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#読書の秋2022
日記:国会図書館で赤染晶子『じゃむパンの日』を読む
国会図書館へ行くと、なぜか国会図書館で読もうとした本ではなく国会図書館へ持って行った本(空き時間に読む用)の読書がはかどるので、その感想を書きたくなります。今回は赤染晶子『じゃむパンの日』(palmbooks, 2022.)。
国会図書館へ行き、マンガを読む人の集いを見かける今日も今日とて国会図書館に行った。前回同様、鹿の毛玉について調べるためだ。
前回は目新しくて、いちいちきょろきょろしてい
津村記久子『苦手から始める作文教室 ──文章が書けたらいいことはある?』
私は毎日日記をつけていて、「前日こねたパン生地が発酵してあまりにもふくらみ、タッパーの蓋を自力でこじ開けているのを発見した」などしょうもないことをせっせと書いては、それでも夜寝る前に「これもあれも書けていない」と思いつつ眠りに落ちています。頑張って日記を書いても、全部を記録できないなら意味がないのでは? そもそも誰にも読まれないし……
などとつらつら考えている中で、津村記久子『苦手から始める作文