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できるできないより、するかしないか

「〇〇はやったことなくて。」
「あっているか不安で。」
「なかなか自分に自信を持てなくて。」

仕事になると、どうしても自信を持てないことが多いちーかまです。
少しずつ自分を大切にする方法はわかってきたけど、私はいつも何かに怯えている。何に怯えているのか、なぜ怯えているのか、どうしたらその思考を変えられるのか。

今回は、「自信をなかなか持てない」わたしが自信と向き合ってみた話をします。

今回はヒントを得るため、これらの本を読みました。これらの本からヒントを得つつ、実際に取り組んだことを紹介していきます。

①怖いものリストを作成する

まず、「怖いものリスト」を作成するところから始めました。描き始めたところ・・・

  • クライアントから自分の知らないことを聞かれる

  • 社内の人にやったことないことをやれと言われる

  • クライアントにできない人間だと思われること

  • 社内の人にできない人間だと思われること

んんん、、!!他の人にできないと思われることに怯えてたの、わたし??
なぜ、できるやつだとおもってる??

自分の本心は、なかなか自分でも気づかないものです。わたしは、どうやら他人からできないやつだと思われる未来に怯えてたらしいです。

②偽りの自分の特徴を把握する

『心を鍛える技術』には偽りの自分、無意識のうちに不要な思い込みを自分でしていることについて述べられてました。

偽りの自分には「尊敬されたいモード」「優秀さの証明モード」「被害者モード」「マウンティングモード」「偽ワクワクモード」の5パターンがあるとのこと。

読んでみたら、わたしは「被害者モード」の思考に近そうでした。

自分自身に何か欠陥があると感じているので、「相手は私を責めてくるのではないだろうか?」「私の意見は非難されるのではないか?」と、いつも警戒しています。相手の発言や行動すべてが、自分を批判しているように感じてしまうのです。

こういった劣等感を感じるタイプは、自己評価が高いタイプ、自分に意識が向きすぎている状態だそうです。

ここまで自分と向き合ってみて、グサっグサっと、現実を突きつけられておりますが、、笑
漠然となぜだろうと悩んでいる時より、「こういうふうに思っているんだ」と自分の気持ちを知れている時の方が、気持ちがスッキリするような気がします。

まずは、自分は何に怯えているのか、その根本となる価値観はなんなのか(わたしの場合、自己評価の高さから生まれる劣等感)を把握することから始めることをおすすめします。

いろいろと現実を突きつけられますが、、(汗)自分とじっくり対話をして、優しく自分の気持ちを聞いてあげる、受け止めてあげるところから、わたしは初めてみました。

③劣等感を持つ人におすすめの思考

ではそういった、劣等感を持つ、自己評価が高いやつは今後どうしていけばいいのか。
『心を鍛える技術』では、2つのやり方が紹介されていました。

(a)「できる/できない」で考えることを止める

劣等感を感じやすい人の思考として、人や経験を比べて、物事を「できる/できない」で判断しがちということが挙げられていました。

これは結構納得です。わたしは知見・経験のある業務→比較的できる、知見・経験のない業務→できない、と疑いもせず思っていました。

ただこの「できる/できない」思考を、「経験する/経験しない」思考に変えてみる。

できる、できないより、経験してみる、やってみるに変える。

『自信は「この瞬間」に生まれる』の本では、アメリカと日本の評価観点の違いを述べていました。

アメリカ;加点方式。0点から始まるから、やらないよりはやった方がマシという価値観。
日本;減点方式。あらかじめ模範回答が用意されており、100点から開始する。あらかじめ答えがあるから、できた場合はそのまま、できなかった場合は減点されていく。答えがわからない場合は、減点されたくないなら何もしない方がマシという思考になりがち。

おそらく、わたしが「できる/できない」と考えるのは、答えがある前提で考えてしまっているのだと思います。答えがあるから、それと比較してできているか、できないかを気にしてしまう。

答えがないなら、「やるか/やらないか」「経験するか/経験しないか」
そして、世の中にはもうほぼ全て答えがない。であれば、なおさら減点思考から加点思考、「やってみる」精神に変えた方が良さそうです。

(b)相手のためにやる

自分はできないと思っているのは、自分を心配している状況だそうです。であれば、意識の矢印を自分以外に向けてみる。

クライアントのため、家族のため、友達のため、自分以外に矢印を向ける。
そうすることで、自分ができるかより、誰かのためには何が必要か?という視点で物事を考えられるようになるそうです。

④自信を持つ、ということはありのままの自分を受け入れること

結局、自信を持つためにはどうすればいいの?という問いについて、自信を持つ、持たないという思想より、今の「自信がない」という思考を変えて、ありのままの自分を受け入れることが大事そうです。

ありのままの自分を把握する方法はいろいろあると思いますが、『心を鍛える技術』ではコアバリュー(価値観)と強みを把握することが述べられてました。

コアバリューは自分が大事にするバリュー(価値観)のことで、本の中では20個くらいキーワードが並べられており、直感で大切にしたい、ピンとくるキーワードを10個選べ、その中から特に大切な3個を選べ、という内容でした。

強みは、「ストレスなくうっかりできてしまう行動」や「過去の自分の行動の共通点」から考えるというものでした。

著者が取り組んだ結果、コアバリューは、信頼、ユニーク、変化。強みは、相手のことを考えられる、変化を厭わない、自分で考え、行動できるというものでした。

終わりに

自分の思考の癖を変えることは、かなり大変です。
しかし、ちょっとだけ思考を変えるヒントを知れれば、今まで苦しんでいたことに未来は苦しまなくても済むかも知れません、苦しみが減るかも知れません。

自分の気持ちに耳を傾け、(心の中の自分と)共に苦しまなくて済む未来へ改善していきたいなーと思ってます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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