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中学生のための山田詠美入門 2012年7月12日

 おはようございます。自称「困った女」神垣です。

 読んでくれるのはいいのですが

 少々問題が・・・

 うちの中3の娘が
 私が愛してやまない作家、山田詠美作品を読み始めたことは
 以前、書きました。

 姉ちゃんの影響を受け、中1の妹も
 読み始めたのはいいのですが……

 山田詠美作品は圧倒的に
 大人向けの内容が多く

 「こ、これを今、中学生に読ませるのは…」
 と、われながら「いかがなものか?」と感じるもの多数。

 「放課後の音符(キイノート)」

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 「僕は勉強ができない」     

 あたりは高校生が主人公でいいのですが

 私のお気に入りの1冊
 「色彩の息子」 

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をセレクトして娘に渡したところ
「なんかドロドロしてコワイ」
ですと。
まったく。分かってないなぁ、もう。

 でも、私がこの本を読んだのは20代半ば。
 無理もないか…。

 「エッセイは面白いけん」と勧めても
 「エッセイ? あんまり好きじゃないんよね」
 とつれない返事。

 苦肉の策で購入したのが、これ!
 「はじめての文学 山田詠美」
 
 文藝春秋がシリーズ化して刊行している
 “文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー”です。

 選び抜かれた珠玉の短編が
 収められていて、山田詠美初心者におススメ!

 まさに今、文学の入り口に立つ(?)
 うちの若い読者2人が早速、読み始めております。

#推薦図書

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(VOL.1762 2012年7月12日配信 メールマガジン あとがきより)


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