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【15】「ようかい体操第一が大ヒットした理由」@月給500円の元吉本芸人が「新卒でエイベックス」⇨「中途でLINE」に入社するまで

ようかい体操第一が大ヒット〜空前の大ムーブ〜

2014年に大ヒットした「妖怪ウォッチ」

実は、妖怪ウォッチのエンディングテーマである「ようかい体操第一」はエイベックス所属のDream5が歌唱していました。

自分の担当のクライアントがDream5と広告契約していたことから、この「ようかい体操第一」をよく現場で目にすることが多かったです。

もちろん、ちゃんと踊れます笑

このようかい体操第一の大ヒットの裏にはやはり音楽「タイアップ」の重要性があります。

音楽コンテンツのタイアップにもいくつか種類があり、

音楽タイアップ種類
①ドラマ
②アニメ
③TV CM

主にこの3種類ではないかと思います。レコード会社はこのタイアップを取りに行くという業務があり、「タイアップチーム」が組織化させるほど、重要なセクションなのです。

テレビ離れにより、近年はそこまでの効果を発揮していませんが、テレビ全盛期では、やはりドラマ主題歌になればヒット間違いなしなんて言われていた時代です。

とはいえ、やはり今でもタイアップで音楽ならびにアーティストの知名度が上がることはありますし、しっかりアプローチしていきたい分野です。

話は戻りまして、このようかい体操第一にはもちろん、テレビアニメ「妖怪ウォッチ」なくしてヒットはありません。

マーケティング観点でいくと下記のような整理ですね。

子供の動きが購入からシェアまで行っていることがわかります。
子供からのブームだとそこから保護者への認知度アップへと転換され、全体知名度もかなりあがる傾向にあります。

購入経路も上記にように、入り口は子供なのに、購入者が結果的に親にスライドすることは、子供人気グッズは全て当てはまると思います。

ターゲット⇨子供
購入者⇨親

このマーケティングの観点から、ようかい体操第一は大ヒットし、某大手ショッピングセンター(ファミリー層多い)で、イベントをたくさん実施し、即売会を敢行。

プロモーション&マネタイズ

この両軸で、アーティストを稼働させて、着実に成果が出ていました。そして晴れて、年末のNHK紅白歌合戦にまで出場し、最高の年になりました。

このようにヒットが生まれる仕組みを理解すると、アーティストプロモーションというのはすごく奥が深いですし、とても面白い。

続く


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