見出し画像

【映画】浮き雲

浮き雲
1997年製作
★★★(3.6)

amazon Prime 解説―――――――――――――――――――――――――
フィンランドの映画作家アキ・カウリスマキ監督による“敗者三部作”の第1作。つつましくも幸せな結婚生活を送る中年カップルに突如襲い掛かった、不運が続く毎日を描く。フィンランドのヘルシンキ。市電の運転手をしている男性ラウリはある日、リストラに遭ってあえなく失業してしまう。同じころ、レストランで給仕長をする彼の妻イロナも職を失う。やがてラウリは転職してバスの運転手になったが、健康診断で聴覚の異状が見つかり、職どころか運転免許までも一気に失う。その後、レストランの開業を目指すようになるラウリとイロナだったが、さらに不運や災難が訪れ、金にも運にも見放されるが…。――――――――――――――――――――――――――――――――――
アキ・カウリスマキ監督の
フィンランド映画です。

まったく知らなかった監督ですが、
そのすぐには読めない
 " カウリスマキ " という監督名に惹かれて観てみました。

"敗者三部作"の1作目だそうです。
敗者って…(^^;

演技もストーリーも淡々としています。

職業をクビになって、
すぐに次の職が見つからなくても、
なんの哀しみも
悲惨さも
伝わってきません。

だから余計に哀しい
というわけでもありません。

冴えないアラフォー夫婦の、
職探しの大変さを描いた映画、
とでもいうのでしょうか。

これまで何も考えず、
なんとなく生きてきた報いだ!
というわけでもなさそうで、
ラストはちゃんとハッピーです。

それもまた謎です。

他の作品も観てみたい、
という気にさせるのも
また謎です(^^;

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?