見出し画像

【3分で斬る】指示・命令より、約束を取り付けよう#49

どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『指示・命令より、約束を取り付けよう』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて、
みなさんが強い気持ちをもって人と関わることができる、
そんなお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加していただきたいです。
よろしくお願いします。


そんなこんなで本題でございます。

今日はですね、
『指示・命令より、約束を取り付けよう』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

子どもや部下に指示や命令をしたとき、
思うように動いてくれないことってありませんか?

ぼくも、少し前まで子どもに
「〇〇しなさいよ」と指示することが多くて、
それを聞いた子どもは、なかなか行動に起こさず、
挙句の果てに子どもに逆ギレされた日には、
感情的になったものです。

てか、白状します。今でもたまにあります。
・・・よくあります(笑

「どうしたもんか、何かいい方法がないものか」
そんなことを考えていたある日の出来事です。

テーブルでいつものように遊んでいた、
うちの4歳のカレが、遊び終わったときに
オモチャを床にたくさん落としました。

いつものぼくなら
「オモチャを粗末にしないの!すぐ片付けてね」
なんて言っちゃいそうになるところを、

「落としたオモチャは、このあとどうするの?」
に変換して伝えてみることにしました。

するとカレは
「お風呂入り終わってから片付ける」とのこと。

しばらくして、お風呂から上がったカレを
ぼくはじっと見ているも、一向に片付ける気配はなし。

ぼくは「さっき、お風呂入り終わってから片付けるって話しあったけど、どうする?」と尋ねると、
カレの次に言った言葉はというと、
「寝る前に片付ける」と。

こうなると、
皆さんお察しの通り、もう先は見えていますよね。

はい、もちろん片付けずに寝ようとしていました(笑

「もう眠くてか~た~づ~け~た~く~な~い~」

ぼくは、ここで考えました。
(いかんいかん、ここで感情的に叱ってしまってはこの子のためにはならない)

しばらく待って、
「あなたが片付けないと決めてやらないのは、別にいいと思うよ」
「だけど、パパは今イヤな気持ちです」

カレは、少し考えた末にゆっくり立ち上がり、
もくもくと出ているオモチャをすべて片付けていました。

ぼくの気持ちは、少し晴れました。
それは、片付けてくれたからではなく、
「ぼくとの約束を守ってくれた」からです。

ぼくがこの間やったことは、
一貫して指示・命令をしなかったことです。
片付けを指示したワケでもなく、約束を強制したワケでもありません。

ただ、カレが自分の意志で決めた「ぼくとの約束」を守ろうとしなかったことに、正直に「パパはイヤな気持ちだよ」と伝えただけなんです。

このぼくの正直な気持ちが言えたのは、片付けを一方的にオトナであるぼくが指示したワケではなかったから、だと思うんですよね。
子どもであるカレ自身が自分の行動を決めて、それがぼくとカレのなかでの「約束」になったからこそ、パパであるぼくは素直な気持ちが言えたんだと思います。

指示・命令は、人の心を動かさないということを、
改めて感じました。

人を動かすには、キレイ事ですけど、
やっぱ人に対する想いなんだと思うんですよね。

そこに、一方的な指示・命令や、強制力はいりません。


ということで、
今日は『指示・命令より、約束を取り付けよう』というテーマでお届けいたしました。


社会福祉士しぶのnoteでは、
子育てやビジネスで役立つ記事を毎日3分で読み斬る量で投稿しております。
興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。

それでは、ステキな一日をお過ごしください!

また明日の夕方6時にお会いしましょう。
社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?