ
主に西日本に伝わる言葉で、南風を意味します。
『物類称呼』という江戸時代の本には、五月梅雨に入りて吹くのを黒南風くろはえ、梅雨半ばに吹くのを荒南風あらはえ、梅雨晴るる頃より吹くのを白南風しろはえと言う、との説明があります。
俳句の世界では比較的使われることの多い言葉です。

空の名前 高橋健司 光琳社出版 142ページ
この先には何がある?
透明な海を眺めていると
心も体も浄化されて
純水に純粋になれる
ような気がする
水面キラキラ
飛沫
バシャンバシャン
ただただ美しくて
ただただ許されたくて
ただただ救われたくて
見ている海を

心地よい風が吹いてきて、寄せては返す波を眺めながら、無心に波音を聞いていると、心が洗われるようです。
リズム運動はストレス解消になるらしい。
私たち人間も海から生まれたといわれています。
お母さんのお腹の中は、まさに海そのものです。
無性に海が見たくなる瞬間があるのは、何故でしょうか?
繰り返される波を海を見ているだけで、ストレス解消、幸せな気分になるのかもしれない。
心が、体が、お腹の中で母と繋がっていた記憶を、母に育まれ愛されなければ生まれてこられなかったという事実を、思い出したくて本能的に海に母を求めているのかもしれない、ですね。

「おめでとう」
そんな声が幸福と共に空から降りそそがれる
ような
美しすぎて美しすぎる虹
夕虹
ダブルレインボー
虹のたもとには宝物が眠っているかもしれない
夕焼も虹も
美しい光は
夏の季語

光の美しい季節に祝福のもとに
あなたは生まれてきたのかもしれないですね。

虹 にじ a rainbow
雨上がりの空にかかる七色の円弧状(アーチ)の光の帯で、外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫色の順に並びます。空気中の水分に太陽光が当たって屈折反射することから起こり、太陽と反対側の空や、滝、噴水のしぶきにも現れます。
 四季を通じて起こる現象ですが、夏の夕立のあとによく見られることから夏の季語とされました。季語を冠した「春の虹」「秋の虹」「冬の虹」、時間ごとの「朝虹」「夕虹」も季語です。
 虹を見つけると何かよいことがありそうな幸福な気分になります。いつの間にか現れ、たちまち消えてしまう光景は、美しくもはかなく、哀れな趣があります。「二重虹」「円形虹」「月虹」などは珍しく、ことさら吉兆を予感させます。

虹立ちてたちまち君の在る如し 高浜虚子

日本のたしなみ帖 季節のことば 自由国民社 56ページ
蠍の心臓 アンタレス
さそり座

旱星 ひでりぼし the stars in times of drought
 梅雨が明けると、かんかん照りの日が何日も続くことがあります。そんな日照り続きの夜をさらに蒸し暑くするかのごとく、赤く煌々こうこうと輝く星を「旱星」と呼びます。
 星がきれいに見えるのは、秋から冬にかけての澄んだ夜空です。埃っぽく濁った夏の空では、暗い星の光は届きません。地上まで光が届く一等星の旱星が、蠍座さそりざのアンタレスや牛飼座のアクトゥルスなのです。太陽系の火星もまた旱星と呼ばれます。
 特にアンタレスは、あまりの赤さから「酒酔い星」の異名もあります。古くは、その年の豊作を旱星で占ったといい、アンタレスが赤く輝くほど、豊作になると信じられていました。

女立たせてゆまるや赤き旱星 西東三鬼

日本のたしなみ帖 季節のことば 自由国民社 57ページ
キラキラ ピカピカ 海月

海月クラゲ
美しき日本の言葉。

海と空は似ている
海の中もきっと夜空のようにキラキラと輝いているね
あの夏の日の
暑さや匂いや響きや甘みや光が
五感に残って染み付いて離れない
祝福のような夕焼け
たくさんの人々が自然の恵みを喜びを分かち合う
地球の太陽の宇宙の今ここにある
全てのことに
ありがとう
君も見て同じ海を空を星を雲を君も見て同じ海を空を星を雲を君も見て同じ海を空を星を雲を君も見て、いた?
キラキラ きらきら 光った キラキラ きらきら 光った
キラキラ きらきら キラキラ 光った 夏の終わり

8月生まれさん
お誕生日おめでとうございます!
素敵な一年になりますように
生まれてきてくれて
出会ってくれて
ありがとう!

ご両親やご先祖さま
今まで出会った
たくさんの人々
そんな方々に支えられて
今ここにあなたはいます

あなた自身を
許して認めて受け入れて
大好きになって
大好きな誰かに
大好きな誰かと
今ここにいることを
今ここにあることを
おかげさまと
感謝しながら
生まれてきた奇跡を
祝っていただけたら
と思います

お誕生日おめでとうございます。
虹や夕焼けのように
キラキラきらきらと光り輝く
幸多き美しき一年となりますよう
お祈り申し上げます。

8月も楽しみましょう!

また長くなりました。
お付き合いいただき、ありがとうございます。

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ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!