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「安西先生…居酒屋がやりたいです。」


 スラムダンク三井寿の名言から始まりました、「鮪のシマハラ」は今日も元気です。飲食業界がコロナウィルスで深刻なダメージを受けるなか、「鮪のシマハラ」は様々なことに取り組んでいます。

 自粛あけにランチ営業をスタートさせました。テイクアウトも始めました。7月からはEC通販事業にも取り組んでいます。そして少しづつではありますが、結果が出始めています。

 7月ランチ営業の売上は1,078,576円でした。テイクアウトは200件を販売し、通販のアイラマグロ(送料込7,000円)は約150件を全国の皆さまにお届けしました。コロナ禍でも「鮪のシマハラ」は確実に成長しているそう感じさせる数字だと思います。

 しかし私たちの主戦場はあくまで外食産業です。「鮪のシマハラ」は居酒屋なのです。コロナ禍で始めたこれらの取り組みが、外食で失われた売上のすべてを補填するわけではありません。

 では、なぜこれらの取り組みに挑戦するのか。それは忘れられないためです。そうです。「鮪のシマハラ」を忘れてほしくないのです。何もしない飲食店はどんどん忘れられて行く。私はそう考えています。人々が飲食店を検索する機会が激減するコロナ禍ではなおさらです。

 マグロの魅力を伝える私たちの生き様で繁盛する。それが「鮪のシマハラ」です。そんな私たちはテイクアウトや通販でもマグロをひろめて行きます。でもそれは外食産業の一翼を担う「鮪のシマハラ」の存在をアピールするためです。テイクアウトや通販がやりたいわけではありません。居酒屋である私たちが、テイクアウトや通販に挑戦していることに意味があるのです。

 コロナウィスルで世の中は激変する。もう外食産業は終わりだ。そんな意見をよく耳にします。私はそうは思いません。こんな素晴らしい産業が無くなったり衰えたりすることはありません。だってみなさん、飲食店でマグロ食べたくないですか。マグロに合う美味しいお酒飲みたくないですか。「鮪のシマハラ」で圧の強い接客を受けたくないですか。

自粛期間中に当たり前のことに気が付きました。

安西先生……居酒屋がやりたいです。

私たち居酒屋が好きなんです。飲食業が好きなんです。

 居酒屋がやりたい。居酒屋がやりたい。居酒屋がやりたい。3回言いました。コロナ禍もなにも関係ありません。「鮪のシマハラ」は必ず外食産業の第一線に躍り出ます。必ずです。外食産業を去る人間がどれだけ増えても「鮪のシマハラ」は決してあきらめません。

 第一線に躍り出るために、コロナ禍でも「いまできることをやる。」そんな我々のテイクアウトと通販をよろしくお願いいたします。それはもうマグロ愛がいっぱいで、絶対忘れられなくなりますから。






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