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第3回:「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」参加店取材『cafe arica』


みなさん こんにちは!
淑徳大学 人文学部 表現学科 杉原ゼミの佐藤です。

今回お邪魔させてもらったのは『cafe arica』さんです。


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今回は「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」取材第2弾として『cafe arica』さんにお邪魔させてもらいました。


みなさんは、ボローニャ料理はご存知でしょうか?
パスタ料理のボロネーゼは知っていますよね。そのボロネーゼボローニャを代表する料理なんです。


こちらの『cafe arica』さんでは、そんなボローニャ料理ボロネーゼ生ハム、チーズも楽しむことができ、まるでボローニャにいるかのような雰囲気を店内で味わうことができます! 


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↓メニューの一部です(なんとスリランカカレーまで!)

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「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」になぜ参加したのか、そしてその意義とは…色々聞きました!


今回、お伺いしたのはこの『cafe arica』を一人で切り盛りしている小山 晋さんです。
小山さんは元々、世田谷区で料理店を経営をされていたのですが、地元の板橋区に戻ることになり、イタリアへの旅行などの経験も活かして外国人向けマンションを管理する傍ら、2017年に大学の卒業研究も兼ねてカフェを営むことになったのだそうです。


店主の小山さん(普段はマスクを着用されています)。

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――「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」に参加するきっかけとはなんでしょうか?

小山さん「板橋区ボローニャ市友好都市15周年記念のオンラインイベントに参加しまして、その際に松岡さん(板橋区立美術館の館長)から『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展の関連イベントがあるので参加してみませんか』と誘われたことがきっかけです。」

――ボローニャ料理を出しているのは、最初から板橋区とボローニャの関係を知っているからですか?

小山さん「最初から知っていたわけではないです(笑) 。たまたま板橋に帰ってきた時に板橋とボローニャの関わりがあるっていうのを知ったので、なるべくボローニャ料理を出そうと思いました。」

――「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」に参加する意義とは?

小山さん「地域への貢献が一番の題目ですね。地域が楽しく、ワクワクするように盛り上がるイベントになるのであれば。イベントを行っていく中で『板橋区でボローニャといえば“cafe arica”』となればいいですね。」

――cafe aricaさんがイベントをたくさん行う理由は何でしょうか?

小山さん「地域を盛り上げるのはもちろんですが、私の卒業研究は『人を巻き込む』というもので色んな方向から人を巻き込もうと思っていまして、イベントだったりアート展であったり、ドラマや映画の撮影にも貸し出していまして、『どんな人が引っかかるだろう』と思いやっていますね。」

――若者たちや地域の方へのメッセージはありますか?

小山さん「ただ料理を食べるだけじゃなくて、そこから時間の使い方や物事に対する関心などを考えてもらいたいですね。例えばaricaでは、ボローニャ料理やスリランカカレーなどの料理があります。そういった知らなかったものやちょっと変わったものを提供することで、食事に対する好奇心を持ってもらいたいです。食だけじゃなくても、今回のイベントのように、アートに触れることで好奇心を刺激されて、なにかワクワクする想いを感じてもらえる場所となればいいですね。こうしたイベントにより人同士の繋がりが広がって、もっとたくさんのイベントに人を巻き込んでいく機会に繋がっていければいいなと思います。」

――今後も“絵本のまち板橋”に関連する企画に参加されたいですか?

小山さん「もちろん参加したいですね。そこから新しいものが派生するものがあれば協力したいです。今後も原画展に合わせた関連イベントにレギュラーのように続けられるといいですね。」

――今後の展望があれば教えてください。

小山さん「このaricaを始めて4年ですけども、まだまだ地元の方に知られていないと思うので、こういうイベントをきっかけにして色んな人に知ってもらって、人との繋がりが広がって、暗い世の中だからこそ、ポジティブな連鎖が広がっていければいいかなと思います。」

――小山さん、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。


現在cafe aricaさんでは、渡辺美智雄展「ボローニャに会いに」を7月17日~8月15日まで行っています。
ぜひとも、「絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ」と共にボローニャ料理やわくわく感をこの「cafe arica」で味わってみてはどうでしょうか?

あとがき

お店の落ち着く雰囲気と店長である小山さんの気さくな人柄のおかげで、和やかなムードでインタビューできました。気さくな人柄と共に、地元板橋に貢献していきたいという強い決意というのも感じました。小山さんの言葉にあった「人を巻き込む」ということは、魅力的なまちづくりやまちおこしなど、地域のさらなる活性化に大切なことではないかと感じました。


cafe aricaさんでは、これからもメニューを増やしたり、もっとイベントを開催していきたいそうです。このようなお店の存在によって、地域の方や訪れた方々がつながり、様々な文化に出会える機会が増えることになっていくのではないでしょうか。

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※緊急事態宣言により、板橋区立美術館のイベントは全て中止、延期、配信予定となっています。詳しくは公式サイトをご確認ください。

※スケジュールは予定です。

※新型コロナウイルスの感染予防対策については、各施設、店舗によって異なりますので来店される際には各店舗のホームページやSNSをご確認の上、ご協力ください。


『cafe arica』さんのホームページ(Facebook)



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