中尾慎吾(大阪弁護士会)

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中尾慎吾(大阪弁護士会)

X(Twitter)/大阪弁護士会/オンライン上に存在する独立系の弁護士. 中小企業/事業主の法律顧問業が中心的な生業. スマホ/PC中毒者. ChatGPT. ウォーキング. スクワット. 風呂. サウナ. ポーカー. カラオケ. 睡眠. YouTube.

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事業活動および私的活動を「的確な法律知識の裏付け」を根拠として適切にコンサルティングする

事業内容最新の法情報と社会のトレンドを踏まえた適切なコンサルティングを提供します。 Twitterで情報発信しておりますので、まずはそちらで検索してください。 非対面式のオンラインコンサルティングの実施により、互いの居住場所による制限を受けないサービスの提供を実現しています。 メールは当然のこと、LINE、ChatWork、Slack、ZOOMなど、あらゆる最新のWeb Serviceを活用しています。そのため、ご相談者・ご依頼者のお手元にスマートフォンと通信環境さえあ

    • ミーティングという晴れ舞台: 個の輝きと組織の調和

      はじめに弁護士業においてクライアントとのミーティングは欠かせない要素だが、どうもミーティング自体を辛く苦しく楽しくないものと捉えている同業者が少なくない様子である。 ミーティングが多い業種は他にも沢山あるはずだが、どうかミーティングに対する苦手意識を払拭し、一種のエンタメとして楽しめるような心持ちにアップデートしていただきたい。 能力の発揮と魅力の伝達ミーティングは自らの能力と魅力を他者に伝える絶好の舞台である。積極的かつ能動的な参加を通じて、自身の思考と能力を他のメンバー

      • ChatGPTとの協働:古典と現代の結びつき

        導入人工知能(AI)の進展は目覚ましく、その存在は私たちの生活の多くの面で不可欠である。ChatGPTはこのAIの進展の中で開発された一技術で、人間との対話を通じて多岐にわたる知識や情報を提供している。しかし、「ChatGPTは最新のデータに基づかないのでAIとして不十分である」との意見も存在する。本稿では、ChatGPTの真の価値と、それが人間とどのように協働すべきかについて考察する。 ChatGPTの特性ChatGPTは膨大なテキストデータを学習して構築されており、様々

        • 弁護士におけるスマートデバイス通知の最適化:アラームとタイマーの重要性

          弁護士としてのタイムマネジメント弁護士として、アラームとタイマーの運用について考察する必要がある。その理由は、次の予定に向けて行動を開始すべきタイムリミットを受け身で確実に把握できるからである。これにより、時間の管理が効率的に行えるのである。 通知機能の利点スマホやスマートウォッチの通知機能がもたらす利点は、自分の脳内で次の行動に向けたタイムリミットを意識せず、ただ目の前の業務に集中できる点にある。これにより弁護士がクライアントに対して提供するリーガルサービスの質が向上する

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          場所に囚われない弁護士選び

          自由な執務環境の構築時代は常に進化しており、特に働き方に関して多くの変革が見られる。弁護士も例外でなく、場所に囚われない柔軟な執務環境を確立している場合がある。 リモートワークからの現場回帰とのテーマも頻繁に取り沙汰されるが、リモートワークの併用を一切否定することに合理性は存在し得ない。移動自体はコストであり有限な人間の時間を奪い続ける。奪い続けられてなお意義のある現場仕事に全力投下すべきで、移動のための移動は会議のための会議以上に有害である。 このような新しい働き方は、まさ

          場所に囚われない弁護士選び

          インプットによる研鑽を継続する弁護士の学習方法

          法律学の基礎法律の勉強は、弁護士を目指す者にとっては勿論のこと、弁護士になった後も非常に重要である。法律学の基礎を固めることにより、将来のクライアントが直面するであろう法律問題の解決に向けた土台を築くことができる。教科書や専門書を活用し、法律の基本概念や原則を理解することが重要である。 専門誌の利用法律雑誌と呼ばれるジャンルが存在し、そのジャンルに分類される専門誌は意外と多い。法律的議論は社会の変化とともに常に流動するものであり、一度何かを勉強すれば足りるといった性質のもの

          インプットによる研鑽を継続する弁護士の学習方法

          弁護士はサウナによってリーガルサービスの質を向上させることが可能である

          導入特に現代社会では、弁護士は常に情報過多な状況や高度なプレッシャーに晒されることも少なくない。そのような状況の中でクライアントに高品質なリーガルサービスを提供しなければならず、その一助としてサウナが弁護士のメンタルの安定と集中力の回復、更にはサービスの質の向上に有効である、という比較的ユニークなアプローチを示したい。 サウナとデジタルデトックスサウナという個室内においてほぼ全裸の状態で大量の汗を流すことで、ストレスやデジタルデバイスから一時的に解放される場を獲得することが

          弁護士はサウナによってリーガルサービスの質を向上させることが可能である

          スマートウォッチで業務効率化を実現する弁護士の働き方

          冒頭弁護士はそれなりに多忙である(らしい)。多くの業務が待ち受けており、効率的な業務遂行が求められている(らしい)。近年、Apple Watchなどのスマートウォッチが市民権を得つつある中で、本稿では、スマートウォッチが弁護士の業務にどのように寄与できるかについて具体的な利点を探る。 クライアント対応の効率化弁護士にとって、クライアントとのコミュニケーションは重要な業務である。スマートウォッチの活用により、チャットの通知を適切に管理し、クライアントからの即時の問い合わせに迅

          スマートウォッチで業務効率化を実現する弁護士の働き方

          弁護士における「発信力」の重要性

          冒頭発信力とは、意見や情報を効果的に伝える能力である。この能力は、弁護士にとって極めて重要である。本稿では、「対顧客関係」と「対交渉相手関係」での発信力の重要性を解説する。 対顧客関係での発信力クライアントの理解促進 法律用語や複雑な手続は、法律分野を専門としない人々にとって理解しづらいものである。弁護士が法律に関する情報を簡潔かつ明瞭に発信することで、クライアントの理解が促進され、効果的なサポートが可能となる。 信頼の構築 弁護士にとって、クライアントからの信頼は業

          弁護士における「発信力」の重要性

          ChatGPTを駆使する弁護士に依頼すべき

          ChatGPTを愛せ ChatGPTを駆使する弁護士の選定で、ビジネスの法的リスクを最小限に留めていただきたい。ノーリスクのビジネスなどあり得ないからこそ、AIを活用した様々な観点からのリスクの検討が大切である。 ChatGPTは包丁 一般論としてのChatGPTの革新性は、その精緻な対話能力に表れている。このAIは、業界の最先端を行く自然言語処理技術により、幅広いテーマに対する柔軟かつ正確な対話が可能である。ユーザーが日常的な言葉で質問や相談をするだけで、ChatGP

          ChatGPTを駆使する弁護士に依頼すべき

          弁護士業務におけるデータ管理ノウハウ

          弁護士業務におけるデータの膨大さ 法律や裁判に関する判例や研究といった意味での情報量は単純に考えれば年々増加していく。昔の受験生より今の受験生の方が歴史分野については勉強対象が増加するのと同じ理屈である。古くて使い物にならないデータもあるがそのデータを選り分けること自体がコストではある。自身が携わった案件のデータも管理する必要があるため「キャリアが長くなればなるほどデータの量が増える」わけである。このように膨大なデータを管理する必要がある中で、本記事では「ファイル毎へのタイ

          弁護士業務におけるデータ管理ノウハウ

          美意識と健康意識の高い弁護士に依頼する

          はじめに 現代社会における美意識と健康意識の高まりはその存在分野を問わない。相対的に社会全体が豊かになればそれらのテーマについて興味関心を抱く人々が増える。そうした中で、弁護士にもこれらの意識が必要だというテーマでその理由を少し深堀りしていく。 健康的な生活習慣は弁護士の判断力を向上させる 健康的な生活習慣はただ鍛え上げられた肉体を作り上げるだけではない。健全な体は健全な精神を生み、適切な運動や食生活は脳の機能向上に寄与する。つまり、健康的な生活を送る弁護士はより鋭敏な

          美意識と健康意識の高い弁護士に依頼する

          弁護士業は飽きてからが本当のスタート

          序章:飽きるという感情の出現 多くの職業において、最初は新鮮な驚きや興奮が溢れる。弁護士業も例外ではない。しかし、日々の業務に追われて同じような案件に取り組むうちに、次第に飽きという感情が生まれてくる。この飽きるという感情が浮上することは、時にネガティブに感じられるかもしれない。しかし、この感情が弁護士業の新たなスタートを意味するということを、以下で述べていく。 飽きることの意義 飽きるとは、一つのことに対する興味や関心が薄れる現象である。しかし、それは同時に、自分自身

          弁護士業は飽きてからが本当のスタート

          弁護士になぜ法律以外のインプットが重要なのか

          導入 法律は社会のあらゆる面を規定するため、弁護士は様々な分野の法律知識を持つことが求められる。それに加えて、なぜ弁護士は法律以外の分野に関する知識を深めるべきなのかについて述べていきたい。 クライアントのビジネス理解 ビジネス環境は日々変化している。そのため、弁護士がクライアントのビジネスを深く理解するためには、関連産業や市場の動向に精通していることが重要となる。これにより、クライアントの事業戦略やリスクに関する的確なアドバイスが可能となる。 社会的背景の把握 法

          弁護士になぜ法律以外のインプットが重要なのか

          不健康な弁護士

          不健康な弁護士? 弁護士の仕事はそこそこ厄介で、高い集中力と労力が必要となりがちである。そのため、健康を維持することは業務の質を向上させるための不可欠な要素となる。以下において、健康を維持することがどのようにクライアントへのサービス向上に寄与するのか、いくつかのポイントを挙げて具体的に説明していく。 精神的な安定と高い集中力 健康の重要性 定期的な運動やバランスの良い食事は、身体的な健康を高めるだけでなく、精神的な安定ももたらしてくれる。精神的に不安定だと良い仕事はでき

          哲学的信念が弁護士には必要

          冒頭 法律の世界は原理原則自体は単純なようでいて、実際の運用レベルにおいてはやはり複雑である。様々な状況や環境に応じて最善の策を提案するために尽力するが、弁護士として質の高いコンサルティングサービスを提供するためには単なる法律の知識だけでなく個別具体的な文脈の背後にある哲学的な信念も不可欠である。 哲学的信念の重要性 法文の字面だけを追い求めるのではなく、それに基づく判断や選択をする上での基準や価値観は何であるかについて問われる場面は多い。弁護士が哲学的な信念を持つことで、

          哲学的信念が弁護士には必要