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ハイキックジーンズーーオールユアーズ「穿いたまま寝れるような柔らかく、軽いジーンズ」#shackmagazine vol.1

shack主宰の川添隆です。

こちらのマガジンでは、広義な意味でのD2Cブランド(ユーザーとダイレクトにつながる中小ブランド)の新商品やオススメ商品を紹介いたします。「使い心地が良い、使っていて気持ちがいい(デザインの心地よさも含め)」ようなモノは、結果的に永く使われるのではないか? そういうモノを知る、触れる、買う“キッカケ”ができたらと考えています。
※無論、アフィリエイト目的などではありません。

今回紹介するのは、ALL YOURS(オールユアーズ )のハイキックジーンズ ワンウォッシュタイプです。

ジーンズは一つの選択肢…だからこそ何を選ぶか?

2019年後半から「若者のジーンズ離れ」が取り上げられるようになりました。

この記事のコメントや街を見ていても、20代前後の人たちがジーンズをはいていないわけではないでしょう。複数の記事を見ると恐らくは下記のような現象が絡み合ってこういった事象が起きているのだと思います。

〇流行:過去と比較すると「ジーンズブーム」が90年代以降減った
〇商品:2009年以降、価格競争が激化(低価格・高品質のジーンズが続々登場)
〇生活者:アラウンド20は自分が価値を感じたモノやコトに関しては消費を惜しまない

<引用>https://ferret-plus.com/12924

これらの減少から読み取ると、ブームの波がないということは何本も持つ必要性がなく、低価格であっても品質が高いので長く穿けて、特に20歳前後ではお金の使いどころが服以外に関心が移行・分散したのだと考えらえれますよね。最後の部分は、年代限らず同じことが言えるでしょう。

今後、「ジーンズは自分のクローゼットに1本で充分」という人が多くなるとすると、最適な1本に悩むことになります。

このような背景と昨今のリモートワークの流れもあり、穿き心地がより重要になってきていると感じます。少なくとも私個人としては、ハイキックジーンズに出会って、穿き心地を最も気にするようになりました。


「はいたまま寝れる」ような、柔らかく・軽いはき心地のジーンズ

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<引用:オールユアーズ

飲みすぎて帰ってきて、ジーンズを穿いたまま寝落ちする。もちろん、そういう話しではありません(笑)。

「1度はいたら、やめられない」ような、とても柔らかく、伸縮性があり、軽い穿き心地。ECサイト上では、「まるでスウェットみたいな穿き心地」と称されていますが、穿いたままフツーに眠れてしまうような履き心地です。

コットン100%のジーンズは、武骨なかっこよさがあるものの、生地が固くて、食後にはウエストを緩めないとちょっと苦しい。膝を曲げると生地が突っ張る。ストレッチジーンズであっても、ちょっと重さを感じてしまう。
そういった感じた経験が、誰にでもあるはずです。

見た目は同じように見えても、ジーンズ・デニムの常識を覆す。
それがハイキックジーンズです。


デザインや嬉しいディテール

リーバイズ501のような王道のシルエットをベースに、膝下から裾にかけてラインを少し細めにしたシルエットです。

柔らかさ、伸縮性、軽さの秘訣は素材にあるようです。

強い伸縮性を生み出すためにポリエステルとポリウレタンを使用していますが、コットンに包まれて隠れています。見える部分と手で触れられる部分は全てコットン(綿)のため、自然な風合いとなめらかな肌触りです。
<引用:オールユアーズオンラインショップ

身体に触れる部分全てがコットンなので柔らかさを感じ、色落ちもきれいに出るのでしょう。

強い伸縮性があり、ウエストの部分まで伸びるようなつくりなので、「食後にはウエストを緩めないとちょっと苦しい」は起こりにくいのですが、さらに嬉しいディテールがウエストのボタンです。

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<引用:オールユアーズ

1インチ=2.54cm分の調整が可能のようです。


軽いはき心地の先にある“味わいの境地”

ジーンズの最大の魅力は「色落ち(エイジング)」ですよね。穿き心地が良く、結果的に長く穿いていった上で、「自分ならではの 1本」になるのは、使い続けるモチベーションの1つになります。

ハイキックジーンズはどんな色落ちをしていくのか?こんな感じです。

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<引用:オールユアーズオンラインショップ

穿く人によって色落ちに違いが出ることがわかりますよね。素材のところで触れましたが、表面がすべてコットンなのできれいな色落ちになるようです。

個人的には、色落ちしたものを買いたいくらいです(笑)。

機能性と商品ならではのかっこよさを兼ね備えたのがハイキックジーンズと言えるでしょう。


ALL YOURS(オールユアーズ)とは

2015年7月に創業し、12月からMakuakeにてプロジェクトを開始。

『着ていることすら忘れてしまう服』をコンセプトに、ストレスからヒトをカイホウするプロダクトを開発するブランドです。

ブランドによるファッション(着飾ること)を押し付けるのではなく、着る人自身が中心にあることを基本にされています。

目指されているのは『現代(デジタル時代)のワークウェア』。
「仕事中はストレスが無く、ちゃんと見えて、日常生活ではリラックスして、気にせず着られる。」
着ているときも、洗濯などのケアのときも、気にせず着られて、日々のお手入れも丸洗いでOK。
そんな「仕事の服と日常の服」。

かと言って、何もないデザインというわけではなく、古き良きアメリカ、今でも言うヴィンテージのデザイン・ディテールなどをベースとして、現代向けにアレンジされています。服の重要な価値である「かっこよさ、かわいさ」は、根底に埋め込まれているということです。

また、CAMPFIREでは24ヶ月連続クラウドファンディングに挑戦するという、アパレル業界では類を見ない取り組みで、ブランドの成長と共犯者(仲間のような顧客)獲得をされてきました。アパレルカテゴリで国内最高額の支援を獲得されています。


ハイキックジーンズはコチラ


ちなみに私自身はジャケット、シャツ、ジーンズ3点セットで愛用しております。


原宿キャットストリート裏にある“身軽な実験スペース”「shack」
Twitter:@shack_evanh

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