質問「コンセプトを直す“だけ”で売上が伸びるって本当なの?」その答えは…
こんにちは。
身長193cmマーケターの川畑です。
先日、コンサルにて、こんな質問をされました。
「よくコンセプトを変えただけで、月商100万円アップしました!
というのをよく見るのですが、あれって本当にあるんですか?」
というもの。
結論から言うと、コンセプトを変えた“だけ”では、売上が大幅に伸びることはありません。
なぜなら、売上が発生する瞬間というのは、商品が売れた瞬間だからです。
でも、コンセプトを変えて、それに合わせて、メルマガ登録用のLP、フロント商品のLP、バックエンド商品の設計、、、
こういったものの見せ方を、新しいコンセプトに合わせて統一していった結果、売上が一気に伸びることは、起こりうると思います。
言い方を変えれば、集客の手法を全く変えていなくても、売上が伸びるということでもあります。
(これを、コンセプトを変える“だけで”と言っているのかもしれません。)
コンセプトが弱い人は、あなたの真の価値が、見込み客に伝わっていない状態ということです。
そのため、見込み客からの反応はないし、商品の価格も上げられないし、セールスでクライアント獲得もできません。
しかし、強力なコンセプトを作ることによって、見込み客から食いつくような反応を得られ、商品の単価も一気に上げられ、セールスでも次々とクライアントを獲得できるようになります。
これぐらい、コンセプト1つで大きな違いがあるし、ビジネスを営む上で最も重要な項目でもあるのです。
なぜ、コンセプトはそれほど重要なのか。
これだけインターネットが発達した現代では、消費者は常に選択肢に溢れかえっています。
数あるライバルの中から、自分を見つけてもらうのって、すごく大変なことなんですね。
子供の頃、こんな絵本を読んだ記憶、ありませんか?笑
これ、どういう絵本かというと、無数にいる人間の中から、ウォーリーという人物を探し当てる、というやつなんですね。
↑これがウォーリーです。
絵本の中を開くと、こんな感じ。
この中からウォーリーを探さないといけないのです🤣
むずくないですか?w
今、ネットの状況って、まさにこんな感じなんですね。
だから、ピンポイントであなたのことを見つけてもらえるように、シャープなコンセプトを作る必要があるのです。
世の中に溢れる、残念なコンセプトたち
では、いったいどれぐらいの人たちが、良いコンセプトを作れているのでしょうか?
X(twitter)で、簡単に「マクロビ」と検索し、サーっとスクロールしてみました。
※マクロビとは、健康的な食生活の考え方のことです。
すると、こんな検索結果が出てきたんですね。
あなたは見てて、どう思いますか?
もし上記のアカウントたちが集客目的なのだとしたら、かなり改善の余地があります。
まず、1番上の『SI 禅 理美容室とマクロビ』。
もう名前から、わけわからないですよね。
まず、1番最初にSIというニッチな職種の名前が出てきて、その次に禅と来ています。
この人は、エスアイヤーなのか、禅が好きなのか、髪を切る人なのか、謎すぎますよね。
これでは理解が難しく、ほとんどの人にスルーされてしまいます。
こういった、見込み客にほとんど知られていない言葉を、乱用してしまう方はめちゃくちゃ多いですね。
失敗してしまう、典型的パターンの1つです。
続いて2つ目の『手作りマクロビ/読む料理教室・かんたんレシピ/世田谷@より』
この方は、1つ目のSIの方よりも断然まとまっています。
でも、まだまだ改善点があります。
この方のプロフィール文には、こうあります。
この方の場合、おそらくターゲット層は「健康的な食事に興味のある人」のはず。
しかしプロフィールを読むと、かなりマクロビという単語を使っていますので、マクロビ自体を知らない方は、ターゲットから対象外となってしまうんですね。
専門用語を使うって、想像以上に見込み客にスルーされるリスクが大きいのです。
また、プロフィール文に「砂糖不使用食べた方がいいお菓子製造販売」とありますよね。
例えば、これを1つの強みとして打ち立てて、アカウント名は
『砂糖不使用!健康的なお菓子作り教室』
とした人の方が、マクロビを知ってる人しか見てもらえなかったアカウントから、健康的な食事に興味のある人たちに、チャンスが広がっていきます。
ここではマクロビというワードはあえて出さず、この方の料理法に独自の強みがないかを丁寧に掘り下げて、その強みを打ち出していった方が、おそらく今まで以上に多くの反応を見込めるはずです。
続いて3つ目の、『マクロビ日記』。
日記としてしまうと、趣味ですか?とスルーされてしまいます🥺
見込み客から、この人私にとって有益かも!と思ってもらえません。
などなど。
(紙面の都合上、ぶった斬りはここまでにします🥹)
こういった、まだまだ改善できるコンセプトたちって、ちょろっと検索すると、い〜っぱい出てくるんですね。
ここまでお読みいただいて、
「やばい、私のコンセプト、ちょっと見直した方がいいかも…。」
と、ドキッとした方、いるのではないでしょうか?
おそらく、その予感は当たっていると思います。
なぜなら、コンセプトは売上を安定させる上で、最も重要なポイントだからです。
にも関わらず、コンセプト作りは1番難易度が高く、ほぼ全ての起業初心者がつまずいている箇所でもあるんですね。
大量のSNSアカウントを見ている限り、稼げていない方の99%が、「コンセプトの練り込みの甘さ」が原因になってるんじゃないかと思うぐらいです。
(この99%という数字も、決して言い過ぎではないと思います。)
ですので、もしあなたが「コンセプト、もうちょっと見直した方がいいかも…。」
と思ったのであれば、ぜひ本腰を入れて作り直して欲しいです。
とはいえ、コンセプト作りって、どうやって進めていったらいいのか分かりませんよね?
ということで、今日からしばらく特別連載コーナーとして、コンセプト作りについて丁寧に解説したいと思います。
川畑のクライアントさんの事例を交えて、かなり具体的に解説していくので、ぜひ楽しみにしていてくださいね😊
ではでは!
身長193cmマーケター
川畑
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