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ロールモデル問題。男性は上司を自分のロールモデルにするな!

最近女性の方が、仕事での成長や自分のスキルの獲得に熱心だ。
男性ビジネスマンは、ストレスをため込んで、色々我慢しながらも、それを打開する努力をほとんどしてない…と感じるヒトが多い。
これは20代、30代、40代……全ての年代に当てはまる気がする。

なぜなんだろう。私見だけどこれ、
日本社会の縦構造=悪く言えば『男性中心の猿山構造』に原因があるように思えてならない。
今の時代、そんなものは有効に機能しなくなってきてるのに、
自分の未来をその機能しなくなったモデルに重ねてしまっている。

端的にいうと、あなたが目指すべきは模範は貴方の会社の上司じゃないよ!ということ。3年後にその会社に居るようじゃ未来はない!って考えてみたらどうだろう。終身雇用なんてとっくの昔に崩れてる。もし貴方の会社が素晴らしい会社であっても、貴方の上司があなたの模範である確率はたぶん5%以下とかだろう。
大企業内の男性スタッフは(一般的に)とてつもなく学ばないし、実践しない。本は読んでるかもしれない。でも本気でそれを自分でやろうと思ってない

女性は最初っから、この男性縦社会に一見所属しながらも自由な存在。平社員の女性が平気で社長にも意見できるし、そもそも男性上司を自分のロールモデルだと思ってないよね。彼女たちのロールモデルは、社会で成功しているプロフェッショナルとか別の素敵な企業の経営陣や専門職だったり、自分が納得きるポリシーを持って生きてる人。だから、彼女たちはダメ会社にいても、ダメ上司の下でも成長する。

貴方はもちろん、今の会社に居続ける決断をしても良いけど、それは貴方が経営トップに躍り出て会社を変革し続ける覚悟を決めた場合でしょう。この変わりゆく時代に『変える気がない上層部』に着いて行っても先は無い
既得権にしがみ付こうとしてるミドルは、貴方にとって思いやりをかける(憐憫?)対象ではあるけど模範じゃないよ

今の世の中、
有能なビジネスマンや起業家の行動って日々アップデートされてる。
有能で革新的で、効率的で、創造的になるためのやり方は色々な人や企業が研究して、実践されてブラッシュアップされてる。
ライフハックと呼ばれるようなやり方だったり、仕事術ジャンルの一連の書籍群がある状態だ。スタートアップが主催してるデザインスプリントに参加するのも良し、ピッチイベントで情報を仕入れて次の自分のアクションを決めるのも良し。

貴方ににはもっと貴方の模範になる人がいるはずだ。
その人を自分で選び取ってみよう。