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【そもそも仕組みって何??】システム会社がよく聞かれること#3



前回に引き続き、シクミタスという
システム会社を経営しているからこそ、
良く聞かれる質問について、
掘り下げていきたいと思います!


今回はズバリ、

そもそも、仕組みって何??



について書いていきたいと思います!


少し大きなテーマになりますが、
セミナーでもよくお話ししています。


『会社の仕組みを創りたいんですけど、
どうしたらいいですか?』
という言葉で質問されることが多いですが、
これを解決するために、
『そもそも、仕組みって何?』
というところを押さえる必要が
あると思います。

#1の記事にも書きましたが、
『仕組み』=『ITによるシステム』と
イメージされている方が非常に多いです。


もちろん間違いではありませんが、
決してイコールではありません。


『仕組み』とは、本当に幅広い意味を持ちます。


『仕組み』=『ITによるシステム』であり、
『仕組み』=『経営計画』であり、
『仕組み』=『ペーパーレス化』であり…


決して『これ!』と一つに限定できるもの
ではありません。


皆さんのお話を伺っていると、
皆さん頭の中にあるイメージが、
人によって違うことが多いのですが、
経営計画をつくることも、
人事評価制度をつくることも、
工場に新しい機械を入れることも、
必要な人材を採用することも、
すべて『仕組み』と言えます。


では、みなさんのこれらのイメージを
統括した私なりの『仕組み』の定義は、


会社が安定持続的に
発展するために必要な基盤



です。

会社、組織という単位で考えると、
波がある中でも安定的に、且つ持続的に
発展することは、営利企業であれば
一つの大切な存在意義です。


社員の雇用を守り、お客様の満足を高める。
そしてより良い世の中にしていくためには、
やはりこの安定持続的な発展というのは
必要不可欠なのです。


それを叶える、構造や基盤、
土台になるのが『仕組み』です。


繰り返しになりますが、
この『仕組み』にはシステムもあれば、
経営計画もあれば、人材育成もある…
そんなイメージで理解していただければ
良いと思います。


会社や組織の数だけ
必要な『仕組み』はありますが、
『仕組み』の捉え方、考え方は
基本的に変わりません。


ここで、仕組み化をする
メリットについて考えてみましょう。


これは例を挙げれば切りがないのですが、
わかりやすい例を出すと、
システムを導入することで作業時間が
短縮されて、仕事の効率化ができること。

(※システムを導入することについては、
大事な順番がありますので、関連記事
ご参考にしていただければ幸いです)


“時間” に着目してみると余裕ができる分、
新しい事業や開発などに充てることができ、
長期的であれ短期的であれ、結果的に
会社の利益に繋がっていく効果が
得られると思います。

他にも本当にたくさんの『仕組み』があって、
ここでは省略しますが、多角的に見ても
仕組み化には多くのメリットがあります。


メリットについては皆さんも
よくよくご理解されているので、
『じゃあどうやったら仕組みを
上手くつくれますか?』と、
仕組み化についてお悩みと共に
ご相談いただくことも多々あります。


仕組み化の悩みで多いのは、


仕組み化が大事なのはわかるんだけど、
じゃあ実際、うちの会社には何の仕組みが
必要なのか、わからない

もしくは、

『マニュアルや計画など、
つくりたいものはあるけれど、
つくり方がわからない


というものです。
これはよくあることですし、
慣れていない方は誰しも、
共感することかなと思います。


しかし、一番多く、
且つ一番悩ましいのは、



社員がついてこない…!



です…(苦笑)


何をつくればいいのかわからない、
どうやってつくればいいのかわからない、
は、まだ良いのです。

良くしていこうと思って進めているのに、
全く現場が、社員がついてこない…

実はこれが一番、私がよく受ける
ご相談だったりします(笑)
しかし、仕組みを創る上でこのような
悩みにぶつかる原因は明確です。


実は仕組みを創る上で
心得ておきたいことが3つあるのですが、
多くの場合、この心得が欠落しているため
失敗し、『社員がついてこない…』という
悩みにぶつかってしまうのです。

ではその3つの心得とは何かというと


① 仕組みを創る動機付け
 (目的の共有)
② 優先順位(仕組みを創る順番)
③ 人の教育


この3つです。


文字で書くのは簡単ですが
意外と盲点で、意外と取り組むのが
難しい心得かもしれません。
しかし逆に、この3つを押さえれば、
仕組みは創れるということです。


次回はこの3つの心得の
解説をしていきます!



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