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動物たちの世界はいつも優しさで溢れている‐15歳のチワワ、さくらちゃんがやってきた🌸‐

このたび、我が家にまた新しい家族が増えました。
推定年齢15歳のチワワ、さくらちゃんです🌸
我が家には先住犬トイプードルのキュル(10歳)と柴犬のchimo(5歳)、そして先住猫ハチワレの庵くん(もうすぐ10ヵ月)がいます。
4匹が日々お互いを受け入れ信頼し家族になっていく姿は、思いやりで溢れています。

動物たちの世界はいつも優しい。
私たち人間は学ぶことばかりです。


推定年齢15歳以上のさくらちゃん。
長年暮らしたご家族と急なお別れが来てしまい、ひとりぼっちになってしまったそうです。
ご親族が様子を見に行き、ごはんをあげたりお散歩をしたりしてくれていましたが、その方が引き取るのは難しい状況でした。
知り合いの保護活動をしている方に聞いてみたりもしましたが、15歳以上というのはシニア犬になるのでなかなか引き取り手を探すのは難しいかもしれないと言われました。
それぞれいろいろな事情がありますから、誰も責めることはできません。
それに一番に考えるべきは人間のことよりも、さくらちゃんの幸せ。

この話を聞いたのが5月の下旬のこと。
例年になく暑い日も多く、湿度も高い。
本格的な夏が来る前に一刻早くなんとかしなくてはならない。
さらに、小型犬の平均寿命といわれる年齢に差し掛かっているさくらちゃん。いつなにが起こってもおかしくはありません。
15歳まで家族と一緒に暮らしていたのに、ここから先の日々が悲しいものになるのは耐えられませんでした。

犬や猫の1日は人間の5日ほどだと言います。
そのくらい駆け足で日々を駆け抜けていってしまうのです。

もう悩んでいる暇などないのではと家族会議を開催し満場一致でお迎えしようということになりました。そうと決まれば、善は急げ。
早速さくらちゃんに逢わせてもらい、我が家で引き取りたいと申し出ました。

さくらちゃんを抱き上げると、驚くほど軽い。
思えばチワワに触れるのは初めてでした。チワワってこんなに小さいんだ…なんてかわゆいのだ…
小刻みに震えてはいましたが、怒ることもなくとてもいい子です。
突然やってきた見知らぬ人にどこかに連れて行かれるなんて、怖いに決まっています。
その足で病院に行きわかったことですが、目がほとんど見えてないようで余計に怖かっただろうと反省しました。ごめんよ、さくらちゃん。
それにしてもいつもお世話になっている動物病院の先生、また家族が増えたことちっとも驚かれなかったな。
少し痩せているけれど、健康状態は問題なしということで、ひと安心。
目が見えなくたって大丈夫。
我が家は賑やかだから、きっと楽しく暮らせるよ。

さくらちゃん🌸
15歳には見えないベビーフェイス

新しい子を迎え入れるとき最も気掛かりなのは、今家にいる子たちに負担がかかりすぎないかどうかということ。
全く負担なくというのは難しいとわかっているし、人間のエゴで生活環境が変わってしまうことをいつも申し訳なく思っています。
でもいつだって、この子達なら大丈夫と信じることしかできないのです。
キュルを3歳で引き取ったときもchimoを6ヶ月で迎えたときも、庵くんをお店の裏で保護して連れて帰ったときも、みんなそのときいた子たちに優しくしてもらい、受け入れられて家族になっていったこと、この子たちが誰よりも優しい子たちだということを私は知っているからです。


さぁ、いよいよ初対面。さくらちゃんを抱っこして家に帰ると、キュルとchimoは庵くんが来た時と同じように早く降ろして、早く見せてと大騒ぎ。お互いに匂いを嗅ぎ合って敵ではなさそうだと認識したのか、興奮してはいるもののなんとか大丈夫そう。犬の適応能力って凄い。

さて一方、一匹姿の見えない子がいる…あれ?庵くんどこ行った?
探していると部屋の隅の方から「ウーウー」と唸り声が聞こえてくる。
庵くんが威嚇している。しかも凄く遠くから威嚇している。
そして、初めて庵くんの「シャー!!」を目撃。なんだか感激。
そうだよね、お迎えするのは初めてだもんね。
庵くんだって我が家に来てまだ9カ月、まだまだ甘えたい盛りです。

庵くんが家族になったときのお話しはこちら↓↓↓



みんな少し距離を保ってはいるけれど攻撃心がないことがわかったので、過干渉になりすぎないよう見守ることにしました。
みんなのルーティンの中にさくらちゃんも入って、いつもと変わらず過ごすこと約3週間。
もうずっと一緒にいましたっけ?というくらい馴染んできています。
お互いがお互いを気にかけながら暮らしているのがよくわかります。

1匹増えるとごはんの時間もわちゃわちゃです。


動物たちは本当に賢くて優しくて素晴らしい。
人間はなんて煩悩だらけなんだろうかと自分が嫌になります。

ちびーズ
立ち耳's

もうちゃんと、家族だね。
みんな優しく育ってくれてありがとう。


家族として愛情を注ぎ、最期の日まで一緒に暮らそうという覚悟で、動物を迎える人がほとんどだと思います。
でもどうにもならない事情や、飼い主さんの高齢化で一緒に暮らせなくなってしまう子がたくさんいるのも現実です。

今年になって携わり始めた『ペット防災』に加えて、さくらちゃんを迎えたことでより強く感じた『ペット後見』の問題。

他人事ではなく自分にもいつ何が起こるかわからないので、持病やアレルギー、食べているフード、何が好きで、何が嫌なのかなど1匹ずつの情報を書いておくことも凄く大切だと感じました。

できることはほんのちっぽけかもしれないけれど、こうして発信できる場所もあるのだから、きちんと学び、理解し、伝えていきたいと思います。

『ペット防災啓発窓口』としての活動も始めました!!

1匹でも多くの動物たちが幸せに暮らせる世の中になりますように。


4匹のInstagramはこちらですฅ🐾↓↓↓


最後に。
いつもお読みくださりありがとうございます。
前回の「もんぺ」の記事が有難いことにたくさんの方に読んでいただけてとても嬉しく思っております。

謎のプレッシャーでなかなか次が書けずでしたが、
気を取り直してまた気楽に書いていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

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