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(特に20代の方へ)周囲の全員がMBA留学に賛同してくれる完璧なタイミングはない


■周囲の全員がMBA留学に賛同してくれる完璧なタイミングはない

人生のどのタイミングでMBA留学を決意しても、必ず反対意見を聞くことになります。結果的に振り返ってみて最高だったと思うタイミングでさえそうです。

特に20代の方にお伝えしたいことは【30代に入ってどれだけ経験を積んでも、挑戦しない理由は姿形を変えて存在する】ということです。

20代前半「入社したてで仕事も覚えてないし、MBA留学なんてまだ早い」
20代中盤「部署異動・転勤したばかりだから先ず新しい環境に慣れないと」
20代後半「海外赴任や新規プロジェクトも任されたし挑戦してみようかな」
30代半ば「家族もいるし家を空けるわけには・・・」
30代後半「この歳で卒業後に再就職先見つかるか分からないし、休職できても昇進遅くなるだけかな・・・」

社会人として10年弱仕事をしましたが、社会人はじめの頃は「MBA留学なんてまだまだ先の話だよ」と言われていたのに気がついたら「これだけ経験積んだのに今更MBA留学に行くのは勿体無いんじゃない」と言われるようになっていました。

もちろん善意で言っていただいていたのは伝わっていたのですが、多分どのタイミングで決断していても「今じゃないんじゃない?」という意見をもらっていたんだろうなぁと思います。

「周りの反応を伺って、みんなに応援してもらえるタイミングでやってみよう」というスタンスだと、気がついた時にはもう遅いと言われずっとチャンスが訪れない、、、なんてことになるかもしれません。

■反対意見に出会っても自分を信じ抜く芯が必要

人生のどのステージでも満場一致で周囲の全ての人からMBA留学に賛成してもらえることは少ないと思います。それは周囲の人が自分を心配してくれているからこそ言ってもらえる場合もあります。置かれている状況や成功体験などは人それぞれなので、自分と異なる考えの人がいることはむしろ自然です。

しっかり検討し考えた上で自身が決めたことであれば、たとえ反対意見があったとしても、「自分にとってはこれが正しい選択だ」と信じ抜く芯が必要なのではないでしょうか。(もちろん盲目的に人と異なる選択をとることを肯定しているわけではありません)

■MBA留学を決断する時に注意すること

MBA留学では「MBA留学挑戦を決意してから入学できるまでタイムラグが長い」ことに注意が必要です。

出願に必要な資料を揃えることや英語のスコアメイキングにも時間がかかりますし、入学できるタイミングも限られていますので、一発で合格したとしても半年から1年程度時間がかかってしまいます。

なので「来月がベストタイミングだ!」と思ってもすぐに入学できるわけではありませんので、MBA留学に興味があるのであればチャンスが訪れる前から情報収集をしておくことをお勧めします。

■MBAにベストなタイミングはあるのか?


非常にありきたりですが「ベストなタイミングは人それぞれ異なる」というのが私の考えです。

学校が要求する職務経験を満たしていれば、あとは自身のキャリアプランや知識・経験、家族の状況などに応じて、人生のどのタイミングで挑戦するのが良いかは結構変わってきます。

例えば、20代半ばで社会人経験数年でチャレンジしても良いですし、20代後半でも海外駐在など今の会社で挑戦してみたいことがあればやってみてからMBAを考えても良いかもしれません。ご家族がいらっしゃる方はパートナーのキャリアやお子さんの状況などを考慮する必要もあります。

■台湾大学GMBAの場合

台湾大学のGMBAの場合、20代半ばから30・40代まで幅広い年齢の人が在籍しています。年齢に応じて職務経験に結構開きはありますが、自身がどの年代だったとしても違う年齢の同級生から学べることはたくさんあると思います。

リンクは台湾大学GMBAの学生プロフィールです。学生のキャリア年数の平均は5年間で、だいたい20代後半がボリュームゾーンという感じでしょうか。2022年入学のバッチだと、東南アジアの留学生が比較的若くて台湾・香港・日本など東アジアの学生の年齢は東南アジアより少し上、という印象です。

※30代中盤あたりから、EMBAも選択肢にはいってきます。カリキュラム・学費・クラスメイトなど様々な点でMBAと異なりますので比べてみてどちらが自分に合っているか検討しても良いでしょう。(ちなみに台湾大学のEMBAは中国語になるので、中国語ができない場合はGMBA一択になります)


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