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【極私的妄想小話】人が産まれた時から持っている権利って何?(人権)

人権:単に人間であるということに基づく普遍的権利であり、「人間の生存にとって欠くことのできない権利および自由」とされる。
「対国家権力」または「革命権」から由来している。
ブルジョア革命(資本主義革命)によって確立された権利であり、「近代憲法の不可欠の原理」とされる。
人権は人が生まれつき持ち、国家権力によっても侵されない基本的な諸権利であり、国際人権法(international human rights law)によって国際的に保障されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本人の感覚

私は、1960年代生まれで現在(2020年代)還暦世代ですが、正直学校で習ったのも、Wiki~に書かれている上記前段の部分までは、なんとなく覚えている程度です。
勿論、もっとしっかり勉強したり、大人になるにつれて「人権の本質」について、歴史や経験から知識を深めたり実感したりしている方もいらっしゃるとは思いますが、結構な割合で私程度の理解で、日常を過ごしている人は多いでは無いでしょうか?

日本の憲法では~
基本的人権について、以下のようなことが書かれています。
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第11条 基本的人権
条文:国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
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現在の日本国憲法は、基本的人権の尊重をその根本原理として、その第3章「国民の権利及び義務」で、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」(憲法11条・97条)として、これを永久に保障していると書き切っています。
つまり、現状の国家体制(国民主権・議会制民主主義)が続く限り、全ての国民には基本的人権が永久の権利として保障されています。
では、どんな権利なのか、具体的に説明する事を日本国民は出来るのでしょうか?

基本的人権とは次のようなもの~

自由権:
保障する対象によって、精神的自由権、人身の自由、経済的自由権がある。
個人の身体がなにものからも、とくに国家権力から自由である。
経済的自由権として~
・職業選択の自由(憲法22条1項)
・財産権(私有財産制)の不可侵(憲法29条)
・居住・移転の自由
・外国移住の自由
・国籍離脱の自由(ともに憲法22条)
などがあり、更に自由主義経済の無制限な放任は社会の腐敗を招くので、この見地から公共の福祉による制限も認められている。

参政権:
国民が政治に参加する権利
・議会議員の選挙権
・被選挙権
・直接民主制的諸権利&請願権
日本国憲法は、国民主権を原理とし、政治のあり方を終極的に決めるものは国民であるとする。
・国会議員・地方公共団体の長&議員の選定
・最高裁判所裁判官の国民審査
・地方公共団体の長&議員などの解職請求権
更に、公務員の選挙は、成年者による普通選挙を保障し且つ、選挙における投票の秘密を保障(憲法15条3項・4項)。

社会権:
生存権=健康で文化的な最低限度の生活を営む権利
・教育を受ける権利=機会均等な教育を受ける権利と義務教育の保障
・勤労の権利=国家は労働の機会提供と同時に義務を負う
ここでよく誤解されるのが「義務教育の保障」で、これは権利であり国民の義務では無いと言う事です。
つまり、「教育を受けたい人の権利」であって、「教育を受けなければいけない義務」では無いんですね。
「義務教育」なんて名前なので、義務を誤解していますが、人が教育を受けたいと言う選択をした時に、国家はその「義務」を果たさなければ活けないと言う、国家の義務なんですね。
*憲法とは、そもそも政府に対する制約・規制なので、
 国民に対すると言うよりも、
 国民から政府に向けた文章なんですね。

基本的人権と法令審査権:
裁判所の法令審査権(憲法81条)
 =国会の多数で基本的人権を侵害する法律を通しても、
  裁判所は違憲として適用を拒否できる

皆さん、知ってました?

ここまではネットをググって、私なりに出来るだけ正確に抜粋引用してみましたが、それでも、試験に出たら満点は難しい感じだったのではないでしょうか?

そうなんです、意外と私達は政府に対して、様々な権限を約束させ、それに反したら「法を守らせる」事で、正す事が出来るんですね。
それは、現行の日本国憲法に定められているからで、民主国家だからなんですね。

世界は、20世紀以降~民主化が広がっています。
さて、民主主義についても、試験に出たら正確に回答できるでしょうか?

民主主義マップ

日本は「欠陥民主主義」?

日本は、とある民主主義ランキング調査で、2014年までは20位「完全な民主主義」に入っていましたが、2015年は23位の「欠陥のある民主主義」にランクダウンしたそうです。

ザックリ言うと、政治に対する民意の反映率が、2015年位を境に低くなったと言う事らしいです。
参考程度ですが、公職選挙法改正で、
2013年
・インターネット選挙運動解禁
・成年被後見人の選挙権回復
・衆議院議員の定数削減
2015年
・参議院選挙区選出議員の定数削減
なんてことがありました。
それ以前からも「議員の定数削減」は、ちょいちょい有った様ですね。

大きな権限を持つ、政府や総理大臣を選んだり・罷免したりするのは、概ね国会議員が行います。
その人数が減ると言う事は、どういう意味があるのでしょうか?
国会議員は、有権者が選挙で選びます。
政府閣僚や総理大臣は、国会議員が選びます。
個人的な見解ですが、有権者全体を分母とした時、政府閣僚や総理大臣を決めるために必要な「その任命に賛同する有権者の数は、実質何名(何票)なのか?」と言う所を測ると、民主度合いが判ると私は考えます。
昭和の頃~金権政治~なる言葉が、国内に広まりました。
有権者も国会議員も、普通の叔父さん叔母さんです。
なかにはお金で、その場の選択が左右される事は、無いとは言えません。
もし、その様な事で政府閣僚や総理大臣になりたい人や組織が動く時、投票する有権者の総数が少ないか、国会議員の総数が少ない事は、コスパが良いととも考えられると思います。
人は、お金以外でも選択が左右されますが、何にしても意向に沿ってもらいたい(選択して欲しい)人数が少ない事は、政府閣僚や総理大臣になりたい人や組織にとっては、都合が良い事に成りますが、有権者にとっては民主度合いが低くなると言う事ですね。

選挙に行くべき理由

日本の総理大臣は、実際何人の有権者が選択すれば、その権限を持てるのか? 多分、国政選挙の投票は、この選択には影響が無くて、与党の総裁選挙での必要人数で且つ。与党の国会議員の人数が大きな影響力を持っていると考えられます。
如何ですか?
民主主義的に、この状況を世界の調査機関は「欠陥のある民主主義」とランク付けしている・・・世界は、日本をその様に見ている、と言う事ですね。

今、人権が奪われようとしているかも?

2022改正案

NEWSでは、少しニュアンスが異なりますが、SNSなどネット上では、陰謀論やフェイクNEWSなどに紛れながらも、政府与党が行おうとしている事を判り易く表現している情報も増えて来ました。

ここで、大切な事が在ります!
現代における情報の受け取り方や認識の仕方は、20世紀までの感覚のままでは、正確に認識できない~自分にとって優位な選択の元情報として誤認識しやすい状況に変化して来たと考えられます。
私の好きな、Dr苫米地がおっしゃるには「現在の第三次世界大戦は認知戦で既に始まっている」として、情報の捉え方について多くの日本人は、世界的に認識力が低下している事を警鐘してます。(MXTV参照;笑)

所で世界は?

世界大戦について多くの人は、「ん?」と言う感覚では無いでしょうか?
昨今の国家間の対立や争いは、ほぼ経済戦争や経済的な植民地支配へ移行しているそうです。
*アフリカは多くの国が、植民地支配から独立していますが、元支配国と独立の条件として、経済的な条約を結び、実質的には支配搾取が続き発展できない状況に在り、元支配国は搾取する事で自国の税率を下げたり、選挙資金として活用しているらしい・・・。

また、カナダ・オーストラリアなど、欧米諸国では既に、政府が緊急事態宣言などを使って、人権を弱めて政府権限を高め、その圧政に国民の反発が起こっています。

では、私達に必要な事は何か?

政府や国家に対して、人としての権利を日本人として保つ為には、まず選挙に行く事となりますが、既に民主的選挙では無い感じも有るので、それと同時に、様々な情報の捉え方について身に付ける事が先決と私は考えます。

インテリジェンス・認知力など、場合によっては
・大手メディア
・TV、ラジオ放送
・新聞(Net含む)
・政府広報(地方自治体含む)
が発信する情報に関しても、鵜呑みにせず自分なりにでも、根拠を調べたり・反論情報も調べたり、又は可能な限り、現地・現物・本人に確かめるなど、特に一定期間何度も繰返し見聞きする様な情報については、発信側の意図が含まれていると考えて、その意図を探る事が必用と考えられます。

そもそも、TV・新聞は限られた時間や紙面枠の中で報道している為、全ての客観的事実を私達に伝えられないと言う事も意識する必要が有ると考えます。

もう一つ、頭の隅に置いて欲しい事が、善意なき資本家の存在です。
全ての民間組織や企業は、何らかの資本を元に活動しています。
報道機関やインターネット上でサービスを提供する企業は、広告やスポンサーからの収入で活動している為、その資本家の意向を優先しなければ事業を継続できません。
つまり、ジャーナリズム(報道)言論の自由だけでは、成り立たないことになります。

ここで、更にもう一歩スキルアップに効果的な事として、情報リテラシーや認知力を高めるためには、自分に合った捉え方や理解の仕方を知る事が、必要な能力を実践的な状態にする上で、必要になります。
*参考:生まれ持った機能特性を分類するツール(下記参照)

混沌とする社会・世界情勢の中、地球が新たなパラダイムへとシフトするなどと言われていますが、ここ数年「仮想化・インタネット(5G)・AI」等と言うキーワードが、頻繁に広がっています。
正に、今までの社会システムが変わってしまい、今までの考え方や行動選択が成果を生まなかったり、はたまた予期しない結果になると考えられます。
万が一~政府が全ての国民を守らず、人類選別したり、社会インフラ自体が強制的に切り替えられて、何か日常の営みを誰かに管理制限されてしまう事に成ったら・・・。
それに抗(アラガ)うにしても・それに従うにしても、その変化にスムーズに対応する為には、その変化を早期に認識し対応を選択しなければならなくなると思います。
安心安全で豊かな、継続的な日常を自分を含む子孫にも残す為に、今何を選択する事が求められるのか?
考える時代に、地球規模で在るのかも知れませんね!

最後まで、読んで頂き感謝いたします
有難う御座いました
自分らしさを活かして、今を活かし未来を作りましょう

良き未来へ

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セルフマネージメント・アドバイザー ネイチャー理論マスタコーチ 生まれながらに持つ特性の活かし方を知りたくありませんか? 「似合わない・苦手・好まない」毎日は意欲を失い成果も得られず~満たされない日々が続きます  「自分に合った・元々得意・愉しい」毎日を得る方法をお伝えしています