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隣の芝は青く見えてた。

SNSの普及で良くも悪くも周囲の様子がすぐにわかるようになった時代。無意識のうちに周囲と自分を比べてしまって落ち込んだり、羨ましいという気持ちが先行して自分の今ある環境の有難さに目を向けられなかったり。

この1年、「何も変わらない」自分に焦りを感じることもしばしばありました。

自分が変われないのは今いる環境が悪いからに違いない、もっと自分に合った環境があるに違いない、そんな思いで違う場所に行くためのアクションを起こしたりもしました。

でも、違った。気づいてしまった。大切なのは環境を自分に合わせるんじゃなくて、「環境に合わせて自分を変え続けることが大切」なのだと。その方がよっぽど効率がよいんだと。

あんな上司だったらなあ、〇〇の会社みたいにああしてくれる環境だったらなあ、と周囲と自分の環境を比べて今の環境の悪いところばかりに目を向ける。せっかく目の前にあるチャンスに目を瞑ってた自分を反省しました。

楽しそうに仕事の話をする友人が羨ましかった、大学時代と変わらずそのままの自分を活かして楽しそうに働く友人が羨ましかった。

良くも悪くもそんな友人たちの様子に惑わされていたんだと気づいた時、ふと自分にかえって冷静になりました。

変われないのは環境のせいじゃなくて、
自分のせいなんだ。

他人と自分を比べて、環境を変えたとしてもそこには自分の軸はないから結局同じことを繰り返してしまう気がした。

だったら今の環境でもう少し粘って、自分にとって何が大切か、他人軸ではない自分軸で生きる練習をしてみようと思ったり。

その中でやりたいことが見つかればその道に進めばいい。せっかくの今の環境を抜け出してまで得たいものはなんなのか。じっくり自分の視点で考えられるようになる必要があるんだ。

SNSを見ているとどうしても、いいなあ、羨ましいなあという気持ちが無意識に出てきてしまって落ち込むことがあるんだけれど、そこで終わらせず、今の自分にできることをコツコツと積み上げていくことが大切なんだと思う。

焦らなくて大丈夫。
こうして気づけただけでも前に進んでいるんだから。

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