何事も上達の秘訣は探求することと…?
いくつになっても、物事を「上手くなりたい」という気持ちは絶えないものです。
では、上達するには? というお話。1つの解答を、示唆したいと思います。ズバリ、
探求すること
アウトプットすること
スポーツにしてもそうですよね?
上手くなりたければ誰よりも野球について知り、フォームを探求するはずです。
そしてアウトプット、つまりプレーを誰よりもこなせば上手くなる。どこまで上手くなれるか? は本人の資質と覚悟によりますが。
この仮説、先日お会いした作家さんとお話していたときに話題になりました。「文章が上手くなるには?」という質問に対して意気投合した解答が、上の2つ。
加えて、ですね。
その作家さんは若かりし頃、好きな小説をひたすら写経しまくったそうです。分かる! 僕も写経は、なんだかんだ毎日のように続けている作業です。
なぜ文章の上達に写経がいいのかというと、「探求すること」と「アウトプットすること」が同時に実現するから。書き写しているからこそ、
「こうやって表現するのか」
「こういう構成で書くのか」
といった気づきがあります。読んでいるだけでは分からない、微妙なニュアンスのところまで。
文章上達で通る写経も、やはりスポーツのレベルアップに通じるものがありますね。尊敬する選手のフォームを「探求」し、「真似る」(=アウトプット)するうちに、良いところをどんどん取り入れようとする。
だんだん、真似から抜け出して自分のフォームに変わっていく。
残酷なようですが、周囲から「狂った」といわれるくらいの探求レベルでないと、物事の上達は突き抜けられないと思います。どこまで上手くなれるかは「覚悟」と書いたのはそのためで。
文字通り、24時間考えられるかどうか?
(レトリックですが)寝ずに続けられるほどのものかどうか?
1日1つ必ず何かを日課とし、それを1年、3年、5年単位で継続できるかどうか?
そうすると、技術の習熟はもちろんだけれど“凄み”のようなものが付いてきます。周囲からの「狂った」が、いつの間にか尊敬の眼差しに変わってくることが分かるはずです。
だから狂ってでも探求できるくらいのものと出会えるかどうか? が上達の第一歩といえるかもしれませんね。
ちなみに漫画作品などでは
数々の名選手のフォームを探求しているうちに、自然とそれらを自分の能力として引き出せるようになったのだ…!
みたいな、
「データベース化すること=技術を即取り出せる。真似できる」
ような特殊能力描写がある場合がありますが、現実ではそんな都合の良いことはないっすね。このたとえ、分かりにくいか(苦笑)。
いくら探究心が高くても、頭でっかちの知識バカになってはいけない。
アウトプットしきれないほどの知識を探求することは、自分という容れ物から水をあふれさせているようなものです。
探求とアウトプットのバランスを考えることも大事ですね。
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