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一日一曲、ラブレター

11月22日は”いい夫婦の日” ということで、ちょっとだけ私たち夫婦の短い歴史を振り返ってみました。私たちは夫がダイビング旅行にフィリピンに来たのをきっかけに知り合い、日本(夫)とフィリピン(私)の遠距離恋愛を2ヶ月ほど続けました。その後、結婚を視野に入れたお付き合いをすることにしたため(そして私の職場がありえんほど悪い学校だったので)、私が帰国するという形で遠距離恋愛は終わったのですが、その間毎日、彼は仕事前の早朝に短いメールを送ってきました。

内容は夫いわく”絶対に読み返したくない”ほど恥ずかしい愛の言葉と、私に贈る一曲の歌詞とMP3の音源です。今思うと何とも彼らしくない言葉のチョイスで、こんなに甘い言葉を知ってるんだ!と笑いたくなるほどですが、音楽は彼の広範囲な興味を表すほどに多彩なものが送られてきていました。ポップスもレゲエもクラッシックもオペラも民族音楽も、なんでもあって、その一曲一曲にどうしてこの曲が自分の心や私のこと、二人で過ごした時間や将来を思わせるものなのかをしたためてあります。頑張ったね、夫さん!!

その中から今でもよく聴いている大好きなものを紹介します。当時の私にとっては新鮮な音楽ばかりでした。

Deepest Blue "Give it Away"

Propellerheads featuring Shirley Bassey "History Repeating"

The Funky Lowlives "Irreplaceable"

Lunasa

October Project "Paths of Desire"

Jack's Manequin "Dark Blue"


どこかでこれらの曲が聞こえてくると、瞬時に彼と出会った青い海や、屋台の焼き鳥や、私のアパートで食べた小さなマンゴーや、ダイビングボートから見た遠くの雷などが思い出されます。

また書いてくれないかな、ラブレター

シマフィー 

*夫が登場する記事はこちら!


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