藤子Ｆ作品レビュー800本達成！！

明らかに更新の頻度は落ちている。

雑多な内容の記事を書いて、noteの更新だけはかろうじてほぼ毎日できているが、本noteの主たるコンテンツである、藤子Ｆ作品のレビューについては、満足いくような更新ができていないのだ。

特にこの一年は酷くて、昨年から117本しか書けていない。

117本、立派じゃん、という話もあるのだが、その前の一年では233本、さらにその前一年では264本仕上げてきたので、その落差は一目瞭然なのである。

今後もこのペースが速まることもなさそうだし、むしろ途絶えないように最低限の気力を保っていかねばならない。

ま、更新ペースが落ちていることは事実として、昨日書いた記事で、藤子Ｆ作品レビュー（Ｆコンテンツ）が800本を達成したので、本稿ではそのお祝いを自主的に行うこととしたい。

800本と言えば、『帰ってきたドラえもん』でお馴染みの「ウソ８００」を思いだす。800という数字は、Ｆ的にとても縁起の良い数字なのである。人間の年齢で言えば、米寿みたいなものだ（これがウソ）。

そこで、800本を振り返る記事を書いてみるかと思い立ち、３連休の隙間時間を使って記事800本のビュー数を調べ上げ、順位付けを行ってみた。

「上位ランキングの発表」だとありがちなので、今回は１位、100位、200位、300位・・・と、キリのいい順位の記事をピックアップすることにしたい。

「それってどんな意味はあるの」って話ですが、そのあたりは気にせず、ほぼ無作為に選ばれた過去記事を楽しんでもらえればと思う。

それではさっそく800位から発表していく。

800位は、昨日書いた一番直近の記事だろうと思いきや、実はそうではない。ここ最近はフォロワー数が増えているので、初動の数字から最下位を脱出してしまうのである。

800位：戦国時代の理想郷（ユートピア）『山びこ剣士』／藤子Ｆ初期作品をぜーんぶ紹介⑬
2021年9月22日　182ビュー

まず栄えある800位（最下位）は、初期短編の『山びこ剣士』の記事でした。もう３年前の記事となるが、ビュー数は180台と断トツで伸びていない。

初期短編は大変知名度が低いため、検索エンジンからの訪問者が期待できず、総じてビュー数は伸びない傾向にある。

ただ、貴重な作品のレビューはさらに貴重となるので、自分としては書けて満足なのである。

700位：星から来た正統派ヒーローの大活躍「すすめピロン」／初期ＳＦヒーロー漫画②
2022年10月27日　606ビュー

700位は初期に量産していた「海の王子」の系譜に並ぶＳＦヒーロー作品である「すすめピロン」の記事。「ロケットけんちゃん」や「ピロンちゃん」などに挟まれた時期の作品で、マイナー感は否めず。

類似作品も多く、内容に混乱することも多いのだが、自分の記事を再読すると頭の整理ができてよい。

その意味で、自分に役立つ記事と言えそうである。

600位：カワルくんは努力でレギュラーを勝ち取る／藤子Ｆのベースボール⑤
2022年4月17日　764ビュー

記事のタイトルからはわかりずらいが、野球をテーマとした藤子Ｆ作品から「ロケットけんちゃん」「バケルくん」「バウバウ大臣」を一挙に取り上げた内容となっている。

「野球シリーズ」は全体的にビュー数が伸び悩んでいて、本稿も600位に留まっている。

ただ記事の内容としては、バケルくんの中身の人であるカワルくんが、連載の中で野球が上達していく流れを記事化できているので、自分としては満足している。

500位：空飛ぶって素敵『パーマンと東京一周空の旅』／「新パーマン」の幕開け③
2022年10月15日　943ビュー

500位番台には「パーマン」の記事がずらっと並んでいる。本稿で取り上げた『パーマンと東京一周空の旅』は、新パーマンの初回ということで、パーマンへの憧れを募らせてくれる名作である。

パーマンとみつ夫という二つの顔を持つ平凡な少年の気持ちがきちんと描けているし、空を飛ぶって楽しそうといった、ワクワクも秘めている。

是非記事と共に、原作にあたって欲しい一作である。

400位：ドラ世界一の迷惑ドランカーは誰？『ようろうおつまみ』／お酒の大失敗！①
2023年8月11日　1150ビュー

「お酒」をテーマとした藤子作品を集める企画の第一弾として、「ドラえもん」の『ようろうおつまみ』を取り上げた。

のび太が出ずっぱりが「ドラえもん」の基本だが、本作では珍しく早々に姿を消して、残ったドラえもんとパパとママで繰り広げられるドタバタを描いている。

「ドラえもん」としては低めのビュー数の記事だが、もっと多くの人に読んでもらいたいとは思う。

300位：誰が初めて完成させたのか？『タイムマシンを作ろう』／タイムマシンで大騒ぎ⑪
2022年12月21日　1509ビュー

300番台に入るとＳＦ短編集の記事も多く並び出す。「タイムマシン」をテーマとしたＳＦ短編も数多く、全部で４本の記事にしているのだが、本稿が最もビュー数が伸びていない。

本作は、タイムマシンが発明された場合、誰が第一発明者になるかがタイムマシンで時間移動することであやふやになってしまうのでは？という、非常に面白い発想を元に考えられている。

200位：主役はのび犬？『ライター芝居』／藤子Ｆの演劇しよう①
2022年1月29日　2110ビュー

藤子作品では演劇をテーマとした作品が数多く存在する。「ドラえもん」の『ライター芝居』は、のび太の書いた誤字だらけの脚本にいつもの仲間たちが巻き込まれるという爆笑作となっている。

200位くらいからビュー数も2000を突破する。ちなみに平均値は2400くらいなので、まだ平均以下ではある。

100位：賄賂を贈った顛末とは？『Yロウ作戦』／ドラえもんミニ考察⑲
2022年9月9日　3510ビュー

ドラえもんの短編を脈絡なく取り上げている「ドラえもんミニ考察」シリーズの中から、『Yロウ作戦』がピッタリの100位。

1970年代は政治の世界で贈収賄が問題視されていた時代。流行語を生みだした迷答弁を引き合いにしたパロディ満載の一作となっていて、そのいくつかの元ネタを記事の中で紹介している。

１位：「抱けえっ！！抱けっ！抱けっー！」『ノスタル爺』／藤子Ｆの残留日本兵②
2021年5月23日　31350ビュー

800本の記事の中のトップは、今でも定期的にネット上でバズる『ノスタル爺』となりました！！

しばらくは『あの日』が不動の一位だったのですが、ここ数ヶ月で入れ替わっています。

本作については多くを語りませんが、藤子ＳＦ短編の中でも一二を争う傑作であることは間違いありません。

多くのパロディも生み出しておりますので、是非原本たる本作を読んでもらいたいと思います。

今回、９本の過去記事をまとめてみました。

この他にも膨大な分量の記事を用意してありますので、是非ともこちらの目次から飛んでみてください。