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普通の会社員が海外MBAを知るはじめの一歩

フルタイムで働いていた頃、最初はMBAに進学することは全く考えていませんでした。特にMBA留学となると当時の会社で働きながら通うことは困難だったので、勉強のためにそこまでリスクをとることはできないと思っていました。

■きっかけは体験プログラム

そんな考えだったのに海外MBAに興味を持つようになったのは、当時勤務先の近くにあるCEIBS(中欧国際工商学院)で行われていたセミナーとPre-MBA Bootcampがきっかけでした。特にPre-MBA Bootcampでは5日間かけてMBAプログラムと同様の授業、企業見学、アクティビティに参加できるボリューム満点のプログラムでした。

https://www.ceibs.edu/mba/camps


私が参加したときにはコロナの影響で中国国外からの参加者はいなかったのですが、何人か他の国の学生もおり中国人学生も英語は堪能でしたので、海外MBAの雰囲気を味わうことができました。

■大きなリスクを取らなくても参加できたのが大きい

Pre-MBA Bootcampの参加者はほとんど仕事をしている社会人でした。そんな参加者の気を遣ってかプログラムは平日3日+週末2日開催と平日仕事をしている人に参加しやすいようになっています。
※2023年2月に確認したところ、プログラム期間は6日間になっていました。

仕事をする中でスキルアップには本来興味があったので、「これなら有給休暇を繋げればいける!」と思い申込みました。小論文や電話インタビューを経て無事合格の連絡、短期プログラムとはいえ「入試」という単語から離れて久しく合格連絡を受け取った時は嬉しかったです 笑

たったの1週間でも机を並べて昼夜一緒に行動すると一つのチームという雰囲気を感じました。

  • いろんなバックグラウンドの人の経験・意見を聞いて刺激を受ける (こんな仕事や働き方があるんだ、という学び)。

  • 自分も勇気を出して手を上げて発言する(フィードバックをもらえると嬉しい)。

  • いろんな業界の事例や理論に触れることで、自分の業務をいつもと違った視点から振り返られる(正直細かいところは覚えてないけど、学ばないと視野狭窄になってしまうという気づきは印象的)。

最終的には台湾大学に行くことを決めましたが、CEIBSで良いなと思ったMBA留学の良いところは台湾大学にも共通する部分が多い気がします。

■まずは取れるリスクの範囲でチャレンジしてみると良いかも

6日間のプログラムに参加したことで、「自分がMBAの雰囲気が好きかどうか」、「気づきや刺激にどれだけ価値を見出せるか」、「MBA後の自分のキャリア(大きく言えば人生)にプラスになると信じられるか」などなど、パンフレットでは得られないけど重要な判断材料を得られた気がします。

最初から2年のプログラムを検討しようとすると、あまりにも大きなリスクで本当に挑戦していいのか足踏みしてしまう人もいるかと思います。まずは説明会や体験授業、学校によっては数日間の短期プログラムもあるので、今の生活で調整できる範囲でチャレンジできるものがないか探してみるのも良いのではないでしょうか。

個人的にはMBAが本当に自分に必要なのかはその後判断しても良いのかなと思います。ちょっとでもMBAが頭の片隅にあるのであれば、後々後悔するよりちょっと調べてみる価値はあるのかも。

■私たちの台湾大学GMBAの場合

台湾大学のGMBAでは短期プログラムは今の所短期プログラムはありませんが、アドミッションの季節にオリエンテーションが開催されています。
※直近の説明会は1月15日でした。

興味ある学校、または興味ある地域の学校のホームページは時折チェックして、もし都合がつきそうであれば申し込んでみるのもアリだと思います。オリエンテーションに海外旅行を組み合わせて観光するのはいかがでしょう。


プロフィール兼目次記事です。


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