情報だけ武器にしろ。(堀江貴文)
未来に対する不安。
その不安は、どこからくるとおもいますか?
本書は、「常識」と「情報不足」こそ未来を曇らせる元凶だと指摘し、この2つから脱するために、自分に必要な”情報”を見分ける眼を養う方法を解説する一冊。
”いくら必要か分からない(情報の不足)”から、未来に対して不安を抱く。
不安を解消したいから、みんなが行っている(から安心する)”常識的”な対応をとる。
すると、社会常識に囚われた人間へと飼い慣らされてしまう。
それほどまでに、”情報”から大きな影響を受けるのです。
言い換えれば、”情報”があれば、不安を抱く必要がなくなる。
不安がなくなれば、その後の常識的な対応をとるということもなくなる。
結果、社会常識に囚われる「リスク」を背負わずに済むのです。
”情報”を持つか持たないかで、これほどの差を生むのです。
もちろん、”情報”を持つか持たないかは、お金に限ったことではありません。
ありとあらゆる場面にいえることです。
では、どうすれば”情報”を持つことができるのでしょうか。
そのために、日頃から著者が実践している方法を公開しています。
重要なのは、情報だとおもうなかにも「常識」が紛れ込んでくるということ。
つまり、情報と常識をきちんと見分ける必要があるのです。
この見分けは、一朝一夕では身につきません。
大量の情報(かもしれない常識も含めて)を自分で浴びて、徐々に養っていくしかありません。
養うために大切なことは、やはり「どう生きたいか」を自分で決めることです。
なぜなら、見分ける眼を養うには長い時間がかかるから、揺るがない心が必要だからです。
社会常識のなかで受動的に生きるか、自分で”情報”を見分ける眼を養い主体的に生きるか。
後者を選ぶ覚悟があるのなら、本書は手助けとなるでしょう。
著者の方法を学び、参考にすることで、どこに手をつけるべきかは知れるからです。
取っかかりを知れるだけでも、この本を読む価値はあるとおもいます。
”情報”を持つことの意味を知る。
その良い機会となる一冊です。
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