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【抜毛症・うつ】通院日記#07 - カウンセリング3回目

しーちゃんのご主人さまこと、調 和緒(しらべ かずお)です。
抜毛症、うつ病といったメンタルの悩みを抱えており、いわゆる健康的な社会生活が難しい状態です。

2024年早春、一念発起して人生何度目かのケアを再開しました。
抜毛症と諸々のトラブルを解消するため、久しぶりに通院(精神科)も始めまして、その経過を記していく試みです。

この春から通い出したクリニックでは、「投薬中心の治療ではなく、心理士のカウンセリングと診療を併せて行い、改善策を探る」という方針で発進。診察とカウンセリングを交互に行う感じです。

今日は5月初旬、カウンセリング3回目の記録です。


・前回の診察〜カウンセリング3回目のあいだ

4月中にあった体調不良、退職〜新しい職場の決定、といった変調が連休を前にしてひと段落。
GW明けの初出勤まで、まるっと空白ができたタイミングでした。
体調は低空飛行ながら、気持ちの上でかなりさっぱりと過ごすことが出来る割合が増えて、落ち着きを取り戻している実感がありました。
そんな中、長らくスランプで手をつけられていなかったライフワークに着手することができて、ほんのり希望を感じる時間も◎

そのほかは内科で処方された薬を飲み出してしばらく経ち、なんだかお腹が張る感覚に悩まされるように。おそらく副作用で想定内なので、もうしばらく様子を見てみることにして服用を続けていました。

カウンセリング当日は、アパートの隣室が早朝からDIY?らしき騒音を出して目覚めが最悪に。
ものすごく怒りが湧いてきて、その気持ちを鎮火させることが出来つつも…怒りや辛さに関連して両親の理不尽な言動がフラッシュバックしてしまいました。それで、出かける支度をするまでの間、とても悲しくて泣いて過ごすという午前中でした。こんなにすんなり泣くのも珍しいのですが。

そんなわけで、なんともしんどい日でした。カウンセリングにちゃんと行けて偉いぞ私よ!

・カウンセリング3回目

今一番話したいことをどうぞ、という心理士さんの声がけで始まり、今朝の騒音〜怒り、悲しみ、フラッシュバックの辛い時間があったことをお話ししました。

そこから、子供の頃から両親のどんな態度が悲しかったのかなどを具体的に話したり、私が最近学んだ「機能不全家族」や「ダブルバインド」「原家族」「アディクション」などの心理学用語の認識をすり合わせしつつ…

自分がそういった用語の指し示す状態であると気づいたのはいつ頃だったのかとか、その時は上手く理解や自覚できなかったこと。
現在の私と実家との関係(←壊滅的)までお話しすることになりました。

私の両親は決して悪人ではありません。いたって善良な人たちですが…子供に対する態度はよろしくないものでした。
この日、特に思い出して悲しかったことは「私が何かに困って相談をしても、まずは私のことを責めて怒り散らすこと。そして解決策は『私が我慢をすること』一択だったこと」でした。

こんなことを話す中で「ご家族のことを話すのはお辛くありませんか?」とお気遣いいただきましたが、私はむしろお話しできて良かったです。家族との最悪な関係って、おいそれと友達に話せないことですから。健康的な家庭で育った人にはこんな状態って理解不能なんですよね…

心理士さんのコメントで「原家族との関係性や我慢してきた事、そういった感情が出始めているようですね」「隣室の騒音のことも、我慢してきた経験と関係ありそうですね」というのがありました。
私としては今まで散々紙に書き散らしたりして、解消しようとしてきた部分なのですが…やはり、一人で解決というのは難しく、こうして安全な場所と相手の助けを借りながら表出させることが必要なのだなと感じました。

というわけで、朝っぱらから大変な日だったのですが、結果的に深いカウンセリングの時間にする事ができたように思います。

あとは、再開できたライフワークの時間を大切に!ということと、新しい仕事も「〇〇せねばならない」でやろうとせず、失敗してもオッケーくらいに思えると良いですね、ということで終わりました。



やはり疲労感を覚えた一日で、帰り道もなんだかソワソワと落ち着かぬ感じでした。
気分を盛り上げようと入ったカフェで、隣に座った年配のご婦人(おひとり様)がなぜが私をガン見して来るので落ち着かずに早々に切り上げたりして、なんだかなぁと思ったり。

しかし、カウンセリングでだんだんと核心に迫る相談ができている様なので良かったです。
私のことだから、上手にお話しできないまま無為に時間を過ごしてしまうのでは…といつも緊張していたのです。病院に行く前の「ノートに書き出して整理する時間」を確保して臨むというのを意識してやっていて良かったな、とも^^

ではでは、また!

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