初公開❗️川畑がコンサルで“強み”を掘り起こす時の具体的プロセス
こんにちは。
身長193cmマーケターの川畑です。
ここ最近、コンセプト作りの連載をしています。
前回までの話の要点をまとめると、
コンセプトを変えると、様々な場面で反応率が上がり、売上が大幅にアップする可能性がある
売れるコンセプトを作る全体の手順は、以下の5つ
強み、リソースを掘り起こす
ターゲットを設定する
競合をリサーチする
自己紹介文を作る
キャッチコピーを作成する
について、お話しました。
前回までの連載はこちら
1)コンセプトを直す“だけ”で売上が伸びるの本当?答えは…
2)事例を元に深掘り解説)売れるコンセプトvs売れないコンセプト
3)売れるコンセプトは、この5ステップで完成する
(↑を読まなくても、内容について来れるように配慮しています😊)
売れるコンセプトを作る上で、「強み」の発掘は、ものっっすごく重要。
しかし、「自分の強みが分からない」と悩む方が多いのも事実。
川畑のコンサルを受けたKさんも、同じように自身の強みが分からずに悩んでいました。
Kさんのお悩み「何から手をつけたら良いか分からない」
Kさんが川畑のところに相談に来た時、「何から手をつけたら良いのか分からない」と悩んでいました。
Kさんは、元々都内の方でサロンを運営し、頭痛や肩こりに悩む女性たちを治してきていました。
しかし、プライベートの都合で地方に移住しなければならなくなり、サロンを閉店。
地方に住んでからは、オンラインでビジネスを展開できないかと模索していました。
ビジネスを軌道に乗せるために、これまで起業塾にいくつも参加したり、実際にコンサルを受けたりしてきたそうです。
しかし、そこで作った「オンライン講座」や「コンセプト」に対し、何かしっくり来なかったそうで、いつも販売直前に行動が止まってしまっていたそうです。
そのタイミングで、川畑のコンサルを受けることに。
Kさんは、リアルでの施術経験は豊富でした。
しかし、オンラインでのビジネスはほぼ生まれてない状態だったので、まずはコンセプト作りからスタートすることにしました。
Kさんの方向性を決めるために、川畑が行ったこと
コンサルスタート!!
とはいっても、Kさんと川畑は旧知の仲だった…
というわけでは、全くありません笑
以前から我々のサービスをご利用くださっておりましたが、コンサルをお受けいただくまで、川畑はKさんのことを、それほど深くは知りませんでした。
そんな状態で、本人すら自覚していない「強み」をどうやって見つけ出すのか?
その方法はシンプル。
徹底的に掘り下げ、ありとあらゆる情報を共有していただくのです。
そう。ありとあらゆる、です。
川畑が、Kさんのようにゼロからコンセプトを構築する時には、合計で4つほどのワークシートに取り組んでいただくんですね。
あるワークシートは、47の質問項目が用意されています。
また、ワークシートの1つは「自分史」です。
生まれた時、もしくは物心ついた時から現在まで、時系列で「何があったのか」「その時どう思ったのか」を、とにかく全部書いていただくんですね。
と、たった4つと思うかもしれませんが、1つ1つのワークシートが、かなりヘビーですw
恐らくコンサルにお金を払って、本気で人生を変えようと思わない限り、絶対にやりたくない量だと思いますw
でもKさんは、全力で取り組んでくださいました。
余談ですが、ここで活用しているワークシートは、全部金子さんが作成されたものなんですね。
(金子さんとは、10年間で1000名以上の起業を支援した、数々の実績をお持ちのベテランコンサルタントです。現在は川畑のビジネスパートナーであり、金子さんのメソッドを元に川畑がコンサルを行なっています。)
以前、金子さんから
「快くん(川畑のこと)も、そのうち自分のコンサル経験に基づいて、自分のオリジナルコンテンツを作っていくといいよ」
と、言っていただいているんですね。
でも、正直言って、ほぼ全く改善の余地が見当たらないほど、ワークシートがよくできてるんですよ😳
1つ1つの質問が洗練されているので、出来上がったワークシートを見るだけで、
Kさんがどういったお人なのか?
専門家としての強みは何か?
どんな人をターゲットにすると良さそうか
といったことが分かるので、Kさんのビジネスが出来上がった時のイメージが、僕の中でどんどん膨らんでいきました。
Kさんが書き上げたワークシートは、金子さんに全て共有しており、目を通していただいた上で、この方向性についてすり合わせを行なっていきました。
(裏で金子さんに共有し、報連相しながらコンサルを進めていることは、Kさんにも事前にお伝えしています。)
ちなみに、ワークシート類全てに目を通した段階で、川畑の中では、大体のターゲットのイメージまで出来上がっていました。
当初、金子さんにチャットで投げた仮説はこうでした。
ただ、このターゲット設定ではザックリとしているので、さらに絞り込んでいくために、1週間かけてさらに色々とKさんに質問をしたんですね。
そして、やりとりした結果、Kさんの強みが、
「病院にかかっても原因すら分からず、頭痛薬すら効かないような酷い慢性頭痛を治すことができる」
ということがハッキリと分かりました。
その時に金子さんに、仮説を投げた時のチャットの一文を引用すると、こんなことを言ってました。
この仮説に対し、金子さんから「とてもよい絞り込みだね!」と返信をいただきました。
Kさんにも、同じように川畑の仮説をお伝えしたところ、
「自分の中では違和感がなく「あ、そうだな。」と思いました。」
と、とてもしっくり来たとおっしゃっていただけました。
ここまできて、ようやく「Kさんの強みを、どのように打ち出せば良さそうか」が決まったんですね。
で、川畑がなぜここまで、Kさんの強みを浮き彫りにするまでのプロセスを丁寧にお伝えしたのかというと、「強み」の発掘をするだけでも、ここまで丁寧にやる必要がある、ということなのです。
強みというのは、スタバで1時間か2時間ぐらいで、「んー🤔」って考えてみて、スパって出てくるほど簡単なものではありません。
Kさんのように、約1ヶ月、あらゆる質問に答えたり、自分史をガーっと書き上げ、そこに専門家の視点が入って、初めてここまで具体的な強みが出てくるんですね。
恐らく、この記事を読んで
「私、強みの発掘に対して、ちょっと取り組み方が甘かったかも」
と思った方は、少なくないと思います。
この認識を改めるだけでも、コンセプトの出来栄えは、全く違うものになるでしょう。
なぜなら、最も重要な“取り組む姿勢”が変わるからです。
というわけで、今回はここまで!
今回の記事では、強みの発掘のプロセスについてお伝えしてきました。
川畑の考えを正直に言うと、自分を客観視するのってすごく難しいので、強みの発掘こそ、コンサルの力が1番必要な場面です。
とはいえ、それぞれ色々なご事情があると思います。
なので、次回の配信では、このKさんの強みを発掘する時、
具体的に、一体どんな質問をしたのか?
その結果どんな情報が引き出され、川畑はどのように仮説の組み立てまで結びつけていったのか?
このあたりについて、1人でも取り組めるように詳しく解説していきますね😊
どうぞお楽しみに!
身長193cmマーケター
川畑
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