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【文学フリマデビュー】最終批評神話『exp.1』に寄稿しました

12/1(日)に東京ビッグサイトで開催される文学作品展示即売会・文学フリマ東京39にて頒布予定の評論/批評の同人雑誌『exp.1』に評論文を寄稿することになりました。作家/批評家/編集者の村上裕一さんが主宰する「最終批評神話」のブースにて販売される予定となります。ブースはF-01 (西3・4ホール)で、こちらが会場配置図です。

『exp.1』は今回の文学フリマ東京で初刊行となるテーマフリーの同人誌で、私が寄稿したのは「羊文学と轟音・女性ボーカルバンド~閉じて開くためのベールについて」というタイトルの文章になります。こちら、約12000文字の評論となっています。自分が今まで書いてきた文章の中でも圧倒的にボリュームのあるものになりました。

『exp.1』は計7本の評論文から成る構成です。そのラインナップは現在、村上さんのTwitterで随時公開中です。現時点で5作の題が明らかになっています。

寄稿した文章に関しては後日どういった内容かをほのめかす記事を書こうと思うのですが、この記事の中ではひとまず今回の寄稿に至った経緯や作成過程などについてを書いていこうと思います。

寄稿経緯は非常にシンプルな話で、こちらの原稿募集に送ったことがきっかけです。審査して頂いた結果、今回の本に掲載という形になりました。

文学フリマなどで売られるような本に寄稿してみたいとは思ってはみたもののどうすればいいのか全く分からないまま数年経っていたので、評論の同人誌でこんな風に公募を受け付けてくれる機会があるとは!と驚いた次第です。締め切りまでも短かったので、10月後半に一心不乱に書き進めました。

村上さんとは全く面識はなかったのですが、いきなり10000字の文章を送りつけた私にも丁寧な修正と助言をして頂きました。一次締め切りの時点で掲載可となったのですが、絶対に助言の通りにしたほうが良くなるという確信を得たので大幅な改築を行って完成版の原稿に辿り着くことができました。

各題材の接着や羊文学を知らない読み手にも訴求できるかという点を重視して更に2000字ほどを追加した結果、最終稿は今まで書いてきた文章の中でも屈指の手ごたえを感じるものになりました。凄い編集力!と震えましたし、今後の執筆にも活かしたい助言を多く頂けました。ありがとうございます。


今まで本格的な評論を書く機会がなかったのですが、しっかり向き合うことで納得いく完成形を得られた点はかなり自信がつきました。文学フリマに行かれる予定の方は是非ともお立ち寄りいただき手に取ってもらえると嬉しいです。月末あたりに、直前宣伝&解説記事も出しますので詳しくはまた!!


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