見出し画像

noteのハッシュタグについて嘘やテキトーを吹聴している記事が目に余るので指摘しておきますね!

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

noteのハッシュタグって、皆さんの想像や理解を遥かに超えた『なんだかよくわからん』機能になっていまして、マーケターでもない一般的なnoteユーザーさんでは、とても理解不能で難解な機能のひとつになっています。

にも関わらず、どういうわけか知った風にnoteのハッシュタグについて語っている記事が多いため、(ご本人は無自覚なのですが)「嘘情報」や「テキトー情報」を周囲に言いふらしてしまっている残念な現状があります。

中には、一丁前に「ハッシュタグ活用法」などと言いながら、最初から最後まで明後日の方向を向いた記事を自信満々で書いている方までいて、『どこをどうすればここまでの誤解ができるのか?』と素朴な疑問がつきません。

いえ、趣味として純粋にnoteを楽しんでいるユーザーさんが間違えるのは普通のことだし何とも思わないのですが、メンバーシップなどでnoteの運用を語ってしまっている方が、どこから湧いてくるのか自信満々に間違った情報を吹聴してしまっているのは問題です。

例えば、以下が「嘘情報」や「テキトー情報」の代表なものですね!

① ハッシュタグをつけると閲覧数が増える
② ハッシュタグは「人気タグ」から選ぶ
③ ハッシュタグは3~5個が基本である

はい。上記は、全て「嘘情報」や「テキトー情報」ですし、②は真逆ですらあります。

まず{① ハッシュタグをつけると閲覧数が増える}ですが、基本的にハッシュタグをつけても閲覧数は増えません。

その理由は、noteのハッシュタグを検索する人なんていないからなのですが、『検索される』などと言っている人は『まずご自身がハッシュタグを検索してnoteの記事を探したことがあるのか?』を振り返ってみてください。

『増えた!』という人は別の要素で増えていて、例えば長文記事を書けば増えた単語(キーワード)の分だけ、ハッシュタグ検索ではなく普通の検索で記事がひっかかりやすくなるので、そちらの方が断然に影響が大きい。

以前は記事下に並んでいるハッシュタグをクリックすると、各ハッシュタグページの「新着タブ」にリンクが飛ぶので、新規記事の投稿直後のみハッシュタグページからの訪問者がほんの少しだけ期待できたのですが、現在では各ハッシュタグページの「人気タブ」にリンクが飛ぶので、スキのつかない記事の閲覧数が増えることは絶望的に有り得ません。

だって、仮にハッシュタグが検索されたとしても、あなたの記事が存在しないのですから(注意:「お題タグ」につきましては、別ディレクトリの「急上昇タブ」に飛びます)。

{① ハッシュタグをつけると閲覧数が増える}としたら、あなたが投稿した記事にスキが集まることで、そのハッシュタグページの「人気タブ」で上位表示され続けつつ、さらにそのnoteのハッシュタグページがGoogle検索で上位表示され続けている間のみです。

まず、ここまでを理解できない方は、ハッシュタグを語ってはいけません。

次に{② ハッシュタグは「人気タグ」から選ぶ}なのですが、そもそも「人気タグ」というのは、記事を書いている方の人気であって、記事を探している方の人気ではありませんので、『人気タグかどうか?』でハッシュタグを選択すること自体がナンセンスです。

むしろ「人気タグ」ではない方が、長期間に渡ってハッシュタグページの上位に表示され続けることができますので、この②につきましては真逆が正解になっています。

『検索されそうもないハッシュタグをつけるのは止めて「人気タグ」をつけましょう!』と書かれている人もいますが、『そもそもハッシュタグは検索されないし、しかも「人気タグ」は検索需要でもなんでもないんだけど…』とツッコミどころが満載なんですよね。

わからないことを知ったかで書いてしまうのは大変に無責任ですし、恥をかいて信用・信頼を失うだけですので、まずは自分自身でしっかりと理解できるまで語らないことです。

最後に{③ ハッシュタグは3~5個が基本である}なのですが、この3~5個という数字は、おそらくnote CXO深津さんの{タグをつける (noteのはじめかた)}の記事が根拠になっているような気がしますが、あなたが投稿する記事の内容に関連するハッシュタグを、あなたが必要な数だけ設定していただいて構いません(上限は100個までらしい)。

実際に、上記の記事でも計24個のハッシュタグが設定されています。 

ただし、ハッシュタグの個数としては自由なのですが、𝕏やInstagramと異なりnoteのハッシュタグ設定には、明確なメリットとデメリットが存在していて、これを正確に理解しているのは777万人と言われているnoteユーザーさんの中で「しちゃおじ」のみです。

どこかでチラ見した記事では、『ハッシュタグを20個くらいつけたら、ハッシュタグ検索の「人気」や「急上昇」から記事が消えた!(ガビーン)』みたいなことが書かれていましたが、それっておそらく「#」をつけないで検索してしまっているか、単なるシステム的なタイムラグであって、ハッシュタグの個数が20個だからとか関係ありません。

こういった記事をいくつも読んでわかったことは、皆さんね、きちんと再現性を検証することなく、その時の “なんとな〜く” の思いつきレベルで物事の正誤を判断してしまっているのにも関わらず、それがその方の絶対的な真実となり、その後のnoteでの活動に影響を及ぼしていくわけですが、そりゃいつまで経ってもnoteが育つわけがありません。

noteのハッシュタグについては、皆さんが想像している以上に「奥が深い」のですが、ざっくりと理解をしたい方は、まずは「しちゃおじ」の過去記事を参考にしてください。

Googleさんで “note ハッシュタグ” と検索していただくと、1ページ目に3記事ほど「しちゃおじ」の記事が掲載されていますよ(2024年6月20日現在)。

なお、noteのハッシュタグの深淵に迫りたいマニアックな方とnoteのビューではなくPV(ページビュー)を伸ばしたい方は、以下の2記事をどうぞ!

以上 – noteのハッシュタグについて嘘やテキトーを吹聴している記事が目に余るので指摘しておきますね!– でした。

・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?