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自分の足や歩き方を測定したら、赤点ギリギリだった件 前編 【日奇】



自分の「足」のことは自分でもよくわからない

日頃から整体で鍼を刺しまくり、身体を整えに整えている間に、長谷部誠さんが日本代表コーチに就任していました。
長谷部さんを見習って整えに整えていたはずなのに、どうしてこうも道を踏み間違えたのか苦悩の日々だったのですが、原因がわかりました。
単純に歩き方、立ち方が下手くそだったからです。
まず下記の画像を御覧ください。

深刻な立ち姿

40-59点のフットマークの下の、深刻にチェックが入っております。
これは何かというと、
自分の立ち方、歩き方を数値化したものになります。
つい10年ぐらい前まで、ポケットに手を突っ込んで歩くのがかっこいいと思っていて、その後自分の姿勢を気にするようになったのにもかかわらず、なんという点数でしょう。
自分のこと、自分の目に見えている足のことすら、よくわかっていないものなんですね。

左足は少しでかい

そもそもいつも懇意にしている整体が、
「アメリカと日本の職人がタッグを組んで、めっちゃすごいインソール作ってるんだけど、とりあえず測定だけでもしていかない?」
とでかい夢語り始めたので、夢に乗っかり測定することにしました。
パソコンに繋がれた黒い板を立ったり歩いたりすることで、自分の歩き方や立ち方の癖がわかるというものです。
結論から言うと、インソールは4万円ぐらいするので作らなかったのですが、散々な点数が書かれたペライチを渡されました。

立位の計測結果

下記画像左が私の立位の足圧エリア。右が理想的な立位・歩行の例になります。
見ればわかる通り、私はどうやら踵にものすごく体重が乗っているようです。

立位の計測結果

左右のバランス

左 58% 右42%
となっております。これは自分の体重を左にかけているということです。
私は足のサイズを測った時、左足の幅が右足よりも2センチでかいということがわかったのですが、関係があるのかもしれません。

FFX-2のユウナのような立ち方を続けると、右のようになります

前後のバランス

前29% 後ろ71%

私はめっちゃ後ろ重心のようです。
実は左に体重かけてしまうことは実感があったのですが、重心が後ろに傾いていたことは測定してから気が付きました。
後ろに体重をかけてしまうことで、ふくらはぎや太ももなどに負担が掛かり、腰痛や肩こりの原因となってしまうそうです。
自分の慢性的な症状にピッタリと当てはまっており、科学のちからってすげぇなって素直に思いました。

高圧エリア・衝動距離

高圧エリア 3%
衝動距離 112mm

こちらの指標はわかりづらいですが、一つ一つ解説します。
高圧エリアは、足全体にかかる圧力をどのぐらい分散できているかの指標になります(多分…)。理想は0%になり、私の場合はそこまで悪くない数字となります。
この数値が高いと、どこか一箇所に非常に強く圧がかかっていることになります。

衝動距離は立っているときの重心のブレの数値です。
こちらの数値も0に近づくほど良いとされています。
普通に立っているつもりでも、知らず知らずのうち体重を移動させているのです。
端から見ても何ともないですし、自分も実感ないのですが、若干ふらついているようなものです。

立位総合評価

バランス 2/20点 圧分散 12/15点 衝動 4/15点

となります。圧分散は無事でしたが、バランス・衝動ともに追試確定。絶望的な点数となっております。
私は立っている時、左足と踵に体重をかけているようです。
このような立ち方だと、前述の通りふくらはぎや太ももに負担がかかります。
さらに言うと、身体の後ろ側に負担がかかります。
皆さん立って頂いて、わざとらしく踵に体重をかけてみてください。
ふくらはぎと太ももにに力が入るのではないでしょうか。
そしてその姿勢の時上半身は少し、前傾姿勢になるのではないでしょうか?
これが首肩こりの原因となるようです。

これが続くともう一つ問題が出てきます。それはもも裏(ハムストリング)を使わなくなります。
以前から整体の先生に、ふくらはぎが固く、ハムストリングを使えていないという指摘があったのですが、ドンピシャです。
ハムストリングを使わなくなると、腰痛の原因になります。
つまり、立ち方の計測をするだけで身体の不調を客観的に見ることができました。
今は日頃から意識し、ハムストリングや背中側の筋肉を鍛えるようにしておりますが、まだ実感としては湧いてきておりません。

次回は歩き方編

歩き方編は明日更新します!!またねー


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