おバカなタイトルなのに内容はまとも「アホカリプス」【ホラー映画を毎日観る人】(390日目)
「アホカリプス」(2018)
ウェイン•ハリー•ジョンソン•ジュニア監督
◆あらすじ
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アイスホッケーの試合でアイスキャッツとの激闘を制して優勝したプレーリーキングスの面々は祝勝会で大いにはしゃいでいた。ジョンジーやBJ、ウェーブら選手たちが酔いの勢いに任せて外に飛び出すとアイスキャッツの面々と出くわす。どこか様子がおかしい彼らを選手の一人が挑発すると、突如噛みつかれ殺されてしまう。逃げ回るジョンジーたちだがゾンビの集団に一人、また一人と仲間の命が奪われていく。ゾンビと戦うことを決意した一行は先ほどまで試合を行っていた会場にゾンビを誘き寄せる。
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ゾンビはほぼノーメイクで全然ゾンビには見えないし、グロ描写も少ないです。
ゾンビに襲われるシーンもめちゃくちゃショボい血飛沫のCGを付け足しているだけだったりで典型的な低予算映画です。
ですがそれなりに面白く、お馬鹿なタイトルの割には意外にしっかりしたB級ゾンビ映画でした。作風的にはもっと突き抜けて破綻していても成立するとは思います。
中盤まではプレーリーキングスの面々がひたすら逃げるだけの展開ですがテンポが良いのでダレませんでした。
クライマックスはホッケー選手らしさを活かして、試合会場のリンクなどを大きく使って派手に戦います。これが中々に迫力があるし、くだらなさ満載で面白かったです。
ホッケーのパックを遠距離から飛ばして攻撃したり、審判ゾンビがちゃんと審判をやっているなどのお馬鹿な発想がすごく良かったです。
低予算の作品にも関わらず、冒頭ではしっかりアイスホッケーの試合が行われます。試合中のシーンは別の方が演じているのかもしれませんがクライマックスの戦いのシーンでもジョンジーたちがアイスリンクの上で戦うのでおそらくですけどそれなりに練習したんじゃないでしょうか。(元々滑れた可能性もありますが)
「この人生というリンクの上で試合が終わるまで滑り続ける」
というジョンジーのセリフには胸を打たれました。
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