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#69 ECとHRのユーザーファーストの違い

こんばんは!SezakiNです!

新卒研修のタスクの多さに驚くと同時にやる気に満ち溢れています。
やるしかねえ・・・・

社会人になって1週間ですが、もうすでに缶ビール箱で買ってしまいました。
自宅待機基本なので仕方ないよね。


というわけで、今回も研修で学んだことをアウトプットしていきます。


ユーザーファースト

プロダクトを創るうえでも、改善するうえでも大事な観点です。

しかしHRプロダクトにおけるユーザーファーストは少し違うというのが今回のお話です。

比較対象としてECサイトを想定します。

ECサイトにおけるユーザーファーストとはなにか。

これは「多くのものをたくさんの人に届ける」ことだと思います。

例えば、ECサイトを使って、「お目当てのもの」やもしくは「それ以上に興味が惹かれるもの」に出会うことができたら、テンション上がっちゃいますよね。

しかし、HRプロダクト(ここではインターネットの求人サイトを想定しています。)の場合のユーザーファーストは少し違ったものになります。

ただ「多くの求人をたくさんの人に届ける」だけではないのです。

例えば、たくさんの求人をたくさんのユーザー(求職者の人)に届けてもそれで終わりではありません。

企業の人が選考を行い、ある一定数のひとのみ合格をもらいます。
この人は「このサイトを使ってよかったな」となるでしょう。

ここで不合格だった人はどうでしょうか。
もしかしたらこのサイトのことを「応募はできるけど合格できないサイト」なんて悪態をついてしまうかもしれません。

ここで伝えたいことは、HRという領域においてとにかくやたらと応募数だけを増やしてもユーザーは満足しないということです。

もちろん選考があるのは仕方のないことです。
しかし、事前にユーザーにマッチする求人がわかっていれば、そのような不快な思いをさせることはなかったのではないでしょうか。

不安を煽って求職を促進させるのでは、真にユーザーに愛されるサービスは作れないと思いました。

HRという領域は転職が多くなればなるほど儲かるビジネスです。

しかし、果たしてそれは真のユーザーファーストと呼べるのでしょうか。


以上のことはわかっていても業務を進めていく上で「応募数」を追うことは重要です。

ユーザーに使われないサービスに求人掲載をしようとは思いません。

それはユーザーにとっても悲しいことです。

なので、「応募数」を追うことは大切にしつつ、「真にユーザーに愛されるサービスとはなにか?」と考え続けることが大事だと思いました。


SezakiN