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独学Ⅷ 日商簿記1級編③ ~初戦の負け戦~

GWがやってきましたね!
羽目を外し過ぎて、CW(Corona Week)にならないようにご注意を。
予約したリゾートホテルの代わりにビジネスホテルに収監されちゃうぞ☆

世の中への啓発を忘れないブロガーの鑑、Shallowです。
お前は精神科病棟へ収監されろと思ったソコのあなたは前回記事もクリック↓
独学Ⅷ 日商簿記1級編② ~やっぱり高いぜ「1級」の壁~|shallow(サラリーマン兼呑兵衛)|note

今回は初回受験(不合格時)の学習内容と反省を書いていきます。

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(1回目受験時/不合格)
【受験回合格率】
●9.8%
→簿記1級の平均合格率が8~10%と言われておりますので、まあまあです。
【総学習時間】
●約500時間(10か月×平日1~2時間・休日3時間程度)
→途中で転職を考えた時期や転勤があったので、学習を休止したときもありました。
【スコア】
●体感40~50点程度
→私が受験した地域では、合否に問わず採点結果は非公表でした。
 照れ屋さんですね(☆V☆)
【使用教材】
●前回記事をご覧ください。(閲覧数を稼ぐ高等テクニック)
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年明け頃に学習を開始し、11月の試験に標準を合わせた私。
「夏ころまでに6冊の参考書の骨子を完璧に暗記し、6冊の問題集を酔っ払いながらでも解ける状態にする。その後、過去問に着手し、初回で平均70点をキープ。本番までに5回は回転し、平均を90点までに引き上げる」

そんな青写真を描いて学習を開始したのですが、1冊目の参考書の最初のチャプターで大きな壁にぶつかります。

なんと、簿記2級の内容をほとんど覚えていないことに気が付いたのです。

そう、私が2級を取得したのが当時から更に4年近く前です。
その間、行政書士試験や社労士試験と遊んでいる間に、2級の学習内容は忘却の彼方へ旅立っておりました。

当然、1級の参考書は2級の知識を完璧に理解していることを前提に作られています。
例えるなら、中学英語の知識が曖昧な状態で、センター試験の英語に挑むようなもんです。私は開いた1級参考書を閉じ、2級の参考書を押し入れから取り出すのでした。
結局、春先までを2級の復習に費やしました…。

2級の復習後、満を持して1級参考書に手を出します。
基本的な進め方は、まずはテキストを読み、その後巻末に掲載されている「基本問題」を解いていきます。

『解いていきます。』とは書いたものの、実際は答えを写経することしか出来ませんでした。
そして、固定資産や有価証券関連の論点は何とかなったのですが、商品絡みや退職給付金、税効果会計、外貨建取引に加え連結会計、もう一つおまけにキャッシュフロー計算書と増えていくにつれて、写経する気も失せていきました。
それでも何とか商業簿記の参考書3冊を一読すると、今度は工業簿記の参考書3冊が立ちふさがります。
内容も「仕損費の配賦がどうたら~」といった「どこを縦読みですか」と返したくなるような代物です。

総ページ数2千ページを超える参考書を一読する頃には、夏も終わろうとしておりました。

もうダメダメな感じですが、受験料を諦める訳には、一度始めることを決めた勝負を、無下に投げる訳にはいきません!
既に秋風が吹いておりましたが、11月までに少しでもキャッチアップしてやろうと問題集を開きました。
が、参考書も碌に理解していない状態ですので、解けるわけがありません。溶けたのは自信だけでした。

そんな感じで迎えた初回の試験は、完全に消化試合になってしまいました。

試験の日の思い出と言えば、大して緊張しなかったことと、その年の夏から引っ越していた(夜逃げではない)北海道の街に初雪が降ったこと位です。

敗因は考えるまでもなく、インプットもアウトプットも足りていなかったことです。

試験会場からの帰り道。
降りしきる雪の中、私は再起の計画を立てることにしました。

次回へ続くよん♡→

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