中国企業の管理職ってどういう人が多い?

みなさん
こんにちは!
今日も中国の人と仕事をする際に、
驚いたことについて書いていきたいと思います。
 
前の仕事もそうなのですが、
基本的に中国の方々とよくコミュニケーションを取ったりしてますね。
(というのも、多分私それ用で採用されたかと思われます。笑。)
 
企業のジャンルも、超一流国営企業からよく訳のわからない業者?とも
関わったことがありますし、
接してる人も、一般企業の営業マンからアーティスト兼ねて超一流企業の
偉い人、幅広くジャンルも多種多様でございます。
 
そんな中で、いくつか自分の経験した話を交えながら、
中国の管理職ってどういう人が多いのかについて
お伝えできたらと思います。
 
まず、基本的にみんな平均年齢若い!!
 
例えば、CCTVの次となる超有名メディアコングロマリットの中間管理層は大体30代半ばに対して、スタートアップ企業は大体20代後半で中間管理層にはいけます。
これは伝統的な日本企業において、考えられないことです。
例えばの話ですが、JA様の平均年齢は40歳以上かと思われます。
それで考えると、大体課長になる年齢ぐらいかなと。そして、次長や部長とかでしたら、大体50代前半〜になるのではないでしょうか。
それで考えると、同じレベルな企業でも、中国では
部長クラスは30代後半にはなれるのです!!
 
そして、次に新しく起こされた企業の例で見てみましょう。
これはケースバイケースかもしれないのですが、
日本の場合は、スタートアップ企業でも20代後半でリーダー職になる方もいらっしゃる
だろうけど、中国のスタートアップ企業においては、
中間管理職は大体20代後半ですね。
それを見ると、Shaneはたまに焦っちゃいます。笑。
(その中で北京で億ションを2つ購入した人もいたりします。笑。
 貧富の差を実感しているShaneがいる)
 
私の前職は、とんでもない硬い日本企業です。笑
毎回社長と一緒に中国出張行っているのですが、驚かれますね。
大体アポとか取って訪問したら、一番偉い人でも30代の方々が多く、
50代後半のイケイケ社長は毎回嘆くの!
「中国の偉い人ってみんな若いね!」と。
 
そして、もう一つは、「柔軟」です。
 
英語で解釈するとFlexible ですね。(別にそれ聞いてないよ?笑)
例えば、日本の場合、一つのことに対して、
最初から全部完璧に詰めて、「よーし」これから企画通りでやろうというパターン
が多いかと思われますが、
中国の場合は、基本的にそこまで計画がなくても、
大体の案があれば、もうスタートしちゃいますね。
やりながら修正して、ないものをそれに類似したもので代替したりとか
よくあります。
「そんなことできるの?!」とかドン引きするぐらい驚くかもしれないですが、
それかしわ寄せしながらやってます。笑。
よく言えば柔軟ですが、悪く言えば適当なところが多いですね。笑
 
例えば、個人的に一番ありえなかったのは、
アーティストのコンサート招聘事業で、最初ギャラあると言ってたのに、
急に今年予算少ないから、ギャラなくなったよと言われた瞬間、
雷が落ちたような。。笑
この話もまたこれから詳しくお話ししますね。
 
 
最後に、「合理的」です。
ここ近年、中国人ってリッチなイメージがあるのではないでしょうか。
基本的に、それはある意味でマスコミの誇張だと思われます。
そのロジックでビジネスをやると、
大体バカにされますね。。
 
「中国だったら、これ絶対よく売れる!高く売れる!」
と思うそこのあなた、もう早めに今この考えをやめた方がいいです!
そんなことで提案金額をバカみたいに盛っちゃうと、
先方はバカにされたと思ってしまうので、
逆にこちらに対しての信頼感を失ってしまうと思われます。
 
某有名出版社の代理で、一回のイベントで○億で提案してみたら、
我々のIQを侮辱しているのって言われたことがあります。
笑えるかもしれないけど、半ギレで言われました。
なので、まだそんなチャイナドリームを夢見てるそこのあなたは
もうやめましょう。笑。本当に。
基本的に、先方の判断の仕方は、
このプロジェクトは儲かるか儲からないかです。
それ以上でもそれ以下でもない。
当たり前ですけど、それにいくら付加価値をつけてても、
無理なことは無理です。
 
いかがでしょうか??
これから中国の方々とビジネスをしたい方、
また中国ビジネスを展開したい方々が多いのではないでしょうか?
少しでもご参考になれたら嬉しいです!!😀
 
最後に、今日の一枚です!!
セリーヌのクラシックボックスは中国人には人気なのです。

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