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2023年6月の記事一覧
「人生とは壮大な暇つぶしである」ってすごくネガティブな思想なんだと思ってたけど逆だった。すごく前向きに生きる思考法なんだ。退屈と生きざるを得ない人間にとって、「暇つぶし」は生存ツールであり、退屈をなくすことを考えるより、どんな暇つぶしを選ぶかを考えるのが吉である。
暇つぶしが人生に必須だからといって、消費社会が正しいとは思えない。もっと笑顔の人が増える暇つぶし社会を作れないだろうか。しかし、暇つぶしって言葉は誤解を与えやすい表現だから、暇つぶし社会なんて言ったら多くの誤解を生むだろうなぁ。
人生、つまり人が生きるということは、壮大な暇つぶしの連続なのかもしれない。
人間は退屈を感じ続ける生物で、そんな人間が生きていくためには「暇つぶし」が必要なのかもしれない。
「暇と退屈の倫理学」(著・國分巧一郎)と「仕事なんか生きがいにするな」(著・泉谷閑示 )。2つの本って良く似てるかもとふと思った。