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両親の愛情が詰め込まれた小さなスノードーム



部屋を掃除し、スノードームを出した。



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出番は1年を通したら一瞬のこと。

だからこそ大切にしまい、毎年忘れずに出す。



キラキラしていて中身が可愛いスノードームは、子供の時の私には宝石のように見えた。だがどんなに欲しがっても買って貰えなかった。



その両親がある年、私が実家に帰った時にプレゼントをしてくれたもの。


「昔欲しがっていたの思い出してね、小さいけど可愛いでしょ」

そう言って私に贈ってくれたスノードーム。



あの時夢見ていたものよりも地味だ。だが、何よりも気持ちが込められいるのを感じる。昔のことを覚えていてくれた事が本当に嬉しくて沢山のありがとう を伝えた。





多くの愛情を私に与えてくれる両親。

2人の子供である以上永遠にこれからも見守ってくれる両親。



私はそんな父と母に何をしてあげられるのだろうか。

最高の親孝行って何だろう。

何を愛情として返していけるのだろうか。



まだ青臭い私には、その答えが見つかりそうにないのです。




何もしなくてもいいと言われても、何かをしてあげたくてしょうがない。この感情が最高の形の「愛」だと思う。



恋人にも友達にも、家族にも、少しだけ職場にも。



何かをしてあげたい。そう思える相手を大切にしたいな。


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本棚が可愛くなると嬉しい。


明日からまた1週間頑張りましょう。











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