見出し画像

夜間授乳を支える、メキシコの深夜のアレ


夜間授乳の孤独感ほど、さみしいものはない。


一人静かに子に授乳をする日々。
しん、と静まった部屋。
深夜ということを感じさせる。

うとうとしながらも、なにかさみしい。



とある金曜日。
深夜に子の泣く声とともに、何やら楽しげな音楽が聞こえた。

ここはメキシコだということを思い出した。

隣の部屋で、近くのマンションで、深夜のパーティーが催されている。

深夜パーティー。
近所迷惑なんてお構いなし。
大音量の重低音の音楽、カラオケ大会、ゲームで騒ぎ立てる若者の声…

深夜2時、いや4時まで続くことも多い。

今まではこの深夜パーティーによってうまく寝付けず、イライラすることもあった。


でも、今は違う。

深夜に人の声が聞こえる。

私だけじゃないんだ。

楽しそうな笑い声。
大音量の音楽。

ぜんぜんさみしくない。

でもみんな早く寝たほうがいいよ、と思いながら授乳を楽しむ。


そんなこんなで、メキシコ生活での夜間授乳は、意外とたのしいものだったりする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?