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許す。忘れない。

アナタは飲む。彼・彼女は飲まない。 宴会。 「酒の上での言動だから。」と周りが空気を作る。 だから彼・彼女は許してくれる。 しかし、彼・彼女は決して忘れない。 決して忘れない。 #仕事のコツ

    • 無敵の黄色い長靴。

      GITANESを吸い始めるよりずっと昔のこと。 それとは無関係に・・・。 昔は、あちこちに水たまりがあった。 今よりもずっと、あっちにもこっちにも、 少しの雨が降っただけですぐに水たまりが できていた。子供の頃の話だ。 生まれ育った環境は田舎町だったから 未舗装の道もあったし、空き地も多く 野原もまだまだあった。 少しまとまった雨が降ると、未舗装の道路 にはプールほども大きな水たまりができていた。 水は濁っていて底も見えない。 まだ幼稚園児だった頃だと思う。 「これを

      • 洋食屋、オムライス、宝箱。

        GITANESの存在も知らなかった頃。 それとは無関係に・・・。 洋食の対義語が和食だと仮定できるとして、 それでも「洋食屋」の対義語は存在しないような気がする。 それほど洋食屋という語感は特別なものである。個人的に。 昔々のことだ。 生まれ育った場所付近には洋食屋が3軒あった。 Uという店、Mという店、そしてたまに行く木村屋という洋食屋である。 ちなみに、Uという店は代替わりをしてまだ営業しているらしい。 私が3,4才~7,8才ぐらいの頃 木村屋には連れていってもらっ

        • えっちゃんの電子レンジ

          小学生のいつ頃だったか、ある日父と母が 外出先から帰ってきた。 父は両手で、なにやら箱状のものを持っていた。 心なしか腰がやや下がっているように見えた。 その箱状のものは電子レンジだった。 それもむき出しの。 S「何?電子レンジ買ったの?」 父「ははは」 母「新品やったらなんで裸やねん。」 S「そりゃ、そうか」 むき出しの電子レンジは貰い物。 母の次姉えっちゃんからもらったものだった。 えっちゃんが新しい電子レンジを買ったので 不要になったそれを我が家にくれたのだった。

        許す。忘れない。

          固定電話

          未だに ある種の契約を結ぶときに必須だとか、 クレジットの審査にも必要だとか 公的書類にも要るのだとか言われるモノがある。 固定電話がそうだ。 本当にいるのだろうか。 ネット回線を敷いている以上電話番号も自動的に 割り当てられているのだから 「番号がそもそも要らない」なんて言っても ナンセンスのようではあるが、「固定電話」が 本当に必要かどうかには関係ない。 固定電話というのは携帯電話出現までは単に 「電話」と呼ばれていた。 そしてその頃も今も、電話(現・固定電話) は動かな

          固定電話

          さかさ男

          小学校に入る頃だったと思うが、 親に「世界妖怪図鑑」という本を買ってもらった。 子供向けだったと思うが、これがなかなか気持ち悪くて 「なんでこんなの買ってもらったんだろう」と 後悔するほど怖かったのを覚えている。 収録されている妖怪(それらが妖怪かどうかは 意見が分かれると思うが)の中でも、私が特に 恐かったのが『さかさ男』だった。 アフリカのジャングルにいるというこの妖怪に 遭遇すると、いくつかの質問をされるらしい。 質問自体はそれほどややこしいものではないが それらすべ

          さかさ男

          追憶の彼方へ。

          もちろん代表者印ではないが、会社の角印を ひとつ預かっている。 普段は私が捺印することはないが、総務の偉いのが 席に不在の際には印鑑をもらいに来た者が 「じゃあお前でいいや。ホレ、ここに捺印を。」 と振ってくる。 その時のための角印である。 で、印鑑は預かったが朱肉と捺印マットは手元に ないから、そのたびに朱肉とマットを借りるため 数歩移動することになる。 これがどうも面倒くさい ということに数年かかって 気づいてしまった。 じゃあ、朱肉と捺印マットを買えばいいのだ。 ち

          追憶の彼方へ。

          手帳フェチ

          手帳フェチなのである。私は。 自分が何フェチか知られるのは誰でもちょっと躊躇う ことがあろうが、そうなんだから仕方ない。 私は手帳フェチだ。 システム手帳もいくつか、綴じノートも何冊か、 yPadも併用しながらなお、「他に良さそうな手帳はないか」 と探すようなフェチである。 他人様の手帳にも興味がある。中身を見てみたい。 なかなかチャンスはないが興味は尽きない。 現在主に使っているスケジュール管理用の手帳は、 画像の3冊。 一番上 エルメスGM、真ん中VISION 一番下 

          手帳フェチ

          龍太郎。

          昔、1987年だったらしいからやはり昔だ。 鶴瓶上岡パペポTVというテレビ番組があった (スタートあたりではそんな名前ではなかったが)。 20歳の頃、まだ学生の頃だ。 一度形を変えたものの、2000年まで一貫して 深夜放送されていた。 私はそれを録画もしたがなるべく放送時間中に観ようと しばしば気絶しそうになりながら観ていた。 夜の野球中継が延びたりしたらそのあおりで 2時や3時になることもある番組だった。そういう 時代だった。 ほぼすべて観たのではないかと思う。 とにか

          龍太郎。

          新人研修2

          前回のように、入社してすぐ行われるような 研修らしい研修はなかった。 週に一度ぐらい、店舗が閉まってから 入社して3か月程度の者ばかり集められて 簡単なサイズの測り方などを教わった記憶はある。 そしてそれらは 「自分たちのためになることだから」という理由で 残業代は出なかった。今考えるとひどい話だが そういうのが罷り通っていた時代でもあった。 ガソリンスタンドで働いていたというU、 なにやら土建屋で手伝いをしていたというN、 この会社でアルバイトしていて、そのまま社員に なっ

          新人研修2

          新人研修

          先日どこかの記事だったか本だったかで 「新人研修」について書かれていた。 内容自体はまったく記憶に残るようなものでは なかったのだが、そう言えば自分が今の会社・ 洋服小売り・に入ったとき(30数年勤務 しており、転職経験はない)はどうだった っけ?と思い起こした。 いやそれも大した話ではないのだが。 基本的には来るもの拒まず去る者追わずという 傾向が今よりもずっと濃い会社だった。 だから入れたのだろう。 まとまって新規採用・入社・入社式なんてものは なかった。その日新たに入

          新人研修

          読んだ。

          「チャンバラ」というあまりに直接な タイトルの本を買い、すぐ読み切った。 宮本武蔵を描いた本で、ほぼ戦闘シーンばかり。 10年以上前に塚原卜伝の小説を買って読んだことが あるが、それはストーリーが短いし、全体的に 説明臭いし、卜伝は最初から強いし、で まったく面白くなかった。 こっちの本は楽しい。 「双頭の鷲」を昔何度も読み返した記憶があるが、 その著者・佐藤賢一が書いた「チャンバラ」は 当然面白い。 ということで、しばらくは時代物から離れるべきだ。 まったく違うジャンルの

          読んだ。

          ハートマークを!

          手帳フェチなので、他人様の手帳の中身にもかなり興味がある。 そのうち誰彼なしに襲って「ぐふふふ、手帳を見せてみろ、ぐふ」 などと不埒なことをしでかす可能性も、なくはない。 ネットで手帳の中身などを公開している人も大勢いて 各々拘りがあり楽しそうである。 一日何度も記入して、そして何度も見返すとのことだ。 で、 気になるのは、スケジュールに楽しい予定を書き入れるのは いいとして、「嬉しくない予定」がある場合も記入するだろうし、 それがチラチラと見えてしまうのがイヤにならないの

          ハートマークを!

          routine

          youtubeには本当にいろいろな動画があって興味深い。 最近ふとしたことから「morning routine」で検索した 動画をよく観る。つまり毎朝の習慣ということだ。 朝だけでなく夜のルーティンも観る。これがなかなか。 本当に本当に本当に本当に、そんなこと毎朝やるの!? え、本当に!?ほんとに!?ホントに!?やるの!? というようなことをやっている人が存在する。 そういう動画が結構多いのだから、そういうことを ルーティン化している人が多いのだろう。 ●まず、起きるの

          あれ、花屋さんは?

          行きがかり上、職場に飾る花の手配をいろいろ するようになった。何の因果か。 私は別に花大好き人間という訳ではないのだが 店舗の面々があまりにも無頓着なため仕方なく。 最近よく行くようになった花屋まで歩いたのは よかったが、そういえば紫陽花のシーズンだし 今年はまだ自宅用の紫陽花を買っていなかったので また歩いて遠回りして、別の花屋へ。 昨年までしばしば行っていたそっちの花屋は 商店街の真ん中にある。 花屋がなかった。閉店というようなレベルではなく (閉店なんだろうけども)

          あれ、花屋さんは?

          本「イタリア暮らし」

          7,8年前、書店の棚で 「ジーノの家 イタリア10景」という文庫本 を何気なく、本当に何気なく手にして買った。 それが日本エッセイストクラブ賞などの受賞作 というような情報も何も知らず買った。 内田洋子氏、よく本屋では見かける名前だが まったく読んだこともなくて読む予定もなかった。 帰宅してあっと言う間に読んでしまった。 次の日またその書店に行った。書店に並んでいる 内田洋子氏が書いた本をすべて買った。 過去に書いた本を調べ、その本屋に並んでいなかった ものはamazonに

          本「イタリア暮らし」