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やってみたら思っていた以上に素晴らしく意味があることだった

自分が今やっている仕事を推すのは何かやらしい気もするが、それでも推したいくらい素晴らしいと感じている。それが私が今本業としているフロイデカムラックでの「障がい者支援事業」だ。

具体的な事業名を言うと「就労移行支援事業」「就労継続支援A型事業」である。

これら事業はまだそこまで認知もされておらず、私も働くまで詳しくは知らなかった。ただ福岡ではこの分野で有名なカムラックがこの事業を行っており、この会社が障がい者の方を支援しているというのを知っているくらいだった。


この事業への参画の話があった昨年より色々と事業について学びだし、そして実際に昨年8月より働きだして半年たった今、凄く感じているのが「やってみたら思っていた以上に素晴らしく意味があることだった」ということだ。

ではどういうことをやっているかというと、

就労移行支援:就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供を通じた就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行います。

就労継続支援A型:企業等に就労することが困難な障害のある方に対して、雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行います。

である。これらを説明だけでは今ひとつ理解が難しいと思うので、私の経験から言うと、先ず両方とも社会的にとても意味があり必要な事業だということだ。


就労移行支援事業は、職業訓練校をイメージしてもらうとわかりやすいと思っている。訓練校のように場所と環境を準備させてもらい、障がいをお持ちの方(以下、利用者さんという)に出来るだけ毎日事業所に来てもらい、そこで就労に必要な知識や技術を生活支援員職業指導員、そして就労支援員(ここでは支援者の説明は省かせてもらう)のサポートの元に身に付けてもらう。私たちはITに特化しているという強みがあり、1人1台パソコンを提供させてもらい、Webサイト作成で必要なプログラミング技術から、WordやExcelなどの一般的な社会人に必要な部分まで幅広く身につけてもらっている。

またITパスポートやMOSなどの資格試験取得のお手伝いも同時行ったり、就労に必要なビジネスマナーや履歴書作成、それに就労先の企業探しや面接の練習までさせて頂く。まさに利用者さんと2人3脚で利用者さんの人生の一部分のお手伝いをさせてもらう。健常者でも「働くまで」というところはかなりパワーがいるので、利用者さんともなればなおさらだろう。だから国として民間の手助けが必要で、こういった事業があるのだと思う。

これらを聞いたり読むだけでも必要だと思うだろうが、携わっている私としては必要で無くてもならないとまで思っている。利用者さんたちが就労を目指す先は、一般企業や行政組織、またA型事業所などである。一般企業に障がい者枠を設けている企業あるので、そこに入れれば健常者の方がとそんなに変わらない給与体型や福利厚生があるので利用者さんたちをそういった希望のところで働けるようになれば嬉しい限りである。


もう一つの、就労継続支援A型であるが、こちらは先程の就労移行支援の利用者さんたちが目指すところだったりもする。それにこの就労継続支援A型から一般企業へ就職するケースももちろんある。就労継続支援A型は就労移行支援のように、生活支援員職業指導員という利用者さんのサポートをする方がいて、利用者さんの働くをサポートさせてもらいながら、利用者さんに最低賃金以上で普通に働いてもらう場所だ。就労移行支援が訓練の場であれば、就労継続支援A型は利用者さんたちが働く場所なのだ。

私の拙い説明でご理解頂ければ、これらの事業が利用者さん達には必要であることが頷けるであろう。そしてここ半年ばかし携わらせて頂いている私からすると、「やってみたら思っていた以上に素晴らしく意味があることだった」ということだ。

だからこそもっとこの事を、より多くの方々に知る必要があると思っている。だからこのnoteで今日書いているのはそういうわけなのだ。もしこの事業に興味を持って頂ければ、ぜひ先ずは私がいる事業所に見学に来てもらい、実際の現場を見てもらいたいと思う。そして肌でどれだけ必要かを知ってもらいたい。また、もし来れないよという方も多いと思うので、このnoteをシェアしてもらえれば嬉しい。

DMやコメントなど、こちらのnoteでも良いし、私のTwitterアカウントを載せておくのでそちらでも大丈夫だ。


困っている人がいたら、何かしてあげたいと思うだろう。それをするのは誰かではなく、自身であってほしい。いつかしたいと思ったら、今してもらいたい。

ただやりすぎは禁物だと思っている、なぜなら利用者さん達は自立をしていかなければならない。あくまで私達ができることは、自立のサポートをすることだ。凄くこの加減が難しいが、やさしさと厳しさとを両方持ち彼らのためと思えばきっと出来る。まだまだであるが私でも出来ているので、いや正確には出来るように努力をしている段階であるが。



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