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【適応障害】休職から約半年の体調記録

こんにちは、適応障害で休職中の柴です。
休職から約半年ほどが経とうとしています。

回復の経過、闘病での気づきがあったので記録を残したいと思います。

<よい子へのお知らせ>
今闘病中で苦しんでいる方は、このnoteを読んでご自身の体調と比べないでください。心の落ち込みが回復の妨げになるかもしれません。
(私は人と比べてしまって落ち込むことが多かったので…)

見る場合もあくまで一例としてご覧くださいね。

by 闘病者の私



半年経って

適応障害は一般的にストレスの原因から離れ、約半年ほどで回復すると言われているそうです。

ただ私の体調回復というと、一言で言うと「亀の歩み」
全体の流れとしては回復傾向にありますが、ひじょ~~~に緩やかです。

リハビリとして図書館読書をしていますが、ほぼ毎日通え、取り組む読書も2~3時間行えるようになってきました。noteも書ける日が増えてきました。

図書館と家での生活の継続の中で友人と会う気力が戻ってきて、それらで落ち込むこともだいぶ減ってきました。

でも主治医からは一向にOKが出る気配がない。減薬も最近進まない。
こんなに動けてきて疲労も感じるのに、睡眠薬を減らしてしまったとき、寝れなかったのです。

主治医と話した感じ、もう一押し(もしかしたらもう少し)、回復に時間がかかりそうな気がしています。

体調回復が思うように進まずに苦しく、そして焦りがつのっていく。

「なんで、私はずっと治らないんだ!!!」

最近は解決策を求め、リハビリで行っていた読書で精神科医の書籍を読み漁るようになっていました。


回復が遅かった理由のヒントを発見

私の大好きなnoterさんである、みかんさんの記事を読んでいたら精神科医である泉谷閑示さんの書籍が紹介されていました。

このnoteがとても分かりやすいので、ぜひ読んでみてください。
(みかんさんの解説がわかりやすいので説明は省きます…)

ちなみにおすすめされていた本を読みましたが、この本は読了に約3時間かかり、新書でほぼ文字。読み切るのに体力はいりますが、この本が明快でとても腑に落ちました。
(少し哲学チックでもあり、回復初期は読むのはきついかも)


【考察】回復が遅い理由

この本を踏まえ私に足りなかったものを考察した結果。
それは、心の休養と体の休養を分けて考える必要があるということ。

もう少し分解すると3つくらいあります。
※あくまで私の意見です。療養自体は主治医と相談してくださいね。

1.頭の発するメッセージ「~すべき」に囚われていたままだった

最近はこんな気持ちでいました。
・早く社会へ戻らなければ!
・社会へ復帰する手段を検討しなければ!
・リハビリしているなら体調も回復しているべき!(なのになぜ治らない!)

半年間で徐々に自分のふがいなさを受け入れたり、少しずつソフトになっているつもりでした。でも無意識に頭で「するべき!」と考えていて、心は焦燥感に包まれる。

だから「心の休養」の質が悪かったように思います。(つまり、心が休まっていなかった)そして心はそれに抗うため、体に影響が出る。
だから「体の休養」の質も悪い

そりゃ、回復も亀の歩みだったわけだわ~。


2.「体の休養」は対外的に可能だが、「心の休養」は薬では多分できない

「体の休養」は、服薬で強制的にできます。
睡眠薬、抗不安薬(頭の回転を抑えることで不安を抑える)を服薬していたので、良く寝ました。

結果、自律神経失調症の症状としてあった頭痛、微熱、ひどい肩こり、めまいなどは落ち着いていきました。

「心の休養」は、薬を飲み、ただ休むだけではだめでした。
必要だったのはきっと以下です。
 ・割り切って休みを休みとして享受すること
 ・社会的離脱への不安、責任感などから一度離れること
 ・うまくいかなくても「まあいっか」と思うこと
 ・不安を具体化し、今解決できるか否か検討すること
 ・「いま・ここ」に集中すること

将来の不安や、過去の責任に囚われているとずっと焦燥感があります。
今体は動かないのだから、どうしようもできないのに。

今できることを把握すること、その中で最大限できることに集中してみる。

体が服薬で動きを制限されたように、頭の思考は自らで制限し、心の休養にも目を配る必要がありました。


3.シンプルに体力がないので、回復も遅い

(あたりまえだけど)体力ある人は、寝れば回復も早い。

私は寝れど寝れど、少しずつしか回復しない。
そして体力タンクが小さいのですぐ使い果たす。

半年の間に風邪もひきましたが、これは回復に非常に悪い影響を及ぼしました。

体力(体が元気なとき)って、メンタルを安定させますよね。
つまり、風邪なぞひこうものなら、メンタル不安定になる。

そして、回復がより遅くなる。
(何なら、私の場合は体調が休職初期程度まで悪化しました)

体調不良にならないためにも、基礎体力を落とさない工夫は今後もしていく必要がありますね。


まとめ

夏ごろには社会復帰していくめどが立つだろうと思っていたこと自体も、私の焦燥感を煽っていました。

今できることに集中して、一つずつ自分の体調と向き合いたいと思います。
図書館読書、生活習慣を整える、おいしくご飯を食べる。

また少し良い変化があったらnoteに書いてみようと思います。
またね。



自分の記録のために、リハビリなどをnoteにまとめています。
どなたかのご参考になれば幸いです。


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