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独学Ⅶ 社労士編④ ~労一あと1点の悲劇と3度目の正直~

飲めば飲むほどいい男、Shallowです。
正直飽きてきましたが、社労士編の続きです。

前回記事はコチラ↓
https://note.com/shallowshallow/n/n50b0f9df6f54

王道を往く地道な勉強で、視力を犠牲にしながら順調に実力を伸ばしたワタクシ。
午後の五択問題でボーダーラインの7割を安定して超えるようになり、意気揚々と試験会場に向かいました。

会場は船橋駅からほど近い、某私立大学キャンパス。
緊張で手が震えましたが(アル中禁断症状?)、試験後の手応えは上々でした。

しかしながら、帰りの電車で某大型掲示板をブラウジングしていた私は凍り付きます。
「え、選択式の労働一般常識(通称『労一』)、基準点割れしてんじゃん…アゼルバイジャン」

社会保険労務士試験は、午前の部で、「選択式」と呼ばれる制度を取っております。
平たく言うと、8分野×5問の計40問分、虫食い状になった条文などの文書が出題され、その空欄に合う選択肢を4択の単語から選択していくという一見すると簡単そうなテスト方式です。
しかしながら恐ろしいのは、分野毎の合格基準点が3/5以上で、それを1点でも下回ると足切りとなり、その場で不合格が確定します。
考えてもみてください。合格基準ではなく足切りラインが6割なのです。
しかも科目によっては、「お前はクイズ番組か!」と突っ込みたくなるような、よく分からない雑学クイズが出題されます(特に「一般常識」科目で顕著です)。
私はそれでやられてしまいました。

そう、「労一」で2点しか取れていない事に気が付いてしまったのです。
しかも間違えたうち一問は、自分の中で「鉄板」の自信がありました。

その日はそれ以降の記憶がございません。
ふらり途中下車した千葉の繁華街で安酒を一人煽りに煽りました。
勿論、3か月後の合格発表で不合格になったときも然りです。
気分はもう藤原達也です。

この間、私は社労士の学習が心底嫌になり、心の隙間を埋めるように宅建やTOEICを受験しておりました。また、衛生管理者を受けようとした時もこの頃です。

ですが、2年近くをこの試験に費やして来たのです。今更引けるわけがありません。
年明け位から、3度目の正直を実現するべく、私は重い腰を上げたのでした。
今度は「選択式」で、是が非でも3点を死守することを目指して。

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