見出し画像

シクミタス的、プロジェクトマネジメント #2



今回は、弊社の中核をなす事業、
プロジェクトマネジメントについて
前回の続きを書いていきます!


前回の記事はこちら↓↓


シクミタスにはさまざまな事業がありますが、
実は、プロジェクトマネジメントが中心です。


前回の記事では、
会社に導入するシステムを創ったり、
研修を通して人材教育をすることは、
あくまで会社が良くなる仕組みづくりの
最終段階です、と書きました。

では、私たちが、
プロジェクトマネジメントを通して
大事にしていることとは?


これを語るには、私の経験から書いたほうが
わかりやすいかもしれません。

私は前職のコンサル営業時代、
社長と一対一で会うことがとても多かったです。
たとえば事業計画、人事制度、教育プランなど
さまざまなものを一緒に創ってきましたが、
基本的に社長と、いても人事担当との3人、
というケースが非常に多かったのです。

仕組みを創るという観点でいけば、
この2人、ないし3人で創るというのは
正直、簡単です。
ヒアリングして、その内容を元に、
私が一気に創るだけですから、
めちゃくちゃ簡単なのです。

しかし、これでは絶対に成果が上がらない。


なぜかというと、当事者である社員が、
巻き込まれていないからです。


その他に多かれ少なかれ社員がいます。
それなのに、その仕組みを使う、関わる、
肝心の当事者である社員が、
巻き込まれていない。

社長の夢を叶える、そのための仕組みですが、
共に働く社員にとっての自分事にならない限り、
何をやっても上手くいかないのです。


たとえば社員を巻き込まずに
いきなり社員研修をすると言い出したら、
関係性ができていない場合の
社員はこう思うでしょう。


『忙しいのに、また研修とか言ってる…
わけわからん…』と(苦笑)。


システム開発や研修の必要性を
たとえ当初から理解していても、
それを実りあるものとして実施するためには、
そもそもの会社の基盤であるチーム創り、
関係づくりのほうが大切です。

また、システム開発や研修のように
一見目立つ一石を投じることよりも、
関係性を築くところから一つ一つ
進捗を確認、管理していくことなど、
地味で、ともすると人が嫌がりそうなことを
実直に積み上げていくほうが、
結果的に会社は良くなっていきます。

社長が見ているところと、
現場の見ているところが相違している
ということは、よくあります。
本音を語っているようで語られていない
社風もよくあります。

しかし、ここを見て見ぬふりをして、
溝を放置したまま社員を巻き込まずに、
いきなりシステム開発や研修をしたところで、
結果的に使われないシステム、
生かされない研修を行うことになってしまう。


お金をかけてシステムを創ったり
研修をしたのに、結果的に何も良くならない、
誰も幸せにならないことがあるのは、
社員を巻き込んだチーム創りができず
自分事として会社全体で取り組むに至らない、
あるいは細かな進捗管理が徹底されないからです。


これを社長と社員だけでやっていくのは、
日々の業務も考えるとやはり、
骨の折れることなのです。


もうお気づきかと思いますが、
私たちがプロジェクトマネジメントを
通して大事にしていることは、
いかに社員を巻き込んで、
チーム力ある会社の基盤を創るか。

ここに尽きます。

以前にもnoteでエピソードを書いていますが、
本当に会社の一員になったつもりで事業を
進めていくので、ありがたいことに社長は
すごく喜んでくださいます。


システム開発や研修もとても大切です。
しかし、会社を良くしていくためには、
手段と目的を間違えないこと。
その上で正しい順番で構築していけば、
自ずと夢を叶える仕組みは、
社員も含めた会社全体で、
築いていくことができます。


こんなことを想いながら、
プロジェクトマネジメント事業に
取り組んでいます。





* * * * * * * * * *


■一緒に S.A.M.S. を創りませんか?
中小ベンチャー企業の社長を元気にする!
仲間を募集しています!


■Repo+(レポタス):
組織分析レポート自動作成ツールはこちらから↓↓↓


■Twitter


■HP



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?