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”言いづらい事”をどう伝えるか

最近の #コーチング
全然違う人のセッションをやりながら
同じようなことを扱っているデジャブ感みたいなことは
よくあります。

最近はこれ。
#言いづらいこと 」をどう伝えるか。
 ・ #経営者 がメンバーに対しての #フィードバック しかり
 ・ #プロコーチ を目指している方がクライアントに伝える言葉しかり
#夫婦間 でお互い思っているけれど言いにくいし面倒くさい言葉しかり

みんな「 #本当に言いたいこと 」をなかなか言えずに
でも言いたくてモゾモゾ・モヤモヤがあるみたい。

こういうことってよくありますよね?
というかモヤモヤの大部分をこういうことが占めていたりして。
それが人生に占めるエネルギーってどのくらいだろ??
時間もエネルギーももったいない。

何がおこっているか。

「本当は言いたい」のに「言うと相手を傷つける」「言うとトゲが立つ」
「事なかれ主義」「波風たたないように」
相手のためを思うと、、、、ってやつ。
「本当は言いたい」のに「言うと押し付けてしまう」
つまり”命令”をしたいわけじゃない。相手の意見も聞きたいのだ。
「本当は言いたい」のに、自分に自信が持てないから、
そんな自分の声は消してしまおうとする。

結果的に、思っていることは言わないので勿論伝わらずモヤモヤは続く。


「本当は言いたい」のに「言うと相手を傷つける」「言うとトゲが立つ」
「事なかれ主義」「波風たたないように」
相手のためを思うと、、、、ってやつ。

まずこれ。相手がどう思うかはあなたにはわかりません。
それはあなたが責任を持つ範疇ではなく相手の範疇です。
本当にそうだと言い切れますか?それは事実?解釈?
傷つくことを選ぶのか、傷つかないのかは、あなたの #思い込み です。
⇒つまり、相手を慮っているように見せかけて実は
あなたが”いい人”でいたいという願いがあるのです。

言いたいことを言わずに、”いい人”を装っているあなたは
本当に”いい人”ですか?そう思われますか?
距離をとっていと何を考えているかはわからない人のままじゃないですか?

「本当は言いたい」のに「言うと押し付けてしまう」
つまり”命令”をしたいわけじゃない。相手の意見も聞きたいのだ。

うん、これは押し付けてしまうという思い込みを持っている時点で、あなたの意見は正しい、言うことを聞けと押し付けているんですね、ずばり。
こっち向け!という圧を感じます。そりゃ、相手は嫌でしょう。相手は口を閉じるでしょう。きっと本音なんて絶対あなたに言わない。本当に相手の意見も聞きたいのであれば、どうしましょうか?

まず、こっち向け!という無理やり向かせる姿勢だと逆効果でしょうね。
相手が正しい、自分が正しいの二元論から抜けでて、
違う意見も聞き入れる準備があることを示して
相手にスペースを与えなければきっと相手は意見を言えないですよね。

EX)
「あなたの意見も是非聞かせてほしいと思うんだけど・・・」
「私は○○と思うんだけど、どうかな?」
「違ったら是非、率直言ってもらって構わないのだけど・・・」
で始めてみましょう。相手にぶつけるのではなく、前にそっと差し出すように言ってみてください。
これ慣れてくるとお作法的に使えますよ。

「本当は言いたい」のに、自分に自信が持てないから、
そんな自分の小さな声は消してしまおうとする。

これはね、結構根深かったりします。そして多くの人にある。

自分の中の小さな声に #気づく 訓練が必要です。
それには一つコーチングは有効です。他には思考の排出といわれる、ジャーナリング(とにかく自分の思っていることを書く)とか、自分の体の感覚にアクセスする(何を感じているかを感じる)マインドフルネスなど方法は色々あります。

多くの場合、人は他人もジャッジしていますが、何よりも自分自身をジャッジしています。こんなこと言ってはダメ。思ってはダメ。
そうやって自分のことを #抑圧 しているとどんどん自分に自信が持てなくなります。

まずは自分が感じていることに敏感に気づくようにトレーニングしましょう。
そして、感情にいいも悪いもありません。ただあるのだから仕方ない。
腹黒い気持ちも、イライラもあっていい。(そこを認めたくないものですけどね、いい人だから)
自分の正直さを信じてあげましょう。
段々と縮こまっていた背筋がすっと伸びてきて、姿勢が堂々としてきます。
あなたは何も悪いことはない。ありのままで素晴らしい存在。


そうすると、
相手を強く傷つけることなく、
自分の率直な気持ちは吐き出せるけれど、
相手にも率直な気持ちを吐き出すスペースを与えて、
お互いに率直なコミュニケーションが話し合えると、意外にも爽やかな風が吹いて「じゃこうしようか!」なんて第三の道が見えたりするのです。
きっとその人との関係性も変わります。
もし意見が一致しない時でも、そこを保留して、
お互いの率直さが前に出せたことを祝福しましょう。

まとめ
○相手のためは思い込み(恩着せがましさは感謝されない)
○異なる意見を出してもらえるスペースを与える切り出し方
○自分を信じて、相手を信じること

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