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すぎやまたかあき
2022年11月6日 18:20
杉山です。10月後半の現場の様子です。10月後半は工務店とディテールの検討も行いながら、軒先やトップライトの詳細部分を決め、細かいところまで現場が進みました。もう少しで仕上げにも取り掛れそうです。この週末でおおよその外形は出来上がりました。これからあと一月ほどのうちに屋根仕上げや壁仕上げも行なっていきますので、ラストスパートが近いです。ちょうど昨日打ち合わせ用テーブルの製作を依頼
2022年11月6日 08:41
杉山です。11月に入り急に冷えてきました。現場は順調に進み、9月に掘削から始めて10月中は基礎〜躯体の立ち上げまでどんどん進みました。この1ヶ月でいろいろと進み、このテンポ感は小さい建築のおもしろさのひとつだなと改めて感じています。屋根葺き材の杉板や、シンク、照明など、施主支給品のものも用意を進めています。建物の骨格がほぼほぼ出来上がってきて、いよいよあとは電気・給排水等の設備工事や
2021年8月6日 18:12
お久しぶりです、杉山です。忙しさにかまけて前回からひと月も間が空いてしまいました。自分たちのことなので後回しにしてしまいましたが、少しずつ検討は進めています。前回のスタディである程度納得できる形状は見出せました。今回は素材や細かい寸法調整を検討した見積もり前のほぼほぼ最終スタディモデルをご紹介します。一度見積もりをしてみて予算をオーバーしている場合は設計を見直さなければいけないので、見
2021年6月28日 15:36
こんにちは、杉山です。前回は「全体像のファーストイメージ」と題して、とりあえず第一案を作成してみました。その後2週間ほどの間に何度もその案を見直しながら形が変化してきたのでその経過をご紹介します。改善したいポイント第一案はアイコニックな切妻屋根が特徴的な細長い平面のプランでしたが、経済性や南北の雪対策のことなど考慮し、そのアイコン性を見直したいと思うようになりました。加えて、小さな建
2021年6月13日 16:54
こんにちは、杉山です。前回は敷地内に部屋のサイズを落とし込むボリューム検討を行いました。今回はそのスケッチを簡単にCADで図面にして、そこへ窓の配置や断面のイメージなどをスケッチで考えてみます。平面から立体へ、建築の全体像をイメージしていきます。【ラフスケッチ】断面形状、立面など高さ方向のイメージ雪に対する安全性の高い屋根であることと同時に、その屋根を建築の大きな特徴にしていくことを意
2021年6月2日 06:55
前回の締めくくりに今回のアトリエ設計の大きな方向性を書き出してみました。・景色を活かしたい・細長い敷地を効率的に使いたい・屋外との接点を積極的につくり、開放感がある中で仕事ができる空間にしたいまだ具体的な建築の形を思い浮かべているわけではありませんが、「こうなったらいいなあ」という希望を思い浮かべながらファーストスケッチに入っていきます。【スケッチ1】必要スペースってどれくらいかな
2021年4月29日 09:01
前回、敷地はすでに決めてありますと言いました。今回は、その敷地について簡単にご紹介しようかと思います。建築設計の仕事というのは、”ある場所を意思をもってつくりかえること”と言い表すことができると考えています。有限な地球の地表面のある点は、1億年前も100年後もその場所自体は存在しています。建築をつくるということは、悠久の時間の流れの中に人間の意思を浮かべるような行為だと思っています。気持ちよ