単眼思考な日本人(4)

みなさま,こんにちは。

いつも,私の記事をご清読くださり,誠にありがとうございます。
日々のみなさまがたのご厚情に,謹んで心与利厚く御礼申し上げます。

単眼思考な日本人(1)
単眼思考な日本人(2)
単眼思考な日本人(3)

前回まで,「単眼思考な日本人」と銘打って, #求職活動 における #退職理由 の問題について申し上げました。

前回の「 単眼思考な日本人(3) 」では, #求職者 #シューカツ生 の視点から申し上げました。今回私は, #求人者 の視点からこの問題について申し上げる機会を賜ればさいわいです。

#履歴書 #職務経歴書 には必ず在籍していた会社名(組織名)が記載されていますが,各会社(組織)のことを本当に理解したうえで #退職理由 を問うているか否か。かなり疑わしいと思います。
否,寧ろ,会社名(組織名)だけを見て,印象(フィーリング)で決めつけているだけのことも多いと思います。

#退職理由 を問う場合,当然ながら法律( #民法 #労働基準法 #労働契約法 )のみならず,その会社(組織)の実態に目を向ける必要があります。なぜならば, #退職理由 と会社(組織)の実態とは一体不可分だからです。
しかし,このことを理解していない日本人が殆どでしょう。

会社名・組織名だけを見て,会社・組織の実態に目を向けないのであれば, #退職理由 を問うことそのものが無意味です。なぜならば,会社(組織)は,所詮人間によって運営されているからです。言い換えますと,会社(組織)の場にいる人(間)が,会社(組織)をつくっているからです。

#求職活動 #就職活動 において,#退職理由 を問うのであれば,当然ながらその組織の「人」についても目を向ける必要があります。しかし,そのようなことが問題視されることは殆どなく,すなわちそれは失当です。 #退職者 も何もなくいきなり退職するはずがありませんから,当然 #退職 に至るまでにさまざまな人間的行動(= #社会的動物 としての行動)が介在しているはずです。その人間的行動がもっぱら退職者自身に起因するのであれば問題視する必要はありません。しかし,会社・組織の人の行動が起因しているのであれば,そのことに真剣に目を向けなければ,本当の真実を知ることは不可能です。それを避けているうちは,厳しい言い方かもしれませんが,時間つぶし・ひまつぶしでしかありません。

失当である前提に基づいて判断することは不毛の至りであり,実にくだらない。しかも,殆どの日本人( #サラリーマン )が 一銭の価値もない #サラリーマン根性 丸出しで, #退職理由 を何ら疑問を持とうとせずにバカ真面目に質問している。これは,滑稽の極みと言うほかありません。

以上,4回にわたって #退職理由 について述べて参りました。

わたしたちは,アタリマエと思っていることに何らの疑問を持たずに過ごしています。しかし,それが本当にアタリマエなのか,いろいろな観点に照らして正しいのか。そのことを,今一度再考する知恵を持つことが必要だと思います。

ご清読ありがとうございます。

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