踏み出してよかった!サポステオンライン座談会(書き起こし)2021.12.3開催
山田「はい、みなさん、こんばんは。踏み出してよかった!サポステオンライン座談会はじまりました。進行は私、社会の広告社の山田英治と申します。よろしくお願いします。そしてゲストには、今回、サポステのPR動画にご出演していただいた生駒里奈さんに来ていただきました。生駒さん本日はよろしくお願いします」
生駒さん「みなさん、こんばんは、生駒里奈です、よろしくお願いします!」
山田「よろしくお願いします」
生駒さん「山田さん、トーンが暗いですね^^ さっきまでめちゃくちゃぐんぐん気合い入れてたのに、本番になると弱いタイプですね」
山田「少し緊張していて(^^;)。さすが生駒さん、本番すごいですよね」
生駒さん「普通に平常心です^^。よろしくお願いします」
山田「私、本業はクリエイティブディレクターで、司会進行は慣れていないので、よろしくお願いします。生駒さん、撮影、お疲れさまでした!今回のサポステのPR動画は、実際にサポステに通うことで、仕事に繋がった一歩を踏み出すことができた方々と生駒さんがお話をするという企画でした」
生駒さん「はい。お話しさせていただきました」
山田「4時間くらいですね」
生駒さん「そうですね、トータルで」
山田「どうでした?みなさんとお話しできて」
生駒さん「そうですね。普段お仕事していると、スタッフさんとかマネージャーさんとか、それ以外の人と話すことってまずそもそもないんです。でも、サポステに行って本当によかったっていう生の声やご意見を聞いて、実際にサポステに通って、その後のことなんかもお話しさせてもらって、すごくみなさん前向きだったので、あ、こんなに変わるんだって思いました。あと、私もそもそも多分こういう芸能のお仕事していなかったら、結構内気なタイプなので、お仕事をすることももしかしたら難しいタイプだったと思うので、サポステを利用している側だったかもしれないという点で、一人一人みなさんとお話ししていく中で共感する部分もありますし、新しくそういう気持ちで働いているんだなって発見もありましたね」
山田「ありがとうございます。今回、この動画に出る前は、サポステってご存知でしたか?」
生駒さん「サポステは知らなかったですね。ハローワークは中学校の時から知っている単語でしたけど、サポステっていう言葉は今回初めて知りました。でも私は今回知って、なぜもっと早く知ることができなかったんだろう、中学や高校時代でもそういう広告のポスターがあったら、たぶんこれを頼りに行きたかっただろうと思いまして、過去にそうした広告があればよかったなぁっていう気持ちになりましたね」
山田「そうですよね。撮影終了後に『広報、頑張ってください!』みたいなことを、すごくおっしゃっていましたね」
生駒さん「そうですね。いえいえ、えらそうでなんなんですけど」
山田「広報担当者としてはびっくりしました」
生駒さん「こういう国の大人の人たちが何か自分たちの味方になってくれるっていうだけで、なんだろう心強いし、そういう社会があるんだっていうのが分かるだけで、全然違うと思うので」
山田「わかりました。ありがとうございます。今日ですね、ご覧になられている皆さん、『サポステって何?』という方もたくさんいると思いますので、ちょっと私の方で簡単にご説明したいと思います。サポステとは、就活でつまずくなどで、生きづらさを抱え、仕事への一歩がなかなか踏み出せない、社会経験が少なく働く自信がない、そんな働くことに悩みを抱えている方を対象としています。働くことに踏み出したい15歳から49歳までの方にじっくり向き合って、専門的な相談や様々な就労支援プログラムを通じて就労に向けてサポートする厚生労働省委託の支援機関です。本日はそのサポステのオンラインイベントです。『踏み出してよかった!サポステ』というタイトルで今日はお送りしたいと思います。よろしくお願いいたします。今日は、サポステの卒業生と呼ばせていただきますが、無事仕事に就いたとか、一歩踏み出せた方に来ていただいております。今日は本音を語っていただきたくて、バーチャルキャラクターでVtuberのような姿になってお越しいただきましたので、ご紹介したいと思います。7名の卒業生の方におつなぎしたいと思います」
全員「こんばんは。よろしくお願いします」
生駒さん「みなさん『わーくまちゃん』になって表れていますね」
山田「そうですね。全国の本当に北は福島から沖縄まで在住の卒業生に来ていただいております。真ん中の方、富士山ですかね。タクミさんかな、ちょっとずれてもらうと何の山かわかりますが。あぁ、山梨県ですね。ありがとうございます。今日はこんな『わーくまちゃん』にみなさん扮して語っていただきたいと思います。本音を語るということがなかなか難しい場合もあると思いますが、今日はバーチャルキャラクターになっていますから本音で伝えていただきたいなと思います」
生駒さん「では早速、始めていきますか」
山田「そうですね、本日はトークテーマを2つ設定しました。最初のテーマは『サポステ・ビフォー・アフター』です。サポステに行く前と後で自分の人生どう変わったかというテーマでお話を伺います。知りたいですよね、ビフォー・アフターってね」
生駒さん「卒業生の皆さん前と後で本当に全然違いますよね。質問したいので、途中私が進行するかもしれません」
山田「よろしくお願いします」
トークテーマ①サポステ・ビフォー・アフター〜サポステに行く前と後、自分の人生どう変わった?
生駒さん「ということで、早速1人目行きますか」
山田「はい、では最初に福岡の鼻炎ネズミさんにお話を伺ってみたいと思います。サポステに来る前はどんな感じだったんですか、鼻炎ネズミさーん」
鼻炎ネズミさん「こんばんは。よろしくお願いします」
山田・生駒さん「よろしくお願いします」
鼻炎ネズミさん「私がサポステに来る前は、中学の時に引きこもりまして、その後、高校と大学には行ってたんですけど、誰とも話さない生活だったので、大学卒業から30歳まで、いわゆる引きこもりになっていました。そのときは昼夜逆転の生活で、夜の方がみんなが寝ているので、気持ちが楽になったり、リラックスできて、ゲームにはまってしまいました。何も考えたくなかった状態でしたね」
生駒さん「なるほど」
山田「このままでいいのかとかね、不安になるときも、きっとあったと思うんですよね」
鼻炎ネズミさん「はい。仕事をしていないということに自責の念みたいなものがあって、ハローワークに行こうと思ったんですけど、もう怖くて怖くて。ハローワークはしたい仕事が決まっている人が行くところみたいな。自分がいったところで意味はないのかなーっていう考えがありました」
生駒さん「なるほど」
山田「サポステを知ったきっかけというのが、弟さんのお嫁さんが心配してサポステを教えてくれたんですよね」
鼻炎ネズミさん「はい。ちょうど30歳ぐらいになるころでしたが、母と2人暮らしでこの先、生活していけるか心配になったらしく、サポステのチラシを持ってきてくれました」
生駒さん「そのチラシを弟さんのお嫁さんが持ってきたときは、どういう気持ちだったんですか」
福岡の鼻炎ネズミ「そりゃあもう情けない気持ちや申し訳ない気持ちで複雑でした。その後自分も『変わらないとな』っていう気持ちが出てきて、サポステを利用するようになりました」
山田「初めにサポステに行ったときってどんな感じだったんですか。サポステの印象は?」
鼻炎ネズミさん「初めて行った時は、正直落ち込みました。話した方と相性が合わなくて」
生駒さん「はぁ~」
鼻炎ネズミさん「でもその時に講座があるっていうのを伺って、それには参加できそうだと思ったので、初めは月に2回ぐらいのペースで通い始めました」
生駒さん「最初の出だしがあまり良くはなかったっていうことだったと思うんですけど、その講座に参加してみて、印象が変わったとかありますか。その講座はどういったものだったんですか」
鼻炎ネズミさん「講座はコミュニケーション講座というものから参加し始めました。最初はホント何を話していいかという感じで、これまでの生活が引きこもりだったので話せなかったんですけど、講座に参加するようになると少しずつ話せるようになってきて、そこには同じ境遇の人がいるので、その悩みを話していたら仲良くなったり。あとは中学から引きこもるようになって友達とかいなかったんですけど、そこで友達ができて本当に嬉しくなりました」
生駒さん「なるほどね。お話を聞いていて、最初マイナスからのスタートみたいな感じだったと思うんですけど、鼻炎ネズミさんが勇気を出して講座に通って、そして、お友達もできてと、そういう風に、ちょっとずつちょっとずつ前向きな気持ちになれたということですか」
鼻炎ネズミさん「はい。やっぱり一人で悩んでいたときは、ほんと落ち込んでマイナスの方に行っていたんですけど、やっぱり人と出会うとなんか不思議と元気をいただけて。そこで出会った友達が自転車に乗っているというお聞きして自分も自転車に乗り始めたら、行動範囲が広がって、サポステにも通いやすくなりました」
生駒さん「なるほど。すごいプラスが重なっていく感じですね。弟のお嫁さんにもすごく感謝ですね。きっかけのお嫁さんがもしいなかったらって思うとあれかもしれないけど。鼻炎ネズミさんが頑張って、そういう風につなげていったっていう事ですもんね」
鼻炎ネズミさん「はい。その時にチラシ持ってきてくれなかったらと思うと、本当ぞっとするので、本当、弟の嫁さんには感謝しかないです」
生駒さん「いやー良かった。チラシ持ってきてもらえて」
山田「まだ感謝を伝えきれていないらしいですよね。ちょっと照れくさいところもありますもんね」
生駒さん「でもきっとね、今仕事をしている姿とか見てすごく安心していると思いますし、自分が言えるようになってからでもね、いいんじゃないかなとか、勝手に生駒ちゃんは思います」
鼻炎ネズミさん「ありがとうございます」
生駒さん「頑張ってください。はい」
山田「はい、鼻炎ネズミさん、ありがとうございます。では次の方に聞いてみたいと思います。沖縄のTさん、よろしくお願いします」
Tさん「こんばんはー」
山田「こんばんは、お願いします」
生駒さん「こんばんはー」
Tさん「お願いしまーす」
山田「サポステに来るきっかけってどんな感じだったか、その辺から聞かせてください」
Tさん「そうですね。高校3年生の進路活動をしていた時に、自分は調理科を受けたんですけど、調理科の先生と進路について話して、『もうお前は無理だよ、やめといたら。他のところへ行って』と言われて。せっかく調理科に来ているのになーみたいな。お父さんが料理上手だったので自分もそうなりたいと夢を持っていたのに、そう言われたらなんかもう進路活動にやる気がなくなってしまって。先生と相談したらサポステを紹介されて、今に至るっていう状態ですね」
生駒さん「夢を持って頑張っているのにそう言われたらショックですよね」
Tさん「もうあの時は、本当になんで合わないのかなーというより、俺こっち進んでいいのかなぁっていうのがありました。どっちへいけばいいだろうとか」
生駒さん「でも学校の先生が勧めてくれて、サポステに通うことになったんですよね」
Tさん「はい」
山田「サポステでも学校と連携というのを、結構やっていて、彼の場合はそこでサポステと繋がれたんですよね。調理の勉強をするため学校に通っていたけれどサポステに実際通われたのは卒業後なんですよね」
Tさん「はい、そうですね。卒業後に行きました」
山田「そこでは、バソコン講座とか畑での就労体験などに参加されながら、仕事に慣れていき、最近では現在の仕事に無事就くことができたんですよね」
Tさん「はい、そうですね」
生駒さん「現在の仕事ってどんなお仕事をされてるんですか」
Tさん「病院で警備員をやっています」
生駒さん「調理の学校に行っていたけれど、学校卒業してサポステでいろんな講座とかを受けて、今は警備員の仕事になったと」
Tさん「はい、そうです」
生駒さん「今は警備の仕事ですが、これからの未来にどういうことがしたいとかってありますか?」
Tさん「今のところは親元を離れて一人暮らしをして、ゲームしようかなーって思っています」
生駒さん「立派な夢ですよね。一人暮らしは自分で自分を養わないといけないからどっちかっていうと、すごくお金がかかることだけど、それを叶えられるなら、もう一人前だと思うので、すごく頑張ってほしいです」
Tさん「ありがとうございます」
山田「よかったですね。サポステとつながることができてねー」
Tさん「はい」
山田「はい、ありがとうございます」
Tさん「ありがとうございます」
山田「では、次の方行ってみましょう。茨木県参加から参加の、りほさん、つないでみましょう。りほさん」
りほさん「はい、こんばんは」
生駒さん・山田「こんばんは。よろしくお願いします」
りほさん「お願いします」
山田「りほさんは、現在、医療関係の仕事をされています。サポステに来る前の様子と、どんなきっかけでサポステに来られたか、そのあたりを教えてもらえますか」
りほさん「高校生の時に、いじめとまではいかないかもしれないんですけど、友達から無視をされて、それでちょっと人間不信になってしまって、不登校になっちゃったんですね。それで、先生とも距離が開いてしまって、就職が決まらないまま卒業しました。その後、自宅にずっといて、引きこもり状態になってしまいました」
生駒さん「なるほど。私もそういう人間不信なこと、小学校、中学校、高校ってずっと続いていたので、そういう気持ちすごくわかりますね。りほさんは働きたいけど、あんまり自分に自信が持てなくて、でもちょっと頑張ろうとしたんですよね?おうちでアクセサリーを作ってとかお話伺ったんですけど」
りほさん「ちょっと趣味でアクセサリーを作って、作ったものをメルカリとかに出品したりしていました」
生駒さん「でもそれもすごく立派な勇気だと思うんですけど、りほさんはサポステをどこで知ったんですか?」
りほさん「インターネットで検索して知りました」
生駒さん「なるほど、インターネットで検索してすぐにサポステに連絡したんですか?」
りほさん「それはちょっとできなかったんですよね」
生駒さん「うーん、やっぱりちょっとね」
りほさん「電話をかけるまで2週間くらいかかりました」
生駒さん「でも勇気を振り絞って頑張って連絡したんですね」
りほさん「はい」
生駒さん「すごい、すごい。サポステに勇気を振り絞って電話をして、サポステに行ったと思うんですけど、その時のサポステの印象ってどんな感じだったんですか?」
りほさん「思っていたよりも話しやすくて、引きこもってしまった経緯を話して、最初は否定されるんじゃないかって思っていました。なんか怒られるんじゃないかって」
生駒さん「自分がこういう風になっちゃったことに対して、周りの人は怒るんじゃないかって思ってたということ?」
りほさん「そうですね。ちょっと軽蔑されるんじゃないかって」
生駒さん「でも、いろいろ話を聞いてくれたってことですね」
りほさん「否定するどころか、あなたは目を見て話しができるから大丈夫よって元気づけてくれました」
生駒さん「あっ、そうやって言われたら、サポステにいった意味もあるというか、すごく頑張ってよかったなって思いますよね」
山田「りほさん、その後サポステでいろんな講座を受けられていると思います。コミュニケーション講座を受けて、自分自身を変えられたって事前の取材でおっしゃっていましたけれども、そのあたりどうですか」
りほさん「そうですね。人と話をするのがすごく久しぶりで、最初はドキドキしていたんですけれども、参加するにつれて少しずつ自信がついてきました。今まで自分の意見ってあまり言えなかったんですね。人に変に思われたら嫌だなって思ってしまって。でも、サポステではどんな意見もちゃんと聞いてくれるので自分の考えを言えるようになって、自信がどんどんついていきました」
山田「素晴らしいな。それで今の職場に出会われたんですよね」
りほさん「はい。本当に感謝しています」
生駒さん 「じゃあ、その今のお仕事をしている暮らしっていうのはどんな感じですか?」
りほさん「仕事は覚えることがたくさんあって、ちょっと大変なんですけど、でも、一緒に働いている看護師に『ありがとうございます』って言われたときは、やりがいを感じられて、この仕事に就職してよかったなぁって思います」
生駒さん「なるほどね、最初はすごく勇気がいったサポステに通うことが、今は、職場でいろんなやりがいを感じられるぐらいになったってことですもんね」
りほさん「はい」
生駒さん「いや、本当にすごく頑張ったし、すごく素敵でよかったなって思います」
りほさん「ありがとうございます」
山田「8年間、つらかった状態から抜け出せたんですもんね。りほさん、ありがとうございます」
りほさん「はーい、ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「はい、3人の卒業生の方に出ていただきました。せっかくなので、いろいろなテーマで進めていきたいと思っております」
トークテーマ②これがよかった! サポステプログラム
山田「次のテーマは同様に卒業生にお話していただきますが、実際サポステプログラムに参加してみて、具体的にこれが良かったっていう点で根掘り葉掘り聞いていきたいなと思っております。『これが良かったサポート』というのを最初にSDさんに伺ってみたいと思います。SDさん」
SDさん「こんばんは。よろしくお願いします」
山田「背景で犬が動いていて可愛いですね。SDさんを事前の取材から簡単にご紹介させていただきますね。SDさんは、大学卒業後に就職と転職を繰り返していて、なかなか仕事が続かなかったという悩みをお持ちでした。それで『自分に自信がない、どうしよう』と、落ち込むことが多かったそうです。それで30歳を前にして、このままじゃいけない、と不安な気持ちになっていた頃に、母親の紹介でサポステを知ったそうです。最初サポステの方々は徹底的にSDさんの話を聞いてくれたということで、それによって自分が仕事が続かない理由が自己肯定感の低さということに気づいたということでしたね。SDさんそのあたりのことを詳しく教えてもらえますか?」
SDさん「サポステの方は徹底的に自分の話を聞いてくれまして、自分の小学生時代から遡って現在に至るまでの人生を思い返せるだけ話しまして、それによって自分の人生を客観的に見つめることができたんです。原因は自己肯定感のなさですかね。父親からだいぶ小さい頃にプレッシャーを受けていまして、もしかしてそれが原因でそうなったかも、というように客観的にわかることがありました。話すことによってちょっと気持ちがラクになりまして、初めのうちは、そうした話をするだけなんて、、とちょっと疑ってはいたんですが、いざ話をしてみたら聞いていただけただけで意外にも救われた気持ちになりました」
山田「なるほど。その中でサポステにいろんなプログラムもあったと思うんですが、特に良かったプログラムを教えてもらえますか」
SDさん「はい。すべての講座が役に立ちましたが、一番印象に残っているのが、パソコン講座ですかね」
生駒さん「パソコン講座っていうのは具体的にどういう講座です」
SDさん「はい。ExcelとかWordとか基本的な使い方を教えてくれるんです」
生駒さん「いいなぁ。私はパソコンが打てないので。そういうのも教えてくれるんですね」
SDさん「はい、その講座で少しずつできることが増えてきまして、その中で自分は結構できるなっていう気持ちがちょっと芽生えました」
生駒さん「よかったですね」
山田「WordやExcelなどの具体的なソフトの勉強を学べるという以上のことで、達成感なども感じることができたんですよね」
SDさん「はい、こういうことができるようになったということで、だんだんと自信を取り戻すきっかけにもなりましたね」
生駒さん「なるほど。確かに、自分ができないことをできるようになるだけで、自信にもすごくつながっていくと思います。私はパソコンが全然できないから何とも言えないんですけど、パソコンができるだけで事務作業など、いろいろな仕事の幅が広がるし、それだけ働くっていうことに対してプラスに気持ちが動くっていうこともあるかなと思いますね」
山田「そういうことですね。ただただExcelやWordが出来ましたということ以上に、その一個一個が積み重なって、出来たという達成感が階段のようにどんどん積みあがっていって、じゃあこれができたならこういう仕事もできるじゃないかと、前向きな気持ちになられたっていうことでしたよね」
SDさん「はい、そうです。パソコンができるようになったことで、他の仕事もきちんとこなせるんじゃないか、自分は働けるかもしれない、というような自信につながっていきましたね。もうその時には何でもいいから行動したいという思いにまでなっていまして」
生駒さん「すごいですね。SDさんはすごい向上心が高かったのだろうなと、お話を聞いて印象を持ちました」
山田「現在は福祉のお仕事をされていますものね」
SDさん「はい、そうです。この福祉のお仕事もサポステの方からご紹介がありました。福祉の仕事をやってみないかと言われたときに、もう何の不安もなくやってみようと思うことができました」
生駒さん「すごいですね。講座だけじゃなくてお仕事も紹介して頂けるんですね。SDさんが講座を受けたことによって、そしてまた、すごく向上心があったからこそやってみようというふうにつながったということですね」
山田「パソコンだけではなく、そこから自信につながり、紹介があったお仕事もやってみようと思えるようになったということですよね。ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「では、次の方行ってみましょう。福島県から参加のアイさん、こんばんは」
アイさん「こんばんは」
生駒さん「よろしくお願いします」
アイさん「よろしくお願い致します」
山田「よろしくお願いします。アイさんは現在、製造業の正社員になられています。アイさんは就活がうまくいかなくて大学の時にカウンセラーの方よりサポステを紹介されて通うことになったということですよね。サポステではどのような講座を受けたのでしょうか」
アイさん「はい。サポステの講座は一通りやりましたが、最初はコミュニケーション講座を受けました。私は、人間関係を築くのがすごく苦手なので、最初は自分が思っていることがうまく相手に伝わらないということがあったんですけど、何回も講座を受けてお話をしていく中で少しずつ『こうやって話すと伝わるのかな』ということがわかるようになって、それで自信がついてきたという感じです」
生駒さん「なるほど。パソコン講座とかも良かったんですよね」
アイさん「はい。そうです。パソコン講座では、サポステのスタッフの方が会社の上司役になってくださって、こういう書類を作ってくれって言う風に指示を出してくださり実際に仕事の場面を想定して書類を作ると言う講座をやりました。それがすごく自信につながりました」
生駒さん「そうした実践的な講座もあるんですね。すごく面白いですね」
山田「パソコン講座の応用編ではそういうことをするらしいですね。シミュレーションみたいなものですよね。『ここは実際のオフィスです。私が上司役をやります。夕方までにこうこうこういう書類をまとめてください』って言う指令が出て、それに向き合ってちゃんと書類を作るっていうことですよね」
アイさん「はい」
山田「おもしろい。それはやっぱりプレッシャーを感じたり、急いでやんなきゃと思うでしょうし、そういう中で結構学ぶことも多かったですか」
アイさん「そうですね。私は、大学でレポート書くときなど、ある程度Wordは使えるつもりでいたんですが、やっぱり実際やってみるとこういうことができないなぁとか、ちょっとわからなかったなっていうところがありましたが、講座を受けて実際にわかりました。すごくわかりやすかったですね」
生駒さん「面白いですね。そういう講座があるって言うのは今回皆さんのお話を聞いて知ったので。いいですね」
山田「結構細かいところまで支援があるんですね。パソコン講座という一言で語れない奥深さというか、実践的なプログラムがあるんだなっていうのは今の話では思いましたね。面接するところが決まったら、面接の練習や、履歴書の志望動機の書き方だとか、そういう指導もあったんですか?」
アイさん「はい、ハローワークに行って求人票をもらってきたときにその求人票をサポステのスタッフの方が一緒に見てくださいました。ここに書類を送ろうってなったときには志望動機の添削をしてくださったり、面接も練習してくださったりしました」
生駒さん「面接の練習については、私は高校受験の前にクラスでやったというような経験しかないので、高校の受験も大切ですけど、社会に出て自分の生活や命を守っていくための仕事のためのサポートまで手厚くやってもらえるっていうのはすごいですね」
山田「アイさんは就活でつまづいたというトラウマというかご経験があって、そこでそうしたサポートがあるというのはすごく嬉しいですね」
アイさん「はい。私も面接には、すごく苦手意識があったのですが、サポステのスタッフの方が本当に二人三脚みたいな感じで、何から何まで一緒にやってくださってすごく心強かったですね」
生駒さん「すごいなぁ」
山田「なんと、正社員に職が決まって、いま何年ぐらい働いているんでしたっけ。正社員として」
アイさん「えっと、正社員で働いているのはもうすぐ半年になります」
生駒さん「すごい」
山田「最近決まったんですね」
生駒さん「サポステの方と二人三脚で頑張ってきて、ちゃんと就職して、しかも正社員になることができたのはすごいですよね。いやすごい。良かったです。すごく安心しました。アイさんの人生ですけど、本当に頑張って本当に良かったなぁと、自分のことのようにうれしいです」
アイさん「ありがとうございます」
山田「よかったですね。サポステってどんな存在ですかっていうのは後でまた聞くんですけど、ここでも聞いてみたいですが、どうですか?」
アイさん「私は本当に自分に自信がなくて、自分には向いてる仕事なんてないんじゃないかなって思っていたんですけど、サポステに来て自分のいいところを見つけてもらって自信もできて、今の仕事も自分に向いている仕事を見つけてもらったなというふうに思っているので、すごくありがたい存在です」
生駒さん「良かったですね」
山田「はい、ありがとうございます」
アイさん「ありがとうございます」
山田「じゃあ、他の方を聞いてみましょう。山梨県から参加のタクミさん、こんばんは」
生駒さん「こんばんは。よろしくお願いします」
タクミさん「こんばんは、よろしくお願い致します」
山田「よろしくお願いします。富士山の背景ですね。今日撮影した富士山なんですよね」
タクミさん「動かしますね」
生駒さん「すごい、きれい」
山田「頂上に雪が結構降っていますね。タクミさん現在、学校の事務の仕事をされています。サポステを経て仕事につながりました。サポステでは実は二度お世話になっているということなんです。そのあたりをお話いただけますか」
タクミさん「まず新卒で入った会社が自分に合わずに辞めてしまったタイミングで一回お世話になりまして、次は仕事が決まったんですけども、そちらも体を壊して辞めてしまって、その後でお世話になりました。今の職場にサポステさんを経てお世話になってという感じですね。もう本当にサポステに感謝しています。サポステに来る前の自分は、就活は堅苦しいというか重苦しいといいますか、肩に力を入れてやらなきゃいけないことなのかなと思っていたんですけど、実際に来てみると、結構みんなでワイワイやりながら仕事を決めていくという明るいイメージがあったので就活のイメージがとっても変わりました」
山田「タクミさんは、サポステが実は結構近所なんですよね」
タクミさん「はい」
山田「最初の仕事を辞めた翌日でしたっけ。サポステに行ったっていうのは」
タクミさん「翌日にハローワークに行きまして、そこでサポステというものがあると紹介されまして、その日が土曜日だったのでそのまま電話をかけて、月曜日には行きました」
生駒さん「すごい行動力」
山田「先ほどは電話するのに2週間かかったっていうお話もありましたけれども、タクミさんは結構フットワーク軽くポンといかれたんですね」
タクミさん「そうですね。何かしてないと、とにかく不安だったので、何か動かないとという気持ちがありまして。そうは言っても動くっていっても何をしていいか分からなかったので、とりあえずこのサポステっていうものに行ってみようかなというふうに思って行ってみました」
生駒さん「すごい」
山田「それで行ってみて、どんな印象だったんですか?」
タクミさん「そうですね。すごく明るい方がいっぱいいらっしゃって、集中訓練プログラムというものが始まっていたんですけれども、そちらにその場で参加されますかって聞かれまして、私はすごい焦っていたので、何かやりたいと思いまして、その日から参加しました」
生駒さん「すごいですね。集中訓練プログラムとは、どういうプログラムですか?」
タクミさん「45日間ですね、サポステの方に通って」
生駒さん「へぇ、毎日?」
タクミさん「毎日です。コミュニケーション講座では、例えば電話の取り方からビジネススキルの講座まで色々あるんですけども、そのうち5日間職場体験があったり、最後に4泊5日で合宿があったりしまして」
生駒さん「えー、合宿?」
タクミさん「そうなんですよ。その合宿の中身をみんなで考えてレクリエーションは何をやるかとか、飯盒炊飯のメニューは何やろうかな、なんてそういう楽しいことをやりました。同じ境遇の仲間たちと悩みを共有しながらワイワイやれて楽しかったです」
生駒さん「すごく楽しそうなんですけど、私はタクミさんみたいに焦ってる不安な気持ちもわかるんですけど、いきなり職場体験に行きなさいとか、4泊5日合宿行ってきて、というのはできないから、すごいなって思いました。だから本当にタクミさんみたいな感じでやれるパターンもありますし、自分のペースに合わせて何日かに一回通うとかそういうサポステのやり方もあるってことですね。うわぁ、すごいです」
山田「そうですね。サポステに行ったら、面談を繰り返してどういうプログラムがいいのか一人ずつにあったサポートをするんですけど、いきなり合宿や、今始まっちゃってるんで来る?行く!みたいな、そういうやり方もあるんですね」
生駒さん「サポステの方もそういう感じでね、フットワーク軽く受け入れられるし、タクミさんもそこに参加にしやすいっていうところがすごいなって、私はお話を聞いて思いました」
山田「サポステの方もきっとタクミさんだから、今すぐ入っても大丈夫っていうね、そういうご判断もあったんでしょうね」
タクミさん「そうですね。最初に多分会ったときの印象も結構見られてたというか、こういう人なんだろうなみたいなことを考えられていらっしゃったんだろうなって思います」
山田「サポステで、集中訓練プログラムが一番印象的とおっしゃっていましたね。プログラムを経て、サポステってどんな印象ですか」
タクミさん「はい、もちろん先ほどのコミュニケーション講座やいろんな講座を経ていろんなスキルが身に付いたのは良かったんですが、何よりも同じような悩みを抱えた仲間と出会えたことがとてもよかったですよね。うまくいっている友達に話を聞いてもらっても、わかってもらえない部分もあったんですけれども、同じように仕事で苦労している仲間がいると話も分かってくれますし。みんな心の複雑骨折をしているような感じって私は結構いうんですけれども」
生駒さん「おお、名言。すごい、分かりやすい」
タクミさん「就職した後もしょっちゅう会っていたんですよ」
生駒さん「仲間っていうか、お友達になれたと」
タクミさん「そう。部活の仲間くらいの軽い気持ちで会っていました。サポートステーションは、ステーション=駅って言うじゃないですか。人生の中でふらっと立ち寄れる駅みたいなかんじだなぁって私は思っていまして、それで今でも利用させていただいていますね」
生駒さん「今はサポステを卒業されて、お仕事をしている中でもそういうふうにふらっと行けるような感じなんですね」
タクミさん「そうですね」
生駒さん「最近でサポステに行ったりするとしたら、どういうことをするんですか?」
タクミさん「そうですね、仕事の話もするんですけども、趣味のことも話したり。私は悩みを相談したりすることもあるんですけれど、さっき言ったように固い感じではなくて本当にちょっと友達に会いに行くように気軽に利用できる場所だと思っています」
生駒さん「すごくいいですね。卒業した後もそこで終わりじゃなくて、ふらっと立ち寄れる仲間がいる場所が自分にあるっていうだけでもね、すごく安心しますよね」
タクミさん「そうですね」
山田「そうなんですよ。サポステは正社員になりました、どこかの職場につきました、で終わりではないんですよね。支援として、実は定着支援という言い方をするんですけど、その後のフォローアップが基本的にあるんです。『どうですか、元気?』とかいって『何かあったら話に来なよ』という感じで、その後も関係が続くことがサポステの一つの支援になっているんですよね」
生駒さん「なるほど、すごく面白い話を聞けました」
山田「タクミさんありがとうございました。タクミさんのように無事就職決まった後も居場所のようにされている方も結構いらっしゃったりするんですが、これから紹介するケーさんという方は、フリースペースも運営しているサポステを利用されています。全国のサポステすべてに、フリースペースがあるわけではないんですが、フリースペースを運営しているサポステの居場所に来ていらっしゃるという方をご紹介したいと思います。ケーさん、こんばんは」
ケーさん「こんばんは」
山田「ケーさん、今、生放送なので実はVtuberのキャラクターがちょっとうまくできなくて電話でケーさんとつながっています。生ですからこういうこともあります。ケーさん電話でのご出演ということでよろしくお願いします」
ケーさん「はい、よろしくお願いします」
山田「はい、じゃあ、ケーさんちょっといろいろ質問していきます。ケーさんは事前取材によると高校中退後、家で引きこもっていた時に親が引きこもり当事者の交流会のパンフレットを持ってきて、それでサポステが運営しているフリースペースに行くようになったという経緯なんですよね」
ケーさん「そうですね。それがきっかけでサポステでパソコンの講座を受けてみたり、フリースペースで同じ境遇の方たちとおしゃべりをしたり、ゲームをしたり、ほんと居心地がよかったです。もともとあんまり自分のことを話すタイプではなかったので、なかなか気心知れるお友達っていうのができなかったんですけど、少しずつですが、おしゃべりできるようになりました。そして、中退の後に、もう一回勉強してみたいと思って、フリースペースで高卒認定の勉強などもさせてもらいました。今は自分の引きこもりなどの経験を生かして、というかそれをもとに支援のお仕事をしつつ、学校にも通っています」
生駒さん「すごく頑張りましたねって、上から目線で申し訳ないんですけど、フリースペースを運営しているサポステもあって、ケーさんは自分でフリースペースにいってゲームとかそういうところから始めてパソコン講座にも参加して、そして、今はその支援の側に回りつつちゃんと学校に通い始めたっていうことですね。そこまで自分でも頑張ったしサポステのサポートのおかげもあり、サポートと自分のやる気が両立しているという、そんな印象ですね」
山田「だから、ご自身のひきこもっていた経験自体も今は支援者としての仕事にもつながっているんですよね。それに心理学の勉強をしているんですよね。人の心理にも興味を持ち始めたというのは、サポステが一つの出会いを提供したということですよね」
ケーさん「はい」
山田「はい。ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「いろんな形のサポステがあるということが、わかったと思います。卒業生の紹介をしましたが、では、どんな方々が今日登壇した卒業生をサポートされているのでしょうか」
生駒さん「サポステのスタッフの方ですよね」
山田「そうです!ちょっとお会いしたいですよね。次のトークテーマに参ります」
全国のサポステスタッフの皆さんのアピールタイム!
山田「今日、最初に登場した7人の卒業生を支援したスタッフの皆さんに来ていただいています。皆さんこんばんは」
一同「こんばんは。よろしくお願いします」
山田「皆さんどうも今日はありがとうございます。全国でサポステって177カ所もあるんですよ」
生駒さん「多いですね」
山田「各県にあるわけです。そこから今日は7つのサポステとつながっております。アピールタイムというか、ひとサポステ2分間という形でアピールをお願いします。2分にきっかり収まるかどうか、生駒さんにも手伝っていただい2分越えたら「ストップ!」と、厳しくパシッとバシッと区切っていただけますか^^」
生駒さん「みなさん、サポステを初めて知った方で知りたいことは、卒業生の皆さんの体験談もそうですけど、自分が勇気をふり絞って行ったサポステでどんな支援をしていただけるのか、どういうふうに自分を変えてもらえるのかなっていうところが重要だと思いますので、是非、各サポステのスタッフの皆さんには、ここのサポステに来たらこういうことができるよっていうのを私も知りたいですし、見ている方にも伝えていただけたらなと思います。では早速順番で紹介していきましょうか」
山田「はい、お願いします」
生駒さん「あらかじめ順番をあみだくじで決めたんですよね。山田さんが勝手に^^」
山田「すいません、勝手にさっきこっそり決めさせていただきましたので」
生駒さん「手元にその順番があるので、サポステの名前を言いますので始めていただけたらと思います。では早速やっていきたいと思います。トップバッターは、愛知県の知立(ちりゅう)若者サポートステーションの中村さんです。よろしくお願いします」
知立サポステ中村さん 「はい、生駒さん、ご紹介ありがとうございます。知立若者サポートステーション中村と申します。知立若者サポートステーションのアピールポイントは、アウトリーチ支援です。アウトリーチって言う言葉、初めて聞かれる方も多いかなと思うのですが、ざっくり説明すると、サポステに行くのは不安なので、学校や自宅で相談したい、また、サポステまで遠く、交通費がかかるという高校中退者のため、知立サポステのスタッフが自宅や学校へお伺いして相談にのったり、各種自立支援プログラムの紹介をしたりしています」
生駒さん「なるほど」
知立サポステ中村さん「先ほどTさんのお話の際に、高校の先生がサポステを紹介してくれたと話してくれていましたが、知立サポステも近隣の高校と連携させていただいています。実際に私たち相談支援員が高校に出向いて教員の皆様にサポステの紹介をしたり、生徒の皆さんにサポステの支援内容や利用方法を案内したりしています」
生駒さん「なるほど」
知立サポステ中村さん「はい。アウトリーチ型の相談はすべての方が利用できるわけではないのですが、支援対象の方はいつも登校している学校や自宅など慣れた環境で相談することができるので安心してお話ができると思います」
生駒さん「なるほど。そろそろで時間ですからなにか言い残す……」
知立サポステ中村さん「はい、このほかにもですね、知立サポートステーションにはさまざまなプログラムがありますので、ぜひ肩の力を抜いてですね、気軽に利用していただければと思います。以上です」
生駒さん「ありがとうございました」
山田「中村さん、ありがとうございました」
生駒さん「では、どんどん行きたいと思います。続きまして茨城県南若者サポートステーションの石黒さんよろしくお願いします」
茨城県南サポステ石黒さん「はい、こんばんは。よろしくお願い致します」
生駒さん・山田「よろしくお願いします」
茨城県南サポステ石黒さん「今までお話しされていたように、パソコン講座やアサーティブ・コミュニケーション、面接対応、書類作成講座などは、つどいを通した自己肯定感の構築として同じようにやっております。その他に保護者の方からの相談が結構あるんですね。どういう支援をしたらいいのか、なかなかうまくコミュニケーションとれないのですが、という場合には、まず保護者の方に面談させていただいています。親御さんは『是非とも(サポステに)行ってほしい、懇願してでもいいからどうにかしたい』と思っているので、『親子で一緒に来てみてください』といいます。保護者の方は一番の支援者ですから、そういう立場で一緒に支援しましょうといいます。先ほど生駒さんが、中学校、高校のときにもっとこういうシステムのことをわかっていたら、とお話ししていました。これはこの間もスタッフと話したんですが、以前に中学校の教育委員会の方のリーフレットに、サポステについて載せてもらったことがあったんですね。これから、教育委員会の方『15歳以上が対象なので、何かあったらここに相談してはどうですか』っていうのをぜひ周知していただきたいとお願いしようと思っています」
生駒さん「そろそろ時間ですが、なにかまだ言い残したことありますか」
茨城県南サポステ石黒さん「大丈夫です!」
生駒さん「大丈夫ですか。ちょうどいい感じです。ありがとうございます。では、行きましょう。続きまして福岡若者サポートステーションの吉浦さん、よろしくお願いします」
福岡サポステ吉浦さん「よろしくお願い致します。福岡サポステの吉浦と申します。福岡サポステ紹介したいことについてフリップを持って参りました。これで説明させてください。まず福岡サポステの強み、大きく3つございます。まず経験豊富で親身な相談員、多数在籍しております。そして、その次に、実は福岡サポステは就職者数、サポステに通って就職が決まった人の数が、令和元年度は全国のサポステ1位、昨年度も全国2位という実績を持っております。ですから、その経験豊富な相談員が就職に対して、働くことの悩みや不安な思いなど、なんでも相談にのらせていただきます。しっかり就職までサポートさせていただきます。そしてですね、鼻炎ネズミさんからのお話にもあったように、例えば職業体験ですとか、講座、セミナー、イベントを多数用意しております。ここに例を書いてあるんですけど、書ききれないくらいいろんな講座があってですね」
生駒さん「これ以上あるってことですね」
福岡サポステ吉浦さん「そうです。セミナーや交流会、コミュニケーションや就活ビジネスマナーを学ぶ講座、スポーツ交流会などもやっています。実際に職業を体験する職場体験やボランティアのイベントも行っております。これらすべて、交通費以外は参加費無料で行っております。様々な方向から、仕事に向かう皆様をサポートさせていただいています。ここには載っていませんが、福岡サポステでもフリースペースを用意しております。今いる場所がフリースペースになるのですが、こちらには引きこもりの方から、外に出たばっかりの方、就職が近い方、いろんな方が日々交流をしております。こちらでも外に出るきっかけとしてもご利用されています。場所はすごく駅近の福岡天神ビルにご用意しております。福岡サポステでは、みなさんの働くことに対して一歩踏み出したいっていう思いを応援しています。あなたの一歩ぜひお待ちしております。よろしくお願いします」
生駒さん「超完璧」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
福岡サポステ吉浦さん「ありがとうございました」
生駒さん「福岡の子、これでここに行けますね。では、続きまして地域若者サポートステーション仲村渠さん、よろしくお願いします」
沖縄サポステ仲村渠さん「沖縄、仲村渠です」
生駒さん・山田「よろしくお願いします」
沖縄サポステ仲村渠さん「サポステ沖縄のアピールポイント2分間ですが、当然ほかのサポステと同じようにパソコン講座や就活セミナーなどをやっていますが、今年10月くらいからスタートしたのがインプロセミナーです。インプロとは、インプロヴィゼーションのことで、舞台俳優さんや演劇をやってる方のトレーニングで、サポステに実はぴったりなんじゃないかということで先生にお願いして始まりました。その中で特に、サポステの方にとても効果的だなぁと思うのが、僕も特に好きなのですが、連想ゲームです。たとえば林檎っていったら赤とか、丸いとか言うところを、インプロゲームの中では正解不正解は全然なくて、林檎っていってもある人は『おばあちゃん』って言う人もいれば、ある人は林檎っていわれて『海』と言う人もいて、そこはもう全然自由なんですね。それをやりながら何ができるかっていうと、何を言ってもいいんだとか、そういう安心感を得ることができるんです。ゲームの中で普段なかなか自分の言葉で言えなかった人が、その方の素の言葉が返ってきたりして、その利用者の方もとても嬉しいし、一緒にワークに参加しているスタッフも、なにか感動をもらうという感じで。隣に小劇場がありまして、その舞台を貸し切って、照明の効果などもありとても興奮するような感動的なセミナーも今年から取り入れてやっています」
生駒さん「役者さん同士でその場でやるお芝居のような感じで、テーマを1個だけ決めて自由にお芝居をするようなことを沖縄のサポステではやられているっていうことですね」
沖縄サポステ仲村渠さん「今年から取り入れて、非常に効果があるなぁと思っています」
生駒さん「そして時間もアレなので、何か言い残すことはありますか」
沖縄サポステ仲村渠さん「そうですね。その他にも臨床心理セミナーなどを取り入れて、心の不安を抱えている方はそういったものを利用して和らげながら、また新しいスタートを切っていくような体制もサポステ沖縄では取り組んでいます。以上です」
生駒さん「なるほど、ありがとうございまーす」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「いろいろ地域によって特色があるんですね」
山田「面白いですね」
生駒さん「では、続きまして、やまなし若者サポートステーション長谷川さん、よろしくお願いします」
やまなしサポステ長谷川さん「はい、こんばんは。やまなし若者サポートステーションの長谷川です。今日はですね。うちの利用者の人たちと一緒にうちの山梨若者サポートステーションの魅力をお伝えできればなと思っています」
生駒さん「利用者の方ですね」
やまなしサポステ長谷川さん「今日はですね、皆さんにですね、うちのサポステの魅力ってどこなの?って聞いてみました」
生駒さん「おぉ」
やまなしサポステ長谷川さん「はい、1つ目。ミニシアター完備」
生駒さん「ミニシアター?えぇ?」
やまなしサポステ長谷川さん「これはですね、サポステ内にこのようなスクリーンを設置しまして、サポステの事業が終わった後に、利用者のみんなとアニメを見たり映画を見たりして交流をしています」
生駒さん「楽しそう」
やまなしサポステ長谷川さん「はい。みなさんが見たいアニメなどを持ち寄って、そのことについて語るなんてこともやっています」
生駒さん「んーいいですね」
やまなしサポステ長谷川さん「はい、もう、すごいく盛り上がってですね、毎月何回かこんなことをしています。では、2つ目ですね。カードゲームのスペースなども完備しております」
生駒さん「いいですね」
やまなしサポステ長谷川さん「はい。こちらもサポステが終わった後に、卒業生や利用者の交流の場となっています。これはスタッフと利用者が対戦をしている風景ですが、ゲームで戦いながら交流を深めていく、こんな場も設けております」
生駒さん「深まりますね。これは」
やまなしサポステ長谷川さん「実は今日も別の部屋で今、熱いバトルを繰り広げている最中です。その人たちはこちらには来てくれませんでした」
生駒さん「それはね、無理ですよ。ゲーム終わらせないと^^」
やまなしサポステ長谷川さん「ですね。こっちよりもゲームっていうのがありますけれども。そして3つ目ですけれども、趣味が合う人との交流を結構大事にしていまして、やまなしサポステのグループワークの一幕なんですけれども、月に何回か卒業生と利用者さんで近況の報告をしたり、好きなアニメやゲームについて生で語るということをやっています。コロナ禍で一時期は人数制限をしながらやっていたんですが、おさまったところでちょっとずつ増やしていければなって思っています。こちらは今日来ているメンバーです。担当は?」
メンバーさん「ガンダムやマクロスみたいなロボットアニメ好き担当です」
やまなしサポステ長谷川さん「こちらの女性が刀剣乱舞と声優が好きですね。そういった話題なんです。そして彼がガルパンなんですね。他にもたくさん、ゲーム好きの人がいたりプラモデルが趣味の人がいたり、あと文学少女の人がいたりするんですね。いろんな人たちが集まって交流を温めることをしています」
生駒さん「なるほどな。ちょっとボリュームが多い感じなんですけど、大丈夫ですか、最後一言何か」
やまなしサポステ長谷川さん「はい、最後ですね。そんな中でもちゃんと相談やグループワーク、職場体験等をしていますのでぜひお越しいただきたいと思います。初めての方は見学からお気軽にぜひご利用ください。お待ちしています」
生駒さん「ありがとうございます。趣味から会話が弾むっていうことが一番、心が通じ合うのにいいかなと私も思うので。では次に行きたいと思います。続きまして筑後若者サポートステーション浅海さん、よろしくお願いします」
筑後サポステ浅海さん「こんにちは。筑後若者サポートステーションです。筑後サポートステーションは福岡県久留米市市役所2Fにあり、先ほど福岡サポートステーションと同じNPO法人JACFAが運営しています。九州新幹線も停車するJR久留米駅が最寄り駅でアクセスも抜群です」
生駒さん「いや、抜群ですね」
筑後サポステ浅海さん「久留米市のほか、朝倉市、大川市、大牟田市、谷田川市、計4か所のサテライトもあり、多くの方にご利用いただいています。筑後若者サポートステーションのアピールポイントはまず、相談員や支援スタッフが経験豊かで頼りになることと、お仕事だけでなく、人生の先輩として利用生からの信頼も厚いです」
生駒さん「なるほど」
筑後サポステ浅海さん「様々な職歴や、国家資格などを持つスタッフはしっかりとサポートいたします。就職率は高く、49歳までの氷河期世代の方々のサポートも強みです」
生駒さん「なるほど」
筑後サポステ浅海さん「講座、イベント、セミナー、認知行動ワークショップなども充実しており、毎月様々な内容を開催しております。こちらは、交流会、セミナー案内の一例です。先月は管理栄養士の資格を持つ総括スタッフと一緒にスイートポテト作りもしましたよ。こちらはスポーツ交流会、街角ボランティアで、清掃活動などをしている様子です。グループの活動を通して、皆様同士のコミュニケーションを図り、仲間作りのきっかけ作りとなるように心がけています。筑後若者サポートステーションは働くことに向けて一歩を踏み出してみたいという気持ちにしっかりと寄り添い、二人三脚で応援します。仕事に対する不安や悩みなど、どうぞ何でもお聞かせください。皆さんの一歩をお待ちしております」
生駒さん「ありがとうございました」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「福岡はボードを使ってPRという感じですね。では続きまして、会津若者サポートステーションの山内さん、よろしくお願いします」
会津サポステ山内さん「生駒さん、ご紹介ありがとうございます。会津地域若者サポートステーションの山内です。会津サポステは福島県の会津若松市にあるサポステです。シンボルのお城をバックに紹介させてもらいます。私は先ほど会津サポステで、卒業生のアイさんが話してくれたパソコン講座の講師をしております。サポステのパソコン講座、会津サポステでは、WordやExcelといった基礎的な操作を学ぶ講座に加えて、ビジネスメールや資料作成といったステップアップの応用編の講座もあるんです。アイさんからお話があった応用編の資料作成では、私が部長役になって利用者さんに資料を作ってもらっています。資料の概要だけ書いたメモを渡して、「じゃあ何時までに作ってね」っていう感じで進めています。ただしその講座の中では何を見てもいいよっていう前提にしていて、スマホで調べても良いですし、基礎の講座で使ったテキストを持ち込んでも良いですし、なんなら講座の参加者さん同士で話して作ってもいいですよっていう形にしています。私も働いていてこういうシチュエーションでよく経験するものなので利用者さんにもパソコンの技術だけではなくて情報を取捨選択して期限までに形にするっていうところを自力でやっていただいています。ちょっとリアルな職場みたいなものも肌で感じてもらえればなと思っています」
生駒さん「なるほど」
会津サポステ山内さん「はい。その他にも就労相談をベースに様々なプログラムがありますので、ぜひお気軽にご連絡いただければと思います。ただ会津はちょっとエリアが広いですし、雪も昨日降ったりして、これからも本格的に積もってくると思うのでなかなかサポステまでは来れないなんていう方には、オンラインの相談ですとか、eラーニングの講座もありますし、あと各ハローワークさんの出張相談も定期的にやっていますので、こちらもご利用いただければと思います。日々の講座の様子に関してはホームページFacebook、twitterは、ほとんど毎日更新していますのでそちらの方で雰囲気をつかんでもらえたらなぁと思っております。会津サポステは皆さんの踏み出してよかった、になれるように利用者さん一人一人と一緒に目標に向かって進んでいきたいと思っております。是非お気軽にお問い合わせください」
生駒さん「なるほど、ありがとうございます」
山田「オンラインでやってくれるというのがいいですね」
生駒さん「はい、全国7つのサポスタッフの皆さん本当にありがとうございました」
山田「ありがとうございました。生駒さんどうですか、今、7か所のプレゼンが終わりましたが」
生駒さん「まず地域によっていろいろな特色があるんだなって思いました。人生の先輩としての相談に乗ってくれる方もいますし、技術的に支えてくれる方もいますし、趣味の方をすごく大事にして、サポステで就職のために勉強する時間とお友達同士で自由に心を解放して仲間になれる時間まで作っていることがわかりました。踏み出すまではすごく大変で、踏み出して行った先で卒業生の方の中で、最初に会った人が合わなかったっていうお話もあったんですけど、その人と合わなくても、合う人にきっとサポステの方が変えてくれたり対応してくれるんだなっていうのが、スタッフさんの顔を直接見て感じましたね」
山田「ありがとうございます。そうですね。ほんとうに今日は、特にそれぞれの特色のあるプログラムをアピールしていただきました。基本的なベースやメニューもあるんですが、それぞれが独自にアレンジをしたり、プラスのプログラムを取り入れたりしていましたね。皆さん本当にありがとうございました。では次のコーナーに行きたいと思います」
トークテーマ④事前相談に答えよう!
山田「実はこのサポステのオンライン会議の前に、皆さんへの質問について、一般の方に募集をかけてみました。その中で時間もあるので2つくらいご紹介して、今日せっかくサポステスタッフの方も来ていただいているので答えていただきたいなと思っております。一つずつ生駒さんに相談内容を読んでいただきます」
生駒さん「では、まず一つ目はこちらです。愛知県、さーやさん、女性から『就活をせずに大学を中退してしまったため、就活のやり方がよく分かりません。でも、いずれは正社員になりたいのですが、サポステでは正社員になるまでサポートしてもらえるのでしょうか?』という相談ですね」
山田「そうですね、大学を中退をしてしまったってことは就活のやり方がわからないですものね。どんなふうにしたらいいか、その辺から正社員になるまでのサポートは?というご質問でしたね。これは、先ほどの福島のアイさんが正社員になられたということもあるので会津サポステの山内さんに聞いてみたいと思います。山内さん、どうでしょう、今の質問に対して」
会津サポステ山内さん「はい、正社員のところまで支援できるのかということですが、もちろん支援させて頂ければと思っています。卒業生のアイさんのお話にもありましたけれど、フルタイムや正社員として働きたいけど不安で、まずは短期間とか短時間のアルバイトやパートについて、働くリズムや自信を身につけていく利用者さんもすごく多いです。その後だんだんと働けるようになったなぁとか正社員にチャレンジしたいなっていう気持ちが出てきたら、正社員での就職を見据えたサポートに切り替えていくというような感じです。この間はサポステの支援は継続して受けていただけます。質問者のさーやさんも大学を中退されて、どうやって就活していいのかわからない不安な気持ちが大きいと思うので、是非お近くのサポステにお越しいただいて、今後の正社員として勤めたいって言う点に関しても、ご相談してほしいなと思いますし、最近ですと正社員としての働き方だけではなくて、いろんな働き方の選択肢みたいなところも増えてきていると思うので、そのあたりもゆっくりじっくりお話を聞いてさーやさんが目標とするところまでサポートしていければなというふうには思いますね」
生駒さん「なるほど、ありがとうございます」
山田「ありがとうございます。仕事をするといってもいろんな形がありますもんね。全部が全部、正社員じゃない。もっとステップアップというか少しずつできることからということもフォローしていただけるということでしたね。もう一つ質問があったんですけど、すいません、ちょっと時間が押しておりまして、次の質問に行きたいところなんですけど、実はね、卒業生の方から生駒さんに質問が来ていまして、その質問にしたいと思います」
生駒さん「大丈夫ですか、サポステの方に聞いた方がいいんじゃないですか」
山田「それも、皆さんにとってヒントになるかなって思いまして。こんなご質問が鼻炎ネズミさんから来ています。『芸能界の仕事はプレッシャーがすごいと思いますが、仕事でのプレッシャーや不安をどのように乗り越えてきたのかお考えを教えてください』というものです。皆さんも結構プレッシャーで、だから仕事に行けないとか、就職、退職を繰り返したりする方もいらっしゃると思うので生駒さんのお話も聞かせてあげたいなと思うんですけど」
生駒さん「そうですね。もうざっくり言ってしまうと、私は16歳の頃からお仕事をしていて、逆に皆さんみたいにサポステでいろんな講座を受けるっていうよりは、もう芸能界しか仕事がないし、芸能界を辞めると本当にある意味ちょっと悪い言葉ですけど、引きこもり以外選択肢がないような感じで、今でもそうなんですよ。だから私はどちらかと言うと芸能界しか仕事をする場がないっていうところは、やっぱり16歳の時の大きな決断だったんです。自分では生活面で体調を崩したり心が落ち込んだりすることもありながら、サポステのような感じでマネージャーさんや家族に支えてもらいながら、その都度その都度、本当にもう泣いて泣いて大変な思いで日々送っていました。ただ、自分の生活は自分でお金を稼いでいかないと生活できないっていう、こういう覚悟っていうものがあるので、そこはたぶん皆さんと全然環境は変わらないと思うんですよ。毎回プレッシャーも感じるし、未来に希望が見えない日だってあるんですけど、でも、周りを見ると、自分に手を差し伸べてくれる人が必ずいるっていう事に気づけたので、それにすがりながら、毎回毎回、毎日毎日、芸能界10年目になるんですけど、いるので。だから私にも出来ているから皆さんも本当にサポステを利用して就職するっていうところまでいけたら全然大丈夫だなって思います」
山田「ありがとうございます。鼻炎ネズミさん、質問されていましたよね、生駒さんにね。どうですか、そのお話聞いて」
生駒さん「参考になったか、あれなんですけど」
鼻炎ネズミさん「すごい、エネルギーをいただきまして。今のお言葉をいただいて」
生駒さん「人生は嫌なことしかないんだけど、嫌なことがないと幸せも訪れないって思うので、なんか自分が不安だったり嫌な思いをしたりした分、必ず幸せが、その分デカいのが来ると思うし、私はそれを経験できたので、ぜひなんだろう、嫌なことがあれば幸せがあるって思って頑張りましょう」
鼻炎ネズミさん「ありがとうございます。その言葉を胸に刻みたいと思います」
生駒さん「すいません、こんな言葉で」
一同「ありがとうございます」
山田「すいません、突然ふってしまいました」
生駒さん「いえいえ、全然全然」
山田「生駒さんが今日対談するっていうことで卒業生の皆さんもすごく楽しみにされていたので、ご紹介させていただきました。最後ですね、今回のテーマ『踏み出して良かった!サポステ』ということで、踏み出された皆さんがいろいろお話ししていただきましたけれど、まだ踏み出せてない人が多分この番組を見られている方でたくさんいらっしゃると思うんです。そういう、まだ踏み出せていない方に卒業生からおすすめの言葉をお願いします。サポステって自分にとってこんな存在でした、踏み出せてない方にはまずこうして、こうしたらどうですか、など何か一言でおすすめの言葉をかけていただけたらと思うんですね」
最後に、仕事のことで悩まれている方にメッセージを!
山田「はい、では1人ずつ7名の卒業生の方に一言いただきたいと思います。最初誰からいこうかなぁ。じゃあTさんから行こう。Tさん、よろしくお願いします」
Tさん「はい、わかりました。聞こえますか」
山田「はい、大丈夫です。お願いします」
Tさん「サポステは、自分にとって就職になくてはならない存在です。高校の時に調理の道に入っていたら、多分こちらには出会ってなかっただろうなという感じだったので、先生に相談してこちらを紹介されていなかったら、いまごろどうなっていただろうと今でもたまに思います。今はやりがいを探して頑張っていきたいです。以上です」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「ありがとうございます。そしたらSDさんどうでしょうか」
SDさん「はい、ではメッセージを。私は今まで仕事をしては辞めてを繰り返してしまっていまして、そういう時は1人で悩んでいた状態だったんですね。なので、もう人生がどうしようもなくなった時には、一人で悩まずにサポステに相談してみてください。きっと何か変化があるはずです。以上です」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「ありがとうございます。では、アイさん、いきましょう」
アイさん「はい。私にとってサポステは仕事のことで何か困ったり悩みがあったりするときに、とりあえず行って相談してみようって思える駆け込めるような場所です。私は何かをやる前っていうのは、こうなったらどうしようと心配して行動に移せないタイプなんですが、そういう方でもサポステの方は、ゆっくり話を聞いてサポートしてくれるので、悩んでいる方はとりあえず行ってみようっていう気持ちで行ってみるといいかなと思います」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「そしたら、鼻炎ネズミさん行こうかな」
鼻炎ネズミさん「はい。私にとってサポステは社会とのつながりを渡してくれる存在です。引きこもっていた時はほぼきっかけはゼロでした。でもサポステに出会って、色々な人と出会う機会、成長する機会、仕事を見つける機会など、サポステはきっかけを頂ける場所でした。ですから、一歩踏み出して利用してみたらいかがでしょうか。以上です」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「ありがとうございます。タクミさん、お願いします」
タクミさん「はい。先ほどもちょっとお話させていただいたんですけれども、自分にとってサポステというのは本当に駅のような存在でして、もう気軽に人生にちょっと疲れたら訪れてと、駅のように本当に気軽にいける存在ですね。メッセージとしましては、私もそうだったんですけれど、とにかく今お仕事をされてない方やうまくいってない方って不安でいっぱいだと思うんですが、何でもいいので何か動いていることで不安って解消されると私は思っています。とにかく動いてほしい。その動くっていうのは、本当にちょっとのことでもいいので、たとえば明日ちょっとサポステに行ってみようかなぐらいに思っていただければ、今回参加した意味があったのかなぁとは思っています。本当に小さいことでもいいので何かしら動いてほしいというのが私のメッセージです。以上です」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
山田「最後、りほさん、お願いします」
りほさん「はい、私にとってサポステは一人で悩んでいた自分を助けてくれた存在です。メッセージとしては以前の私みたいに一人で悩まないでサポステに相談しに来てほしいと思っています。やっぱり一人で悩むとどんどん悪い方向に考えてしまうので、相談しに行ってほしいです。ぜひ! 以上です」
山田「ありがとうございます」
生駒さん「ありがとうございます」
りほさん「ありがとうございます」
山田「最後、りほさんも検索するのはすぐしたけど、その後にアプローチするのにすごい時間がかかりましたよね。でも行ってみたら今のような感想をいただいたということでよかったですね。今、7名の方にメッセージいただきましたけど、生駒さんいかがでしたか?」
生駒さん「そうですね。やっぱり皆さん様々で、今回は7人ですけど、サポステに今通われている方、卒業されている方一人一人ほんとうに十人十色で性格も違えば行動力も違いますが、一人ひとりに合ったサポートをサポステの方がやっていらっしゃるんだなぁっていう印象を持ちました。皆さん、踏み出すまでに大変だし怖いし、という印象を言われていたんですけど、本当その通りで、今、頑張ってできている人からいう言葉って、今できてないとか、踏み出してない人にとってすごく刺激的で輝いている言葉なので「いや、何でそんなこと言うの」っていう人も、これを見ている人の中でいるかもと思うんですけど、実際に皆さん本当に頑張って一歩踏み出したからこそ今がある人たちなんですよね。だから同じような立場の方でも、ちゃんとこういうふうにオンライン座談会に参加しているような状態になっているので、本当に踏み出せればいいですよね。踏み出すのが本当に怖いですけど、人生怖いことしかないし、怖いことを乗り越えないと安心も幸せもないと思いますし、サポステっていう本当に安心安全の素晴らしいサポートがあるので、安心だなって思いましたね」
山田「今日もお顔が見える形で全国のサポステのスタッフの方も出ていただいているので『あ、こういう方たちなんだなー』と、皆さん優しくちゃんと話し聞いてくれるって感じが伝わったと思います。その最初のハードルをぜひ、越えてもらいたいなぁと思います。まだまだ、つながりたい若者がもっとたくさんいて、サポステの事を本当に知ってもらいたいなと思っております。広報を担当する身としては、より頑張っていかなきゃなというふうに思っております。生駒さん、本日はどうもありがとうございました」
生駒さん「はい、ありがとうございます」
山田「サポステの卒業生の皆さん、スタッフの皆さん、おつかれさまでした。最後に今回のテーマ『踏み出してよかった!サポステ』というのを皆さんでご唱和して終わりたいなと思っております。卒業生の方は実感を持ってこの言葉を言っていただけるのではないかと思っておりますので、最後にみんなで言ってしめたいなというふうに思っております。『せーの』を生駒さんにお願いします」
生駒さん「はい、私がせーのって言ったら、『踏み出してよかった!サポステ』でお願いします。はい、では皆さん準備はいいですか?いきます。せーの!」
一同『踏み出してよかった!サポステ!!!』
山田「お疲れさまでした。ありがとうございました」
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