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【14】「クライアントの前で見せる芸人根性」@月給500円の元吉本芸人が「新卒でエイベックス」⇨「中途でLINE」に入社するまで

クライアントの前で見せる芸人根性〜滑っても固定給の精神〜

というわけで、私も1年目の後半には、先輩方と一緒に大手のクライアントのフロントとして従事することになりました。
このクライアントとは、所属アーティストを長年広告契約している超大事なクライアントさんということで、

失敗は許されない。

という状況下で担当しておりました。
また、エイベックスの上層部とクライアントの上層部の方でも強固な繋がりがあり、会社全体として大変お世話になっている企業様でした。

私は末端の末端の人間で、立場的には一番弱い立場で仕事するポジションでした・・・。

そんな中、良いか悪いかは別にしてクライアント様の常務と社長に元芸人ということがどハマりし、会食時などに一発ギャグをやることがお決まりになってました。

柴田がやったギャグ一覧
・重いものを持つときの森山直太郎
・どうしても途中で話を終わらせちゃう本田圭佑
・シンプルに8.6秒バズーカー

ここではほとんど、スベるという状態がベースでした。芸人時代だったら、「スベるのきついな・・・。」とか思うこともありましたが、サラリーマンになった私は

スベっても給料減らないから大丈夫

という、とんでもない境地に達していたのです。

そんな半端ないハートでいつもクライアントの前でピエロの如くふざけ散らかしてました。
そんな強心臓な一面を気に入っていただき、クライアントからはまずまずの評価を得ていたのではないかと思います。

NSC時代のラッキィ池田先生の授業で学んだ

羞恥心を捨てる

ということがここで大きな役目を果たしたと思いました。

ただ、私だけでなく、世の新入社員や若手社員が必ず一回は経験する無茶振り。
ここで「断る」「断らない」かの正解は特にありません。

できる人はやる。できない人は
無理してやる必要はないというのが個人的な考えです。ただ、できない人でも「想定して準備しておく」ということができれば、1回くらいチャレンジしても良いのかなと思います!

無茶振りされたら営業マンの勝ち

私はこんな考えでいつもいました。基本的に社長や常務という殿上人の方々って、「仕事ができる人」は周りにたくさんいるわけで、「一発ギャグできる人」はそうはいません。

若手であればまずは「好いてもらう」事を一生懸命頑張るのも一つ大きな手法なのかなと思います。仕事はこの先でも返せますので。

ただ、重複しますが、若手社員は「一発ギャグやったほうがいい」ということは推奨しておりませんし、私もできることならやりたくありません笑

ただ単純に、「好かれる何か」というものは持ち合わせておくと色んなことがイージーになったりしますので、お勧めします!

続く


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