【12】「マネジメント会社へ配属〜新人のやること〜」＠月給500円の元吉本芸人が「新卒でエイベックス」⇨「中途でLINE」に入社するまで

マネジメント会社へ配属〜新人のやること〜

地獄の研修期間も終わり、GW明けから、部署配属となりました。私が配属となったのは、エイベックス・マネジメント株式会社というエイベックス所属のアーティストをマネジメントするいわゆる芸能事務所の部門への配属となりました。

まず配属後にやったことは

「アーティスト名を覚える！」「朝業務」

この二点です。

やはり、数多くのアーティストが在籍しているので、
・グループ名
・個人名
すべてを覚えるようにと先輩からのアドバイスをいただき、テスト前のごとく、顔と名前の一致するよう暗記しました。当時はiDOL Streetというアイドルプロジェクトが発足されており、合計100名以上の子が在籍しておりましたので、それはもう大変でした・・・笑

シンプルに「若い子の顔、全部一緒に見える！」みたいなオッサンみたいな感覚になってましたね・・・。
とはいえ、これは業務だ！！と自分の尻を叩いて、暗記に励みました。
■iDOL Street
https://idolstreet.jp/profile/

また、新人では絶対欠かせない業務といえば「朝業務」です。

朝業務とは？
・コーヒーマシーンの設定
・コピー用紙の補充
・封筒の補充
・新聞のクッピング
・同録（出演したシーンのピックアップ）

ざっとこんな感じですね。恐らく、どの企業（IT以外）でも新人の朝業務はあるのではないでしょうか？

要は、諸先輩方が朝から快適に働けるように、色々準備しておきましょう！というような業務です。
この中でも一番辛かったのが「新聞クリッピング」です。

これはどのような業務かというと、その日の朝に出たスポーツ紙の朝刊から所属アーティストやタレントの記事をコピーしてクリアファイルに保存しておく。という作業です。

スポーツ紙6紙
●サンケイスポーツ
●デイリースポーツ
●日刊スポーツ
●スポーツニッポン
●スポーツ報知
●東京中日スポーツ

ここで何が辛かったかというと

「見落とす」

ということです・・・。それは、冒頭でもお伝えした通り、自分の所属のアーティスト・タレントが頭に入っていないからなんですね。
なので、その感覚養うためにも新聞クリッピングはとても重要な作業だったな〜と振り返るとこができます・・・！

そんなこんなで、慣れない作業をやりつつも、社会人として現場で少しずつスタートしていた柴田であった。

続く