恋と勉強と腰【紫風随筆帖】
ちょうど今ぐらいの時期になると、文化祭や学園祭をきっかけに仲良くなって交際を始めるカップルがけっこう多いようです。
まだ目を合わすのも照れくさそうで、近からず遠からずの微妙な距離で座ってもじもじしながら仲良く話しているカップルを見ると、その初々しさがまぶしくて、
「できればもう少し近づきたいよね！」
「ほんとうは手を握りたいよね！」
みたいな、頼まれもしないのにその二人を応援したくなる自分がいます。
（お節介な近所のオバハンか？）
あの時分というのは、恋をすると勉強どころではなくなってしまうものです。
しかし私のように五十を過ぎますと、今度は腰が痛くて恋どころではなくなります。
それでももし、いい歳して私が新たに恋をすることになったら…？
やっぱり面倒くさいのでやめておきますw
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