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職場や家を、実際に「パワスポ化」してみる!

神社は特別なパワースポット

アメリカに長く住んでいたせいか、日本の文化が恋しいと思う時がよくありました。

僕はよく、一人で山を歩いてハイキングしていたのですが、とても気持ちが良い場所に出会う時がありました。気持ちが良い場所では、立ち止まったり、岩に腰掛けて目を瞑って一人静かに瞑想をしました。そんな時は、1時間ぐらい過ぎてしまう時もありました。

しかし、いつもそんな気持ちが良い場所、あるいは特別な場所だと感じるところに出会うわけではありません。歩いていて偶然に出会うのに任せるしかありません。

きっと、昔からそこに住んでいたネイティブアメリカンたちは知っているのでしょうが、山への新参者の僕は自分自身の感に頼るしかありません。

「ああ、ここに神社があったらなぁ」
気持ちが良い場所があらかじめ解っていたら、そこを目指して行けるのですが、何も無いところでは其処が本当にパワースポットなのかどうかも疑わしく、そんなところには目印になる神社でも立てたい気持ちになったものです。

日本の良いところは、神社がある事です。
日本では、誰でもが神社という気持ちが良い場所を知っていて、そこを目指して行けます。わざわざ山の中を探し回って歩かなくても良いわけです。

神社が、普通に其処にある。
日本では、神社があって当たり前になっていますが、これは世界的に見ても特別な事なのです。日本のように、至るとこに神社があって、気の流れを作る「パワースポット」があるのは奇異な事なのです。

神社はなぜ其処にあるのか?

小さい頃から、何事にも疑問を持つ子でしたので、山を見て「なぜここに山があるのだろう」と起因や理由を考えたりしていました。
例えば、その辺一帯の土地の隆起を見て、地殻変動や地震で断層のずれが起きたんじゃ無いかとか、山の下に土を盛り上げるような何かがあるんじゃ無いかとか、色々と考えるのが好きでした。

山の周辺にも気持ちが良い場所と、そうで無い場所があります。
断層があって、下から突き上げるように強い力があるとか、逆に水が流れて全てを洗い流す力があるとか、パワーが流れるポイントというのがあります。

そんなところに神社がある場合が多いのです。
自然の中で流れるパワーを感じ取って、其処に神社を建てる。そんなパワースポットのポイントや神社は何百年も数千年も、其処に存在するのです。

意図的に「パワスポ化」された神社

しかし神社は、気持ちが良い場所だけ建てられたわけではありません。
そんなに気が良いと思われない場所にも神社があったりします。
そのような神社は、実は気の流れをつくりだすよう意図的につくられたパワースポットなのです。

あまり気の流れが良く無いからこそ、気の流れを意図的につくる。そんなパワースポットや神社もあるのです。

例えば、江戸城の鬼門にあたる南西の方角には、日枝神社と神田明神を移し、さらに寛永寺を建ててあります。これは鬼門から流れてくる邪気の流れを封じ込めるための「パワースポット」なのです。
なぜこの「パワスポ化」が行われたかというと、これは江戸時代、徳川幕府の参謀だった天海というお坊さんが、江戸城とその周辺のエネルギー調整したからだと言われています。

「パワスポ化」するのには切羽詰まった理由がある

そんなふうに「パワースポット」は意図的につくれるのです。と言うよりは、つくらざるおえない理由があって、其処を「パワスポ化」するのです。

徳川幕府が出来たばかりの頃、まだまだ安定してない幕府や日本各地を収めるには、日本の中央に強力な「パワースポット」が必要で、江戸城と言うパワースポットをつくらざるおえなかったのです。

そして江戸が出来て数百年という時が経っているのに、そして東京と名前が変わっているにもかかわらず日本の中心として、世界にも名だたる大都市として存在している。それはただの偶然ではなく、理由があるのです。

沼地で人があまり住まない小さな江戸村を、ここまで繁栄させたのは、意図的に江戸城を「パワスポ化」したからなのです。

「パワスポ化」すると、どんなメリットがあるの?

日本の首都、東京が意図的に「パワスポ化」されたのは理解されたと思います。だからこそ、エネルギーの流れ、人の流れ、経済の流れが動くようになっていったのです。
「パワースポットをつくって、エネルギーの流れを変える」という事が可能だという事も、現在の東京を見れば理解できると思います。

「パワースポット」というのは、ただ気持ちが良いという場所でなく、エネルギーの流れを変える場所です。そうしてエネルギーの流れを変える事で、人や経済の流れが変わるのです。

職場や家庭を「パワスポ化」する

意図的に、ある特定の場所を「パワスポ化」する事が可能で、そうする事でエネルギーの流れが変わって、人が集まったり、それまで疎遠だった親類や家族と仲良くなれたり、健康状態が良くなったり、経済が動いて商売が繁盛したりする事はありえるのです。

そんなふうに、自分自身が職場や家のエネルギー調整が出来るようになれたとしたら、そして人間関係や、ビジネスの流れがより一層良くなったとしたら、すごくワクワクしませんか?

「そんな事が出来るのは、修行を積んだ聖職者や修行僧だけだ」
もしそんなふうに思っているなら、それは間違いです。
誰でも、この本に書かれている幾つかのステップを実践すれば、あなたの家や会社、職場が「パワースポット」になっていくのです。

瞑想の仕方、あなた自身を「パワスポ化」する

僕はこれまで「瞑想を通して、人々が幸せになる方法」を教えてきました。瞑想をして自分自身に問いかけて行くと、それまで解らなかった自分の本当の気持ちが少しずつ解ってきます。
問いかける内容は、いつも同じでなくて、違っていて良いと思います。要はその時その時で、切羽詰まっている問題の答えを自分自身に聞いていくのです。
すると心の中から答えが浮かび上がってきます。

「本当は、自分はこうしたいんだ」
自分の心に素直になると、そんな気持ちが声になって聞こえてきたりするのです。

私たちは往々にして、心の中で思っている事と、実際にしている事のギャップがあります。ほとんどの悩みはそのギャップがあるが故に起きます。
しかし、心の中にある本当の気持ちが解ってしまうと、怖いのです。
解ってしまうと、現実で起きている事、している事を変えなければいけなくなる。認めなければいけなくなるからなのです。

例えば、親や家族が死んでいく事を認められなかったり、あるいは老いていくのを認められなかったりする方がいます。
それは、「人間は誰でも死んでしまう」という事を受け入れられなくて、「自分もいつか死ぬ」という事を受け入れられないからだと言うチベット仏教のお坊さんがいました。

そのような「思っただけでも怖い」というような事は、人間は心の奥底に押し込んでしまって、普段の生活から切り離そうとするのです。

瞑想を通して、そのような心の奥底にしまっている気持ちを手放して落としていくと、親や家族、そして自分が老いていくという事、そしていつか死んでいくという事も受け入れられるようになります。

なぜ瞑想をして、ネガティブな気持ちを手放すのが「パワスポ化」に重要なの?

「瞑想をして心の中にあるネガティブな気持ちを手放すという事が、「パワスポ化」に関係あるのだろうか?」
「瞑想が、集客やビジネスに、そして家族円満に関係あるのだろうか?」

そんなふうに疑問を持つ人もいるかもしれません。確かに、心の中の事は誰にも解りませんし、その見えない事が周囲の人に影響を及ぼすとは考えにくいですよね。

しかし、こう考えてみて下さい。
例えばもしあなたに、「死んでいく事を認められない」という気持ちがあったとしたら、そしてもし家族の誰かがもうすでに亡くなっていたとするなら、その故人の持ち物や使用していた物などをとっていてはいませんか?
あるいは、写真を飾っていたりはしませんか?

あるいは、押入れの中に押し込んでいて、何年も開けてないという状態になってはいませんか?
あるいは、もう壊れて使えない道具、使ってない私物が職場に溢れていませんか?

そのような状態になっていて初めて、あなたの気持ちが現実世界に大きな影響を与えていて、気の流れを阻害しているという事に気がつくのです。
もちろんそのような状態は、家族の皆んなにも、職場で働く人、お客様の方々にも良い影響を与えるはずもなく、人の流れも、経済の流れも停滞させていきます。

普段どうりの生活だったら、それでも人は集まって、経済も動くかもしれません。セオリーどうりの事をしていても、何とかビジネスもやっていけるでしょう。

しかしこの緊急事態宣言が出されて、この後も日本経済がどうなるのか解らなくなっていく状態の時、切羽詰まった状態の時には、効果があると言われている事を自分で選んで、何でも試してみれば良いのではと思います。

瞑想を通してビジネスが変化する

ネガティブな思いを手放して、自分のしたい事を見つけて前向きに進む人にはパワーがあります。

僕の初めての出版書籍「いのちのやくそく」の帯に、言葉を書いてくださった谷川俊太郎先生は、「老い先短い中で、自分がしたい事だけをしたい」とおっしゃっていたそうです。そして拙書を熟読して言葉を寄せてくださったのです。その言葉には鬼気迫る、いのちが込められています。

それから、ハリウッドで仕事をしていた駆け出しの日本人女性が仕事に迷っていた時、ある有名ハリウッド監督に相談したそうです。

「仕事がうまくいかなくて、どうしようか迷っていて、違う仕事をやってみようかと思う」
「本当にその仕事が好きだったら、仕事が来なくても、食うのに困りそうになっても、諦めちゃいけない。絶対に後悔する。
もし違う仕事をして、またこの仕事に戻ればいいやって思っていたら、そっちのぬるま湯の中で一生終えることになる」

そう言われた彼女は、心の中にいる自分に本当の気持ちを問いかけたそうです。そうして、その監督に言われた言葉を胸に仕事を続けたと言っていました。

仕事も、家庭も同じことで、本当に大切だと思う気持ちがあるなら、絶対に諦めちゃいけない。

諦めない気持ちさえあれば、不必要なものを切る捨てる勇気が出てきます。自分の本心、気持ちが固まれば、必ずいらないものが目について捨てられるようになるのです。

気持ちが現実を変えていくのです。
それはほんのちょっとの気持ちの変化
だと思うかもしれません。誰も気がつかないと思うかもしれません。それでも気持ちが変われば、瞬時に現実が変化していくのです。

瞑想はビジネスを成功に導く

これまで多くの家や土地、レストラン、幼児教室、食品工場、小売り商店などを訪れて、それぞれの空間を「パワスポ化」してきました。
それぞれの家で抱えている悩み、ビジネスのスタイルや問題点などは違いますが、根本的なところは同じです。

それらの問題のほとんどが、心の問題に所以しているのです。

「追加投資が受けられない。どうしよう」と相談された方がいました。
その方には、人を信じる勇気、そして人間関係を修復する気持ち、親との関係の修復、そして何よりそのビジネスを通して人を幸せにするという気持、それらを一緒に瞑想して浮かび上がらせていきました。

そうする事で、その方のオフィスが、そしてその方自身が「パワスポ化」されて、翌日には追加投資を受けられるようになったのです。

「一緒に瞑想して、不必要なものを捨てた翌日には、新規のお客様が来られた」と言っていた幼児教室のオーナーさんもいました。
僕の瞑想教室に通って、心を整えていった結果、「ビジネス収益が200パーセント以上になった」とおっしゃっていた方も何人もいらっしゃいました。

人それぞれ心に抱えている問題は違っていて、ビジネスの問題も違ってはいますが、「現実に起きている問題は、心の問題を映し出している」と今は確信して言えます。

自分のビジネスに、そして家庭に愛を持ってやっていこうと思っている方がいましたら、その場を神社のような清々しい空間に「パワスポ化」する事をお勧めします。
信じてさえいれば絶対に、誰も見てないところから、見えないところから、強力なパワーとサポートが、人と経済の流れをつくって助けてくれるのです。

どこで買えるの?

「パワースポットのつくりかた」の本の中には、実際に「パワスポ化」するための36のノウハウと、そして実践的なステップが書いてあります。
そのステップの中でも重要なのが、瞑想の実践です。
ぜひこの本に書かれている「瞑想の方法」を実践して、あなたのビジネス、家庭を「パワスポ化」して幸せになって欲しいと思っています。

近くの本屋さんが閉まってて、購入出来ない方は、アマゾンで購入出来ます。

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