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本が好きなこどもと空間

♯自宅には玄関入ってすぐのホールにメインの本棚を

娘は、私の設計した空間で自由に本を読むことが大好きですし、家や車の中どこでも何時でも本がころがっていることになっています。そして最近「文学的な文章を読んでみる?」と、言おうと思っているとすでに手にとっていましたので「難しくない?面白い?.」と聞いてみると「(娘)どんな本でも、本がおもしろくないわけがない」と返事が返ってきてとても感心しました。10歳の娘の言葉からは、毎日ランドセルやカバンに本を入れては持ち歩き読む、また、家に着くと本を取り読む・・・くり返している姿を思い出しました。何冊読んだか数えてみることもありますが、正確にはわかりませんでした。本は1日3冊は手にっとているし、こども新聞は日課、学校の図書室や休み時間にも2冊程度それとは別にも、教科書や教材も娘にっとては(本)なのかもしれないです。
この日常を観察していることもほんの少し有ると思いますが、私が設計する建物には本棚が多いように思います。インテリアとして飾る本もとても好きなので、表紙のデザインが素敵な本が絵を飾るように並ぶ本棚を考え、建物の一部として設計することも有りました。

こどもの目線を考えて造る空間
こども達の会話の中で、図書館で新書がでたらすぐに順番待ちになることや、すでにたくさん本待ちになっていると、自分が選んだ本が人気が高いよ!とうれし気に話していました。こどものリアルな体験はさらに、本好きを加速させているようでした。私が先に読むことができるかなぁ…、○○ちゃんも好きだと言っていた本…、共感でき一緒に楽しいことがうれしい、本友。
このような会話を聞くと、こども達独自の文化があることが考えられます。一人で可能な移動距離も考えると、本のある場所や新書が早く出る図書館なんかは、こども達が好きなところ、あるいわ気になる場所なのではないでしょうか。


好きな場所、気になる場所を計画的に考えてみる
まず、自宅には玄関入ってすぐのホールにメインの本棚を計画し、こっそり新書を忍ばせる。
私は娘の笑顔を楽しみながら、本を忍ばせ観察することを繰り返しています。棚に、椅子に、机に、階段に、ベッドに、車に、(本)を置く…もはや、あちこちに置いてあります。

♯本のリサイクル・・・
本を整理整頓したいと考えても本棚のスペースには限りがあるので、リサイクルや図書館はとても大切だと思いますし便利です。
夢のような話ですが、家の前に図書館があるなんてほんとに素敵なことだろう…と思います。本好きの家族でシェアできるかな?とも思います。
とは言っても、限られた空間の中にどのように本を置くのかと考えてこれからも私の設計の中で本棚は大切なことになります。

これからも、多くの本棚を計画して少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです
そして、今日も本をどこかに忍ばせて観察し続けています
(しばみや ゆかり)



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